2024.6.9 AUDUSD(豪ドル/米ドル)のトレードシナリオを立てた後、実際に小ロットでエントリーしていました。
ただ、1カ月後、予想に反して逆行してしまったので、現在損失拡大中です…。
相場から「もうこれ以上下げられないよぉ><」というサインが送られていたにもかかわらず、「いやいや、もう少しぐらいは利益獲れるでしょ♪」と高を括っていた自分がまちがえていました。
相場にゼッタイはない、ということを忘れなければ、自分のシナリオと違う値動きになった場合は、その流れを感じて逃げることが必要だったのです。
それをせずに、ボーッと突っ立っていたのですから、やられても仕方がなかったのかもしれません。
前置きが長くなりましたが、今回の負けトレードについて記録を残しておくことにします。
せっかく負けたのに、何の学習にも生かせなかったとあれば、ホントにムダ銭になってしまいますからね。
- お祈りトレードではいつか大きく負けて退場する
- トレード前に立てたシナリオどおりに動いていないときは逃げる
- 損切りできない人はFXでは勝てない
今回のトレード内容
今回の負けトレードとなった通貨ペアは、AUDUSD(豪ドル/米ドル)です。
リスクリワードは1:8ぐらいを狙えるポイントで、エントリーポイントだけを見れば悪くなかったのかなぁと思います。
そして、一番重要なエントリー根拠についてですが、これはチャートを見ながら説明した方がわかりやすいので、日足チャートから見ていきます。
環境認識
上の画像は、AUDUSDの日足チャートです。
見てわかるとおり、大きな下降が続いています。(下降トレンド中)
下降トレンドということは、基本的にはショート目線…つまりどこで売るかを考えるのが小本柱の基本です。
では、どこで売ればリスクリワードが高いのか?
あるいは、勝率を重視するならどのような波形になるのが理想的か?
と考えたとき、勝率とリスクリワードが両方とも高いポイントは、下降トレンドの上限トレンドラインに近くて、三尊orダブルトップなどのチャートパターンが出たときが理想的です。
そのため、実際にその場面が表れたため、「ヨシ!これはほぼ勝ち確でしょ♪」ってことで、ショートエントリーをしました。
エントリー根拠
で、実際にエントリーしたポイントを4時間足チャートで見てみます。
日足チャートでは0.3lotを1回でエントリーしたように表示させていますが、実際は3回に刻んで小ロットエントリーしています。
ちなみに、分割エントリーした理由は、単純にエントリーポイントがつかみにくかったというのと、0.1lotずつ分割してエントリーすれば多少エントリーポイントがズレてしまってもカバーできるでしょ、という甘い判断があったからです。
今回は、その甘さが裏目に出ました。
1度目のエントリーポイントは、ダブルトップをつけて上昇がストップし、そこから直高値を超えられないまま下降してきたあたりです。
今冷静にチャートを見てみると、直前の下降に対してその戻しが強かったことをもう少し考慮すべきでした。
そう考えていれば、ダブルボトムのチャートパターンも下降を否定する根拠になりますし、ここから下降するにはちょっと無理があるなぁと思えたかもしれません。
そして、この1度目のショートエントリーをしなければ、2回目のピラミッティングをすることはありませんでした。
まぁ、どちらにしてもこのショート2のエントリーは自分でもテキトーすぎてひどいエントリーだったと反省すべきものです。
だって、全くといっていいほど、ココで追加のショートエントリーをする根拠がないですから。
ピラミッティングするなら、ダブルトップや三尊などのチャートパターンが出現したときや、安値更新をしたタイミングでやるべきでしたね。
最後、3度目のエントリーポイントですが、ここは一番エントリーの根拠があるところでしたので、逆行して急上昇したときはめちゃめちゃショックでした。
ショートした根拠は、急下降した値動きで直近の安値を更新したこと、急下降する前に三尊のチャートパターンが出現したこと、大きな下降の後トレンドでの戻りを見せたこと、4時間足での200SMAに反応して上ヒゲの長い陰線が出現したこと、の4点がありました。
ここまでの条件が揃えば、通常ショートエントリーすれば高確率で下降するだろうと思い、自信をもってショートエントリーしました。
その後に急上昇して大きな含み損を抱えたことで、心が折れてチャート分析する気力がなくなったことを覚えています。
このポイントでなぜ下がらなかったのかは今でもわかりませんが、相場にゼッタイはないのでしょうがないかなぁと思います。
とにかく、このショート3連打を抱え込んだまま、利確or損切りすることができずにズルズルと保有していました。
なぜ保有していたかって?
答えは簡単です。
エントリーしたときに、利確ポイントはチャート画面下にある赤いトレンドラインまでと決めていました。
そのため、「最低でもトレンドラインの価格付近までは下がってくるだろう」という淡い期待をしていたので、なかなか価格が下がらなくても辛抱強く待ってしまったのです。
だって、シナリオどおりに下がればかなりリスクリワードの良いトレードができたわけですから。
ただ、この「待つ」という行為が今回はさらに裏目に出てしまったようです。
結果…
結果は、続きのチャートのとおり。
意識されているトレンドラインや直近高値ラインである水平線を上抜けしてしまいました。
この時点で、私が当初シナリオを立てていた損切りラインを超えてしまったので、この3つのポジションを損切りすることになります。
ただ、ストップロス注文を入れておけばよかったのですが、注文し忘れていたためズルズルと損失を膨らせたままポジションを保有してしまっている状態です。
ホントはサッサと手じまいさせたいところですが、ここでも自分の弱い部分である「損したくない」という気持ちが損切りすることを拒んでしまっています。
ここまで一気に上昇したのだから、調整のリターンムーブが来るだろう…それを待ってから損切りしても遅くない。むしろその方が損失が少なくて済むからいいんじゃないか、と。
そのような甘い考えだとダメってことはわかっているのですが、損切りはホントに精神的に決断するのが難しいです。
やっぱり機械的に損切りするようにロスカット注文は入れておくべきですね。
オマケ:今後のシナリオ
正直なところ、損切りできずにズルズルと保有しているような通貨ペアで再度エントリーするのは気が重いのですが、現在の流れがトレンド転換点だとすれば、今後は逆にロングエントリーすれば勝てるのでは?と思います。
このシナリオの根拠が崩れるときは、水平線を下抜けるかトレンドラインを下抜けるかの2つになります。
となると、このラインに引き付けてからロングエントリーすれば、少しのリスクで大きなリターンを狙えることになります。
負けた金額分も取り返せる可能性が高いですし、掛けてみるのもアリかもしれません。
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