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【徹底分析】絶好調なカラオケまねきねこ=コシダカHD[2157]

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みなさん、カラオケは好きですか?
黄色い看板でおなじみの「カラオケまねきねこ」、行ったことがある方も多いのではないでしょうか。

実は今、この「まねきねこ」を運営している会社、コシダカホールディングス(証券コード:2157)の株価が、投資家の間で大きな注目を集めているんです。
この記事では、「会社の成績表(業績)」と「株価の未来予想図(チャート)」という2つの視点から、コシダカHDの”今”と”未来”を、株初心者の方にも分かりやすく解説していきます!

1. コシダカHDの「稼ぐ力」はホンモノか?

株を買うということは、その会社の一部を応援(所有)するということ。
友達と事業を始める時、その友達がちゃんと稼ぐ力があるか、借金まみれじゃないか、未来の計画があるか…気になりますよね?

それと全く同じです。
ここでは、コシダカHDがどれだけ頼れるパートナーなのか、「①成績(収益性)」「②家計簿(財務健全性)」「③将来の夢(成長性)」という3つの角度から、会社の健康状態を徹底的にチェックしていきましょう!

①【成績チェック】驚異の回復力!売上・利益が過去最高を記録

会社の成績で一番大事なのは、「しっかり儲かっているか?」ということです。

驚異のV字回復で売上は過去最高へ

コロナ禍でカラオケ業界は本当にタイヘンでした。
コシダカHDの売上も、2021年には約200億円まで落ち込みました。

しかし、ここからの回復がスゴイ!
2022年から、380億円→546億円→633億円と、わずか3年で売上を3倍以上に伸ばしました。
人々がカラオケに戻ってきただけでなく、コシダカHDがそのチャンスをしっかり掴んだ証拠です。

利益は売上の伸びを上回る「ロケット成長」!

もっと驚くべきは「利益」の伸びです。
営業利益(本業での儲け)は、2021年の赤字転落から、22億円→77億円→101億円へと、なんと過去最高を達成!

これは単に売上が増えたから儲かった、という単純な話ではありません。
会社の「儲ける力」そのものがレベルアップしたことを意味します。

会社の利益率を示す「営業利益率」を見てみましょう。
これは、売上のうち何%が本業の利益として残るか、という指標です。2022年は5.8%でしたが、2024年には16.1%にまで急上昇!
これは、客単価の改善や効率的な店舗運営など、経営努力の賜物と言えるでしょう。

資本を上手に使う経営のプロ!「ROE」の高さに注目

少し専門的になりますが、投資家がとても重視する「ROE(自己資本利益率)」という指標があります。
これは「会社が持っている自分のお金(自己資本)を使って、どれだけ上手に利益を生み出したか」を示す、いわば”お金の運用能力”です。

一般的に10%を超えれば優良と言われますが、コシダカHDは3期連続で18%~28%という驚異的な数値を叩き出しています。
これは、株主から預かったお金を非常に効率的に使って、大きなリターンを生み出している「経営のプロ」である証拠です。

②【家計簿チェック】借金を減らし、しっかり貯金も増やす堅実経営

いくら稼いでいても、家計が火の車では心配ですよね。
会社の「家計簿」である財務状況も見てみましょう。

会社の安定性を示す「自己資本比率」が向上中

会社の全財産のうち、返さなくていい自分のお金(純資産)がどれくらいあるかを示すのが「自己資本比率」です。
これが高いほど、会社は安定していると言えます。

コシダカHDはこの比率を、2022年の41%から2024年には49%まで着実に引き上げています。
家計で言えば「財産の約半分が借金ではない純粋な自分のもの」という、非常に安定した状態に向かっていることを意味します。

事業を拡大しながら「借金(有利子負債)」はしっかり返済

普通、会社が大きくなるとき(店舗を増やすなど)は、銀行からお金を借りて借金が増えがちです。

しかしコシダカHDは、店舗を増やして事業を拡大しているにもかかわらず、返済が必要な「有利子負債」を、2022年の約149億円から2024年には約114億円まで減らしています。

これは、本業で稼いだお金(営業キャッシュフロー)が非常に潤沢だからこそできる芸当です。
毎年110億円以上のお金が手元に入ってくるので、新しいお店への投資と借金返済を同時にこなせるのです。まさに「稼ぐ力」があるからこその堅実経営です。

③【将来の夢チェック】未来へのワクワクが止まらない成長戦略

最後に、この会社がどんな未来を描いているのか、その夢を見てみましょう。

明確な目標設定:「2027年に売上1,000億円」を宣言!

