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2024.2.19 NZD/JPY(NZドル/円)の見通し・エントリーポイント

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NZドル/円(NZD/JPY)の現在までの値動きを分析し、今後の値動きを予想していきます。
いくつかのシナリオを立てておくことで自信をもってエントリーできますし、逆にエントリーを見送ることができて負けを防ぐこともできます。

今回はNZドル円の4時間足チャートがいい感じにエントリーできそうなカタチになっていたので、エントリーする根拠やタイミング、損切り・利確などを分析してみようと思います。

NZドル/円(NZDJPY)のチャート分析

チャート分析を始めるには、基本的に長期足(月足→週足→日足)から始めていく方が方向性(トレンド)がわかりやすいです。
これを「環境認識」とか「MTF(マルチタイムフレーム)分析」と言ったりします。

例えば、短期的に下降していても、長期的には上昇トレンドが形成されていれば、ショート(売り)は逆張りになりますので、大きなリターンを狙うのは確率的に難しいということがわかります。

NZDJPY 月足:大きく上下に動くもレンジ相場

まず、NZDJPYの月足チャートから見ていきましょう。

2005年からずーっとレンジです。

ただ安値は切りあがっているので、円に比べてNZドルの方がやや強い感じです。

また、ココがポイントですが、前回の最高値は2015年1月ごろに94円を付けましたが、現在はその価格を目指して上昇しています。
そのため、この辺りまで価格がきたら、一度反発されて下降するのではないかと考えます。

月足や週足の水平線は、トレーダーのみんなが見ているので、かなり意識される強い根拠となります。

NZDJPY 週足:上昇トレンド継続中

次は、NZDJPYの週足チャートです。

誰がどう見ても上昇トレンドですね。

ほとんど押し目らしい押し目がなく、なかなかエントリーするタイミングがつかみにくい印象です。

まぁ上昇しているので、基本的にはロング目線で「どこで買うか」を考えてみましょう。

NZDJPY 日足:

次は、NZDJPYの日足チャートです。

週足チャートと同じで、ずーっと上昇トレンドです。

チャートを眺めていると、上昇が規則的になっているようなので、最高値をラインで結んでみました。
そうすると、チャネルのような感じになります。
ということは、ピンクのトレンドラインが効くのであれば、ラインにぶつかった後に一度下降することも考えられます。
ただ、全体的には強い上昇トレンドが継続しているので、ショートは逆張りになるためタイミングが難しいですね。

また、直近高値に注目してみると、現在値はその高値を上抜けして、押し目を作るようにリターンムーブしています。
これを見る限りでは、この後上昇していくようなカタチになりましたので、短期的には上昇する確率が高いと思います。

<NZDJPY>チャート分析まとめ
  • 上昇トレンドが続いている(ロング目線)
  • 日足ではチャネル(レンジ)のような動きのため、一度反発され下降するかも…
  • 直近の高値は上抜けたので、さらに上昇する可能性が高い

NZDJPYのエントリーポイント

エントリーするには、自分の中でいくつかのシナリオを考えておき、そのとおりの値動きになったらエントリーしようと心がけています。
その方が自信をもってポジションを保有できますので、動揺してヘンなところで損切りや利確をしなくて済みます。

シナリオはすべて4時間足チャートで行います。
つまり、やや中長期(スイングトレード)目線でのトレードとなります。

シナリオ1:高確率で上昇する現時点の上昇を狙う

まず最初に考えたことは、現時点での上昇に乗っかっていくプランです。

日足で分析したとおり、4時間足で意識されていた水平線(ピンクの点線)を抜けて上昇していますので、この後高確率で上昇していく可能性が高いです。
そのため、ブレイクエントリーというカタチでロングを狙います。

ただ、ピンクのトレンドラインで値動きが止まって下降していく可能性もありますので、とりあえずの利確ポイントはラインまでとします。

ちなみに、このパターンでの損切り・利確・リスクリワードは↓のとおり

  • 損切:直近高値の少し下(91.7円)
  • 利確:ピンクのトレンドライン(92.4円)
  • リスクリワード:1:1

リスクリワードはあまりよくありませんが、勝率は高いので、利確を欲張らなければ勝つ可能性は高いのではないかと思います。

シナリオ2:ロングホールドで利益を伸ばす

途中まではシナリオ1ですが、ピンクのトレンドラインで下がらずに上抜けした想定です。

これを見越して、ラインでもみ合うことを想定しつつロングをホールドし続けます。
想定どおりに上抜けしてくれると、その後は邪魔な壁がありませんのでスムーズに上昇していくのかなぁと思います。

