USDMXNが典型的な下降トレンドに入っていたのでショートエントリーしてみました。
十分なチャート分析をしないままエントリーしてしまったのですが、運よく利益が出ている状態です。
まだ利確はしていないので、今後のシナリオと利確ポイントを分析してみます。
本記事は、私のFXトレード日記を主な目的としています。
当然ですが、この記事どおりの値動きになるわけではありませんので、エントリーは各自のご判断でお願いします。
エントリー根拠は「エリオット波動&水平線」
まず、2024.3.28時点でのUSDMXNの1時間足チャートをご覧ください。
このチャートだけで考えられることはいくつかありました。
まず、下降トレンドであることです。
これは基本中の基本ですね。
値動きがどちらの方向に動いているのか、あるいは停滞しているのかが判断できなければエントリーするのが難しいです。
今回は波形を見ると、下降→上昇→下降→弱い上昇→再度下降…となっていますので、下降トレンドだと判断できます。
また、移動平均線が右肩下がりになっているのでわかりやすいですね。
次に、チャート中央にある三尊天井の形をつけている上昇をエリオット波動として捉えると、この山で5波が終了していることがわかります。
その後、この下降を次のエリオット波動1波として見ると、次の山が2波、そして現在は下降3波と考えることができます。
エリオット波動は1波の長さ分以上に3波が伸びると定義されています(絶対ではない)ので、理論上ではもう少し下降が続くのではないかと考えられます。
最後に、何度も下降を止められている価格帯(ライン)があることがわかります。
水平線を引いてみるとわかりやすいですが、このラインで何度も反発されていました。
が、今回はその意識されている重要なラインを下抜けました。
そして、再度上昇を試すも、今度はこのライン上で上昇を阻まれています。
ということは、この地点から再度下降していく可能性は非常に高いと思われます。
以上3つの点から、ショートエントリーをしてみました。
- 下降トレンド
- 下降エリオット波動3波中
- 意識されている重要な水平線を下抜け→リターンムーブした
次に、環境認識と今後のシナリオを考えてみます。
環境認識:いい感じの下降トレンド
環境認識として、上位足のチャートを分析しておきましょう。
上の画像はUSDMXNの4時間足チャートです。
画面中央から強めの下降がスタートしています。
そして、下降の半値まで価格を戻した後、再度下降していることがわかります。
この形はお馴染みのエリオット波動さんですね。
最初の強い下降を1波と考えると、その後のリバウンドが2波、そして現在3波中であることがわかります。
先ほどの1時間足チャートでもエリオットを数えていましたが、こちらの4時間足チャートの方が形がキレイですね。
また、チャートの左側にある最後の押し安値であるラインもハッキリと下抜けていますし、3波が作られやすい状況になっています。
最後に日足チャートをかる~くチェックしておきます。
見てのとおり下降トレンドですね。
それも結構強めの下降です。
画面中央で上昇がありましたが、その上昇も前回高値を超えることなく下降していますので、トレンド転換されることはありませんでした。
つまり、下降トレンドが弱まってきたような波形にも見えますが、長期的にも下降トレンドが継続しているため、明確なトレンド転換が起きるまではショート目線の方が勝率が高いことになります。
- 4H足チャート:キレイな波形の下降エリオットが発生→3波中
- 日足チャート:下降トレンド継続中
今後のシナリオ
今後のシナリオを4時間足チャートを使って考えてみます。
ちなみに、エントリー後の値動きですが、大きく下降した後に強めの戻り(リバウンド)がありました。
ただ、そこから再度下降している最中です。
4時間足チャートを使って、今後のシナリオを考えてみます。
シナリオ1:下降トレンド継続
基本的には、今のトレンドが継続すると考えて、順張り(ショート目線)での値動きを想定します。