「なんとなく頑張ります」ではなく、「4年後に売上を現在の1.5倍以上の1,000億円にします!」という、具体的かつ力強い目標を株主に約束しました。

これは経営陣の強い自信の表れであり、投資家としては「応援しがいがある!」と感じるポイントです。

夢を実現する”秘密兵器”:「E-bo」と「本人音源カラオケ」

ただ店舗を増やすだけではありません。
コシダカHDは、カラオケ体験そのものを変えようとしています。

その中心が、新しいエンタメボックス「E-bo」の全国展開。
そして、その目玉機能が業界初の「本人音源カラオケ」です!

大好きなアーティストの歌声と一緒に、ライブ会場のような臨場感で歌える…。
これは、ただのカラオケではない、新しいエンターテインメントの誕生です。
この新サービスが、新たな顧客を呼び込み、売上目標達成の強力な武器になる可能性があります。

カラオケ好きな私としても、この「E-bo」を早く体験したいなぁと思っていますので、全国展開が楽しみです♪

海外への挑戦も忘れない

国内だけでなく、東南アジアを中心に海外出店も加速させています。
さらに米国への進出も準備中とのことで、日本の「MANEKINEKO」が世界に羽ばたいていくという、大きな夢も描いています。

【第1章まとめ】

このように、コシダカHDの業績や事業内容などをしてみると

  • ①過去最高の成績を叩き出す「稼ぐ力」
  • ②借金を減らしながら安定性を増す「堅実な家計」
  • ③明確な目標と革新的なサービスで描く「未来の夢」

という、三拍子そろった非常に魅力的な会社であることが分かります。
だからこそ、多くの投資家がこの会社の未来に期待を寄せているのです。


2. 今の株価はお買い得?それとも割高?

素晴らしい会社であることは分かりました。
でも、どんなに良い商品でも、高すぎる値段では買いたくないですよね。
株式投資も同じです。
今のコシダカHDの株価は、その価値に対して「お買い得(割安)」なのでしょうか?

これを判断するために、投資家がよく使う2つの「モノサシ」で測ってみましょう。

① 会社の利益力から見る「PER」

PERは14.2倍です。
これは「会社の純利益の何倍の値段で株が買われているか」を示す指標で、低いほど割安とされます。

日本の全上場企業の平均PERがだいたい15倍~16倍程度なので、ほぼ平均的な水準と言えます。
爆発的な成長を遂げている会社としては、過熱感はなく、むしろ妥当な評価を受けている段階と考えられます。

② 会社の資産価値から見る「PBR」

1倍を割ると割安と言われますが、コシダカHDのように高い収益性(ROEが20%超)を持つ会社は、その稼ぐ力自体がブランド価値として評価されるため、PBRは高くなる傾向があります。
ROEの高さを考えれば、このPBRは妥当な範囲内であり、会社の成長性への期待が株価に織り込まれている証拠です。

PBRは3.03倍です。
これは「会社の持っている純資産(解散価値)の何倍の値段か」を示します。

【第2章まとめ】

指標を見る限り、今のコシダカHDの株価は「激安ではないが、将来の成長を考えれば決して割高ではない、妥当な価格帯」と言えるでしょう。

これから本格的な上昇が始まる「初動」を捉えるという意味では、おもしろい水準かもしれません。


3. 配当は普通…だが優待はGood!

① 配当利回りは標準的だが連続増配中

配当利回りは1.85%です。
これは、株価に対して年間でどれくらいの配当金がもらえるかを示します。

日本の平均が2%強なので、これだけ見ると少し物足りないかもしれません。
しかし、コシダカHDは4期連続で配当金を増やしている「連続増配」企業です。
今は利回りが低くても、将来的に会社の成長と共に配当金が増えていけば、買ったときの株価に対する利回り(取得利回り)はどんどん上がっていく可能性があります。

② カラオケ好きにはたまらない株主優待

コシダカHDは、100株以上を保有する株主に対して、全国の「カラオケまねきねこ」などで使える優待券を贈呈しています。
権利確定月は8月末です。

保有する株数に応じて、年間で2,000円~20,000円相当の優待が受けられます。
自分で使うのはもちろん、家族や友人と一緒にカラオケを楽しむきっかけにもなりますね!

