2024.4.21時点でのテクニカル分析(チャート分析)によって、今後のゴールドの値動きを予想します。
仮想のシナリオをいくつか構築しておくことで、今後のトレード戦略の参考にしようと思います。
監視足(4時間足)チャートをチェック
まずは、監視足である4時間足チャートから見ていくことにします。
パッと見てわかるとおり、キレイな上昇トレンド中です。
ココが押し目、っていうポイントが少なく、ジワジワ上げているので、なかなかエントリーしにくかったです。
ただ、4/15以降は高値が2,400ぐらいで何度も止められていることがわかります。
逆に、下値は切り上げてきているので、アセトラ(アセンディングトライアングル)を形成しています。
セオリーどおりであれば、そろそろショート勢が耐えられなくなって、一気に上昇する可能性が高いですが、その逆もありえますので、今すぐロングエントリーするのはギャンブル的要素が強いです。
焦らずに、どちらかに大きく動いたときに一緒についていくのが一番確実!
日足をチェック
次に、上位足である日足を確認します。
2024.3月以降に急上昇していることがわかります。
エリオット波動をカウントしてみると現在は3波中ですね。
ただ、1波の大きさから考えると、そろそろ3波も終わりそうな感じです。
直近のローソク足に陰線がいくつか出ているのも3波終焉の根拠の一つになりそうですし。
では、4波が来るとしたらどこまで下降するのかを考えてみます。
前提として、上昇の勢いがめちゃめちゃ強いですから、4波が始まったとしてもそこまで下がる可能性は低いのではないかと思います。
波形的に考えても、2波と同じぐらいの軽い押し目を作る程度なのかなぁと。
4波の目的地の候補としては、3波のFR(フィボナッチリトレースメント)38.2%あたり、または上昇の起点から引いているトレンドラインに当たるところかなぁと考えています。
と言っても、このまま3波継続する可能性もありますし、ダラダラ横軸調整するだけかもしれません。
いずれにしても、ショートでエントリーするのは難易度が高いかなぁと思います。
週足をチェック
次は、週足チャートです。
ずっと意識されていた最高値のラインを上抜けていることがわかります。
そのため、壁となるものがないことから急上昇しているのかなぁと思われます。
この上昇をエリオット波動1波と定義するのなら、1波がどこまで伸びるかはわかりませんので、短期的には細かくロングエントリー&利確するのがいいかと思います。
が、いつかは上昇が頭打ちとなって2波になりますので、そのときはうまく3波の流れに乗りたいところです。
ただ、波形的にはある程度2波の期間も長いはずなので、3波スタートは秋以降になるかもしれませんね。
月足をチェック
最後に月足を見ておきます。
これも上昇トレンドですね。
ゴールドはそもそもの商品価値が高いため、ファンダメンタルズ分析的にも長期的に上昇していくことが予想されます。
また、月足でもエリオット波動がカウントできそうですね。
現在は3波中ですね。
とりあえずの3波目標地点は2,500ドルあたりになるかと思われます。
そのため、あと100ドルぐらいの値幅は取れそうですね。
ただ、月足という超長期間での話になりますので、長期ホールドする予定がない私には参考程度に留めておくぐらいになりそうです。
メインシナリオ:上昇目線
4時間足~月足までのチャートを分析してみてわかったことは、すべてのチャートが上昇トレンド中であったことです。
ということは、基本的には買い(ロング)目線の方が勝率が高いことになります。
そのため、「どこで買うか?」を考えていくことにしましょう。
一番理想的な波形は…
現在意識されている上値の水平線を4時間足の実体レベルで確定上抜けすることです。
その後、リターンムーブで再度水平線まで価格を戻してきます。
そして、再度上昇の兆しを見せたところでロングエントリーします。
これが最も勝率が高くて利益が伸びやすい理想的な波形となります。
ただし、現在は上昇の勢いが強いのと、アセトラを作ったことにより再度エネルギーが溜まっていることから、リターンムーブをつけない可能性が高いです。
そのため、分割エントリーとして、上抜け確定したら早めに少額でもロングを撃ち込んでおくと上昇に乗り遅れないかもしれませんね。
ちなみに、上述した理想形でエントリーできた場合、損切りは意識されている水平線を下抜けたらメインシナリオの根拠がなくなることから、水平線の少し下に置くことになります。
また、利確は月足チャートで予想したエリオット3波の目的地である2,500ドルあたりがいいかなぁと思います。
うまくエントリーできれば、リスクリワードが1:5以上ある最高のエントリーポイントになると思いますので、ギャンブル的にはなりますがイチかバチか大きくロットを賭けてみるのも悪くないかもしれません。
サブシナリオ:下降目線
サブシナリオ…つまり、プランBも考えておきます。
日足や週足のチャートでもチラッと触れましたが、ここまで大した調整もなく上昇してきたことを考えると、一度大きめの調整があっても何も不思議ではありません。
ということで、調整が来るものとしてシナリオを考えてみました。
アセトラの波形を崩して、一度下降すると考えます。
下降する場合もある程度エネルギーが溜まっている状態なので、大きく下降することが予想されます。
とはいえ、長期的には上昇が強いことになりますので、意識されているトレンドラインにぶつかったら下降の勢いは削がれるのではないかと思います。
その後、再度上昇してきたときに問題となるのが2,400ドルの水平線です。
ここを上抜けることができれば、メインシナリオに戻ってきて、後は前述したとおりとなります。
ただ、上抜けできないときは、再度下降するか横軸調整が続くことになりますので、しばらくエントリーは見送ることになってしまいます。
いずれにしても、この水平線を上抜けするときが一番のエントリーチャンスになりますので、このラインにアラートをセットしておくことをオススメします。
まとめ
最後に、今まで分析・シナリオ構築した結果をまとめておきます。
時間足 | 分析結果 |
---|---|
監視足(4H) | ・上昇トレンド ・上値は2,400で止められている(水平線) ・下値は切りあがっている ・アセトラ形成中のため、近日中にどちらかに大きく動く |
日足 | ・横軸調整→上昇 ・エリオット3波中だと捉えると、3波が終わりそう ・ただ、4波になったとしてもそこまで下がらないかも |
週足 | ・上昇→横軸調整→上昇 ・超えられなかった最高値を更新したため、強く上昇するか |
月足 | ・上昇トレンド ・エリオット3波中 ・3波の目標地点は2,500ドルあたり |
あと、シナリオ構築について。
パターン | シナリオ詳細 |
---|---|
メインシナリオ(4H) | 水平線を上抜け確定してリターンムーブをつけたらロングエントリー。 ・損切り:水平線の少し下(2,380) ・利確:月足エリオット3波の目標地点(2,500) |
サブシナリオ(4H) | 一度、大きめの調整として下降。 その後、上昇のトレンドラインで下降を止められて再上昇。 水平線を上抜けることができれば、あとはメインシナリオどおり。 抜けない場合は横軸調整or再度下降。 |
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