前述しましたが、現在の値動きをエリオット波動に当てはめて考えてみると、現在3波継続中と考えられます。
ということは、3波は1波の値幅分以上に伸びることが多いので、短期的にはもう少しショート継続して利益を伸ばすことができると考えられます。
(わかりやすいように、1波の値幅分にラインを引いて、それを3波の起点からコピーしてみると、まだすこし下降の余地があることがわかります。)
まぁ長期足でも下降トレンドだし、ショートであればスワップポイントも結構貯まるので、焦って利確することもないかなぁと思って保有しています。
が、3波の目標地点まで下降すれば、いったんリバウンドの上昇がある可能性が高いので、長期保有前提でなければこのあたりで利確するのがいいかもしれません。
ただ、長期的にはまだまだ下がる可能性も十分にありますので、低ロットで長く保有できる人はできるだけ利益を伸ばすのもアリですね。(スプレッドが広い通貨ペアですし…)
- 損切り:水平線を上抜けたあたり(16.7)
- 利確:エリオット波動3波が伸びきるところ(16.5) or それ以上…
シナリオ2:トレンド反転
低確率ですが、今からトレンド転換が起こって上昇してくるパターンも想定しておきます。
現在値あたりは、ちょうど逆V字(山)の形になっています。
ということは、ダブルボトムとしてみるトレーダーがロングを狙ってくる可能性もあります。
そのため、値動き次第ですが、前回安値を下抜けていかないような挙動を見せた場合は反転する可能性を考慮して早めに利確するのも戦略の一つです。
ただ、長期ホルダーの人であれば多少の戻りは想定内でしょうから放置でOKだと思います。
トレンド転換するかどうかの見極めは難しいので、長期保有しないのであれば4月の第1週の値動きを見て下降する勢いが弱いと判断できれば早めに利確する方がいいかもしれません。
どのような値動きをするのかは誰にも予想できませんが、楽観シナリオだけでなく悲観シナリオを想定しておくことで狼狽しなくなります。
結果報告
2024.4月の第1週の値動きをみて、ポジション保有するか利確するかを決定します。利確したら、結果をココに追記します。
2024.4.7 追記。
エントリーしてすぐに急降下するも、大きめの逆行を食らってしまいました。
最初の急降下でスーッと伸びたあたりで「もう利確しちゃおうかなぁ」って一瞬思いましたが、最初に決めた利確ポイントまでまだあったので、様子をみることにしました。
これが良い判断だったのかどうかはわかりませんが、その後急激に上昇してきてしまい、ほぼ建値まで戻ってきちゃいました。
しかし、下目線は変わりなかったので、再度落ちてくれるのを待っていました。
そうすると、予想どおり再度下降を始めてくれて、直近の安値まで下がってくれました。
しかし、下降のスピードが緩やかになったように感じたので「とりあえず利確しとくか」と思って、当初の目標には届きませんが利確することに。
この判断は結果的に良かったようで、その後急激な上昇をしてしまいました。
利確していなかったら狼狽して損切りしていたかもしれません。
しかし、その後はまたまた徐々に下降していき、私が目標としていた利確地点まで下がっていくことになりました。
やっぱり保有しておけばよかったかなぁと思ったりもしましたが、途中の急上昇に巻き込まれたときの心境を考えると、手放しておいてよかったのかもしれません。
ていうか、自分のエントリー根拠に自信があれば、急上昇した後の値動きをみて再度ショートエントリーすることもできたかもしれません。
ただ、エントリーしてからわかったことがありました。
「スプレッド広すぎッ‼」
ということで、しばらくUSDMXNの通貨ペアはやめようかなぁと思います。
やるとしてもスイングトレード(1カ月単位)でのトレードとかがいいのかもしれません。
スワップもつきますし♪
1,000円から始められる超人気FX口座をご紹介
日本の業者より低資金で安定的にトレードでき、多数のプロトレーダーも愛用している安心の大手業者であるXMがホントにオススメ!
↓のサイトから登録すれば、他のトレーダーではもらえないキャッシュバッグがずっと貰えます♪