【第3章まとめ】

① 配当利回りは、2%程度…だが連続増配中
② 株主優待は、長期保有で利回りup!


4. コシダカHDに潜むリスクは?

どんなに素晴らしい会社でも、リスクはゼロではありません。
投資をする前に、考えられる「もしも」のシナリオも頭に入れておきましょう。

① 景気変動リスク

カラオケや外食は「レジャー産業」です。将来、大きな不景気が訪れると、人々は娯楽費を真っ先に削る傾向があります。そうなると、会社の業績が伸び悩み、株価が下落する可能性があります。

② 競争激化のリスク

カラオケ業界は常に競争に晒されています。
今後、他の企業が画期的な新サービスを打ち出したり、激しい価格競争が始まったりすると、コシダカHDの優位性が揺らぐ可能性も否定できません。

③ 海外事業のリスク

積極的に進めている海外展開は、大きな成長のチャンスであると同時にリスクも伴います。
各国の政治・経済情勢や為替の変動、文化の違いなど、予期せぬ要因で事業が計画通りに進まない可能性もあります。

④ 信用倍率について

信用倍率は1.11倍と、非常に低い水準です。
これは「信用買い(借金して株を買っている人)」と「信用売り(株を借りて売っている人)」の量がほぼ拮抗していることを示します。

買いが多すぎると将来の売り圧力になりますが、この水準であれば需給(株の需要と供給のバランス)は非常に良好で、むしろ株価が上昇し始めると、売り方の買い戻しを巻き込んで、上昇が加速しやすい「踏み上げ相場」になる可能性を秘めています。
これはリスクというより、むしろポジティブな要素と捉えることもできます。

【第4章まとめ】

  • レジャー産業のため、景気に左右される。
  • 競合他社との差別化が必要。
  • 海外事業は成功できるか?

5. テクニカル(株価チャート)分析

私たちは、会社の業績や将来性というファンダメンタルズ分析に加え、他の投資家たちが何を考えているかというテクニカル分析も行う必要があります。

それでは、コシダカHDのチャートを「長期」「中期」「短期」という3つの時間軸で読み解いていきましょう。

【長期チャート】巨大な三角もちあい

まず見ていただきたいのが、2018年から現在までの約6年間にわたる長期のチャートです。

何か気づきませんか?
2018年の高値と、2020年のコロナショック時の安値から引かれた2本の黄色い線。
株価は、まるで巨大な三角形の中で徐々に値動きの幅を狭めているように見えます。

これはテクニカル分析で「三角もちあい(シンメトリカル・トライアングル)」と呼ばれる、非常に重要なチャートパターンです。

これは、株を「買いたい」という力と「売りたい」という力が拮抗し、互いに譲らない”綱引き状態”が続いていることを意味します。
値動きが小さくなるにつれて、そのエネルギーは内側へ内側へと、まるでバネが縮むように凝縮されていきます。

重要なのは、このもちあいが約6年間という非常に長い期間にわたって形成されていること。これは、とてつもなく巨大なエネルギーが溜め込まれていることを示唆しています。

ただ、どんなもちあいにも必ず終わりが来ます。
三角形の先端に近づくほど、株価は上下どちらかに大きく放たれる「ブレイクアウト」という現象を起こす確率が飛躍的に高まります。

【中期チャート】天井と床の攻防戦

次に、その三角形の中での戦いをもう少し詳しく見てみましょう。

上の黄色い線(上値抵抗線/レジスタンスライン)は、株価が上昇しようとするのを阻む「天井」のような役割を果たしてきました。

一方で、下の黄色い線(下値支持線/サポートライン)は、株価が下落した際にしっかりと支える「床」として機能しています。

株価は、この天井と床の間で、まるで次のステージへ進むための扉を何度もノックするように、エネルギーを溜めながら機会をうかがっていたのです。

【短期チャート】ついに放たれた「ブレイクアウト」

そして、ついにその瞬間が訪れます。直近の短期チャートをご覧ください。これが今回の分析のクライマックスです。

2025年7月10日。
好調な決算発表を合図に、株価は大きな陽線(緑の棒)を描き、約6年間もの長きにわたって株価を抑えつけてきた「天井(上値抵抗線)」を明確に突き破りました。