上昇していく根拠としては、現在の値動きをエリオット波動3波と考えると、1波分は伸びると考えられます。
1波の大きさを3波の起点から計ってみると、ちょうど月足で意識されている紫の水平線までとなります。
ということは、ピンクのトレンドラインでの攻防があると思いますが、これを上抜けたらかなりの確率で紫まではいくでしょう。

正直なところ、ラインで反発されるか上抜けするかはわかりませんので、勝率を重視するならばオススメしません。
が、ライン上での値動きをみて、上昇していきそうであればそのまま保有しておくのもありかもしれません。
たとえば、ジワジワ上げならホールド、ダブルトップが出たら利確など、臨機応変に対応できればいいですね。

  • 損切:直近高値の少し下(91.7円)
  • 利確:月足(紫)のトレンドライン(93.6円)
  • リスクリワード:1:4.7

シナリオ3:現在値から一度下がってから上昇

次は、現在値から一度下降してくることを想定したシナリオ。

現在値からの上昇だけを考えておくのでは、いざ下降してきたときにオロオロしてしまいますので、下がることも想定しておく必要があります。

下がるとしたらどこまで下がるか?
と考えると、真っ先に思いつくのは直近でも意識されている4時間足での水平線(点線ライン)でしょう。
ココを下抜けてしまうと、上昇するのはもうしばらく先になるかもしれませんので損切りするしかないです。

逆に、このラインまで下がってきてくれるとかなりオイシイです。
チャートパターンとしてダブルボトムのカタチになるので、さらに上昇する可能性が高まりますし、損切りラインが小さくなりますのでリスクリワードがめっちゃ良くなります♪

海外FXを使っている人なら、高ロットの一撃ハイレバで賭けに出てみるのもアリかもしれません。
高確率で勝てて、かなりの爆益を狙えそうですね。

エントリーポイントは、水平線(ピンクの点線)です。
ただ、点線ラインまで下がってきたらすぐにエントリーするのではなく、反発して上昇するのを確認してからエントリーすると勝率が高くなります。

また、損切りと利確は↓のとおり。
利確は、ピンクと紫の2つのラインが目標です。スイングトレードできる人は紫を目指すといいかもしれませんが、勝率重視ならピンクが無難ですね。

  • 損切:水平線(ピンクの点線)の少し下(90.9円)
  • 利確:① ピンクのライン(92.4円)
       ② 紫のライン(93.6円)
  • リスクリワード:① 1:3 ② 1:6

結果…へたくそトレードをさらす

まだエントリーしていないので、エントリー&利確(損切り)した後、トレード日記代わりに結果を発表します。

2024.2.19 早朝の相場がスタートした時間帯でロングエントリーしました。

エントリー根拠は「短期足で見ると少し下がった後に、急激に戻ってきた値動きを見た感じで、上昇の勢いが強いかな」と思ったから。
なんか、単純に感覚だけでロングエントリーしただけ、って感じです。

ただ、様々なシナリオを考えておいたことで、「今から下がっても限定的だろうし、下がったら下がったときに根拠次第ではホールド&追加エントリーもできるかぁ」っていう考えがあったことで、勉強がてら小ロットでエントリーしてみることにしました。

しかし、結果的に中途半端で良くないトレードに終わってしまいました。
なぜなら、小ロットで負けてもほとんど痛みを感じないレベルだったため、その後の値動きをあまり気にすることもなく、あまりチャートを見ていませんでした。
その割に、たまたまチャートを見てた時に下がっていってたので、狼狽して利確してしまいました。

どうせ痛みを感じないロットならば、自分の予定していた利確ポイント…今回だと一番上の紫ラインまで値動きが来るのを待てばよかったですし、追加エントリー(ピラミッティング)を考えていたのなら、ピンクのラインまで戻ってきたときに大きめに賭ければよかったと思います。

ただ、今回のトレードでいろいろと自分の下手さがわかったことだけでもいい勉強になりました。
まだまだ大きくロットを張れるレベルではないですね。

もっとトレード回数をこなして、トレードに慣れていくしかないかなぁと思います。

今回の分析に使用したツールは「TradingView(トレーディングビュー)」というチャート分析サイトです。
インストールなどは必要なく、だれでも無料で使うことができます。
また、為替だけでなく、株価や先物などの商品でも使え、スマホとPCの連携もリアルタイムにできるため、とっても便利です。
まだ使ったことがない人は試してみてください。