2023.6.15 ラクマから衝撃的なニュースが発表されました!
みんなが一番敏感に反応せざるを得ない「手数料の改定」のお知らせです。
とりあえず、ラクマ公式サイトのリンクを載せておきますので、正確な情報は↓よりご確認ください。
※ラクマお知らせブログ「【重要】販売手数料を改訂いたします」
読むのがメンドーな人のためにザックリとポイントだけ解説します。
今回の手数料改定まとめ
簡単な話です。
大半の人にとっては販売手数料が6.6%→10%に値上げされる、ということです。
ただし、条件を満たせば、10%かかるところが最大4.5%まで下げることができます。
手数料が下がる条件は↓のとおり。
販売手数料 | 合計販売回数 かつ 合計販売金額 |
---|---|
10% | - |
9% | 4回以上 かつ ¥5,000以上 |
8% | 6回以上 かつ ¥10,000以上 |
7% | 8回以上 かつ ¥30,000以上 |
6% | 10回以上 かつ ¥50,000以上 |
4.5% | 10回以上 かつ ¥100,000以上 |
また、手数料は毎月見直され、前月26日~当月25日の1カ月間でどれだけ売ったかどうかで来月の手数料が確定される、というしくみです。
※ラクマ公式「販売手数料が変動する仕組み」より
個人的には、楽天さんの言いたいことがストレートに伝わってくる改定だと思います。
要するに…
- 「今ウチには余裕がないので、ちょっと手数料上げさせてもらいます。」
- 「ただ、楽天に貢献してくれる(いっぱい手数料を払ってくれる)ユーザーには手厚いサービスをさせていただきます。」
こういうことです。
まぁ通常の商売でも同じだと思います。
自分にとってメリットがある人や良くしてくれる人には、こちらも何か協力したい・お返ししたいって思いますよね。
楽天は、今まで新規顧客を増やすことに注力していました。
これからは、より楽天サービスを利用している楽天経済圏の住人に注力しようとしているのでしょう。
主要フリマサイトの手数料を比較
今回の改定で、主要フリマサイトの手数料がどのようになっているのか、改めて状況を確認しておきましょう。
フリマサイト | 販売手数料 |
---|---|
メルカリ | 10% |
ラクマ | 原則10%(4.5%~10%) |
paypayフリマ | 5% |
ヤフオク | 10% |
メルカリ・ラクマ・ヤフオクが三つ巴で10%になりました。
こうなるとpaypayフリマの5%という安さが際立ってきますね♪
ただ、ラクマが値上げに踏み切ったことで、paypayフリマも追随して値上げしてくるかもしれませんね。
ここからはメルカリを5年以上やっている私が、ライトユーザーとヘビーユーザーの対策方法をお話していきます。
ライトユーザーの立ち回り
ときどき家にある不用品を売っているぐらいの人であれば、ラクマで4.5%を達成することは不可能に近いです。
そもそも、現在のラクマは他のプラットフォーム(メルカリなど)と比べて売れる確率が低いです。
今後、楽天市場で販売するときにラクマで出品しているものをサクッと買えるようなシステムになれば売れる確率が上がるとは思いますが、現状の流れでは厳しいでしょう。
ちなみに、ヤフオクでは「paypayフリマに出品しているものがそのまま買える」というシステムになっていますので、楽天市場⇔ラクマの連携ができるようになるかもしれませんね。
ということで、今後のラクマの動向には興味があるところですが、現状では「ラクマのみ」で販売しているのであれば、メルカリに乗り換える方がいいでしょう。
その方が確実に売れやすいし稼げます。
また、メルカリやヤフオクと併用販売している人であれば、そのままラクマを使い続けるのは悪くない選択肢です。
ただ、ラクマには販売した売上金の有効期限がありますので、たまにしか売れないような人は余計な手数料がかかってしまう点にも注意が必要です。
その点からすると、あまり頻繁に出品しない人はプラットフォームを一つにまとめておく方が出金手数料のことを考えると効率的です。(管理もラクですし)
ラクマに見切りをつけるのもアリ。
ラクマだけで出品してる人はメルカリにも出品してみる。(推奨)
ヘビーユーザーの立ち回り
ガッツリせどりをしている人や専業の人は手数料4.5%が十分狙えると思います。
繰り返しになりますが、手数料4.5%になる条件は↓のとおり。
- 1カ月に、10回以上の取引回数
- 1カ月に、合計金額10万円以上の販売金額
この2つの条件をサクッと達成する方法がありますのでご紹介します。
10回以上の取引回数をクリアする方法
①の条件を達成するのにはちょっとしたコツがあります。
個人的には、ラクマはメルカリより売れにくいので取引回数をクリアするのは難しいなぁ考えていました。
そこで、10回以上の取引回数という条件をクリアするにはどうすればいいかを考えてみました。
それは、単価の低いものを扱ったり、食品や日用品などの消耗品を売ればいいことに気が付きました。
そのような商品はライバルも多いですが、基本的に適正な価格であれば比較的簡単に売れてくれます。
そのため、金額的には10万円を超えているけど、販売回数が足りないという人は、薄利多売でもとりあえず何でも売っておくという手が有効化もしれません。
合計販売金額10万円以上をクリアする方法
次に、②の合計金額10万円以上という条件についてです。
よくTwitterなどで「月利10万円達成♪」なんて書かれていたりしますが、それは販売金額ではありません。
月利=販売金額-仕入金額-手数料・送料等
ですので、販売金額とは売上金、月利とは利益になります。
よって、売上金で10万円を狙うのは比較的イージーです。
極端な話、iphoneやipadを月に1~2個売れば達成です。
そのため、自分のメインとなるものが安価なものが多い場合は、高単価・人気・ずっと需要があるものをちょっと安く仕入れて、利益なくてもいいぐらいの価格で売れば販売金額10万円はカンタンに達成可能です。
結論:ラクマは使った方がトク
先ほどの解説で、手数料4.5%を達成するのは比較的カンタンだということをご理解いただけたと思います。
そのため、今ラクマを使っていない人や、ラクマをサブ的に使っている人は、今後ラクマのアカウント強化に注力するのもアリかもしれません。
うまく販売していけば、一番手数料が安く済むプラットフォームなのです。
どんな手数料も安いに越したことはありません。
せっかく楽天さんが値下げしてくれたのですから、乗らない手はありません。
もちろん、現状は「売れにくい」イメージが強く、積極的に始めたいと思う人は正直少ないかもしれません。
ただ、ラクマのバックには楽天という巨大プラットフォームが付いています。
コイツとの連携強化によっては、メルカリ以上に稼げるようになるかもしれません。
個人的には、今のうちにアカウントを育てておくのも悪くない手だと思います。
- ラクマはうまく使いこなせれば手数料最安値で販売できる
- 手数料4.5%の壁はそこまで高くない(対策可能)
- 始めていない人はやってみることをオススメ
- メルカリなどと二刀流(並行利用)するのもアリ
楽天ラクマの公式サイトはこちらです。
※登録するときに紹介コード「MZn5S」と入力してもらえるとあなたと私がポイントをもらえるのでご協力いただける方はお願いします。
(ブログは完全に趣味でやっているので、更新の励みになります)