これが、先ほどからお話ししている「ブレイクアウト」です。
溜まりに溜まったエネルギーが、ついに上方向へ解放されたことを示す、非常に力強い買いのサインです。

チャートに表示されている青い線「200日移動平均線」にも注目してください。
これは過去200日間の株価の平均値で、多くの投資家がトレンドの方向性を判断するために使います。

この青い線は緩やかに上を向いており、株価はその遥か上を推移しています。
これは、コシダカHDが安定した上昇気流に乗っていることを示しており、今回のブレイクアウトが単なる一時的な上昇ではなく、本格的なトレンド転換である可能性を力強く後押ししています。

ただ、まだ安心はできません。
一時的にブレイクアウトしても、すぐに元の三角の範囲内に戻ってきてしまう場合もあります。
そのため、数日株価の様子を確認して、下がらないと判断できれば「買い」を選択する方がベターです。

【第5章まとめ】

①長期でエネルギーを溜め込み
②中期で何度も上値を試し
③短期でついに壁を突破したか?


【総まとめ】コシダカHDは”買い”か?未来を拓く3つの強みと投資判断の核心

コシダカホールディングス(2157)の現状を多角的に分析した結果、今後の株価に対して非常にポジティブな未来が描ける可能性が見えてきました。
その核心となる「3つの強み」と、投資家としての向き合い方を以下に要約します。

未来を拓く「3つの強み」

  1. 圧倒的な「稼ぐ力」:コロナ禍を乗り越え、売上・利益は過去最高を記録。
    特に営業利益、営業利益率も劇的に改善しました。
    ROE(自己資本利益率)も20%超という高い水準を維持しており、同社が極めて収益性の高い企業へ変貌を遂げたことを示しています。
  2. 明確な「成長ストーリー」:「2027年に売上1,000億円」という野心的な目標を掲げ、その実現の切り札として業界初の「本人音源カラオケ」をリリース。
    この革新的なサービスは、カラオケ体験の価値を向上させ、新たな顧客層を惹きつける強力な武器となる可能性を秘めています。
    この明確な未来像は、投資家にとって大きな魅力です。
  3. チャートが示す「爆発のサイン」:株価チャートは、約6年間という長期にわたる「三角もちあい」のエネルギーを溜め込んだ末、好決算を起爆剤に上値抵抗線を明確に突破する「ブレイクアウト」を達成か。

投資家としての向き合い方

これらの強みを踏まえ、今の株価は「激安ではないが、将来の成長性を鑑みれば十分に魅力的な水準」と判断できます。
過熱感のないPER(14.2倍)は、本格的な上昇の初動局面である可能性を示唆しています。

また、コシダカHDは「株主優待」と「連続増配」という株主還元にも積極的です。
短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、優待や配当を楽しみながら会社の成長を応援するという「長期保有」スタイルにも適した銘柄と言えるでしょう。

もちろん、景気後退や競争激化といったリスクも存在します。
しかし、それらを考慮してもなお、「好調な業績」「明確な成長戦略」「ポジティブなチャート形状」という三要素が完璧なタイミングで揃った現状は、投資対象として非常に興味深いと言わざるを得ません。

結論として、コシダカHDは、強力なファンダメンタルズを背景に、テクニカル的にも新しいステージへの扉を開いた局面にあると考えられます。
今後の展開から目が離せない、注目の銘柄であることは間違いないでしょう。

【免責事項】
本稿は情報提供を目的とするものであり、投資勧誘を意図したものではありません。投資の最終判断はご自身の責任において行ってください。

参考文献

◆コシダカホールディングス株式会社(IRのページ)
https://www.koshidakaholdings.co.jp/ja/ir.html

・2025年8月期 第3四半期 決算短信.pdf
・2025年8月期 第3四半期 決算補足資料.pdf

◆バフェット・コード(2157 コシダカHDのページ)
https://www.buffett-code.com/company/2157/

◆TradingView(無料で使える高機能チャート分析ツール)
https://jp.tradingview.com/?aff_id=127967