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【徹底比較】ネコポスvsゆうパケットポスト…どっちがオトク?(メルカリver.)

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メルカリで商品を発送するときの悩みのタネである「発送方法」
いろいろな発送方法が選べるため、どれを選べばいいかわからない人がいるかと思います。

今回は、比較的厚みのないもの(厚さ3cm以内のもの)を発送するとき、どのサービスを使えばいいかを徹底比較しましたので、参考になれば幸いです。

※2023.10月より順次「ネコポス」を終了し、「クロネコゆうメール」としてサービスを開始予定です。
※ヤマトホールディングス公式サイト:日本郵政グループとヤマトグループ
持続可能な物流サービスの推進に向けた基本合意について

前提:匿名配送サービスに絞って比較

配送サービスには大きく分けると次の2つに分類されます。

  • 匿名配送
  • 通常配送

匿名配送とは、言葉どおり「匿名で配送できる」サービスです。
イメージとしてはこんな感じです。

出品者は、あらかじめ匿名配送で発送することを選択していれば、発送前にフリマ業者からQRコードが発行されます。
それを使って発送すると、配送業者はQRコードを読み取ることで配送先がフリマ業者から提供されるため、配送先のみ表示されたラベルを貼って購入者へ配送される、というしくみです。

今回は、主流になっている匿名配送に絞って比較していきます。

メルカリの匿名配送サービスは3つ

メルカリで匿名配送を使う場合は次の3つのサービスがあります。

  1. らくらくメルカリ便
  2. ゆうゆうメルカリ便
  3. 梱包・発送たのメル便

らくらくメルカリ便とは…
ヤマト運輸と連携したサービスで、厚さ3cm以内のものであればネコポスが該当します。

ゆうゆうメルカリ便とは…
郵便局と連携したサービスで、厚さ3cm以内のものであれば、ゆうパケットゆうパケットプラスが該当します。

梱包・発送たのメル便とは…
ヤマト運輸と連携したサービスで、80サイズ以上の大型商品を配送するときに、集荷・梱包・発送をすべてお任せできるサービスです。
今回の比較検証には関係のないサービスのため、今回は説明を省略します。

ネコポス(らくらくメルカリ便)

メルカリでネコポスを使いたいときは「らくらくメルカリ便」を選択します。

メルカリでのネコポスの特徴は、大きさA4サイズぐらい・厚さ3cm以内・重さ1kg以内のもので、料金は210円です。
専用の箱やシールなどは必要なく、ヤマト営業所やコンビニにある端末にQRコードを見せてレジで発送すればOK。

発送後は、荷物の追跡記録を見ることができ、相手は郵便受けで受取することになります。

ちなみに、配送時間でいうと、ネコポスの方がスピーディです。
ネコポスは1日~2日で到着しますが、ゆうパケット・ゆうパケットポストは2~3日かかります。

まとめると…

サイズ最大:縦 31.2cm × 横 22.8cm × 厚さ 3cm
最小:縦 23cm × 横11.5cm
重さ1kg以内
料金210円
梱包方法自由(専用の箱などはなくてもOK)
発送場所ヤマト営業所、セブンイレブン、ファミリーマートなど(対面)
受取郵便受け
その他サービス匿名配送、追跡、補償

ゆうパケット・ゆうパケットポスト(ゆうゆうメルカリ便)

メルカリでゆうパケット(ポスト)を使いたいときは「ゆうゆうメルカリ便」を選択します。
発送前にゆうゆうメルカリ便を選択していると「ゆうパケット」と「ゆうパケットポスト」「ゆうパケットプラス」「ゆうパック」の4つの方法が選べます。
今回は、ゆうパケットとゆうパケットポストの2つについて深堀していきます。

ゆうパケット

メルカリのゆうパケットの特徴は、大きさは3辺合計が60cm以下・厚さ3cm以内・重さ1kg以内のもので、料金は230円。
これだけで、ネコポスの下位互換であると言わざるを得ませんね。
発送場所が郵便局・ローソンというぐらいで「近くにローソンしかないんじゃあ」っていう人以外は特に選択する必要がないものです。

サイズ・縦×横が14cmx9cm以上
・3辺合計が60cm以下
・長辺34cm以内
・厚さ3cm以内
重さ1kg以内
料金230円
梱包方法自由
発送場所・郵便局、ローソン(対面)
・スマリボックス(非対面)
受取郵便受け・コンビニなど
その他サービス匿名配送、追跡、補償

ゆうパケットポスト

メルカリのゆうパケットポストを選択すると、さらに「専用箱を使う」か「自分で梱包したものに発送用シールを貼る」かの2択になります。

専用箱を使う場合は、あらかじめ郵便局、ローソン、セリア、メルカリストアで1個65円で箱を購入します。
箱のサイズは縦32.7cm × 横22.8cm × 厚さ3cmで、重さは2kgまでOKとなっています。
箱に商品を入れて封をし、近くにある郵便ポストに投函することで発送完了となります。
ちなみに料金は215円です。(箱代込で270円)

発送用シールを使う場合は、あらかじめ郵便局、ローソン、イトーヨーカード、ダイソーでシールを購入します。
梱包は自由ですが、3辺合計が60cm以下で重さが2kg以内のものとなっています。

また、ココがとっても重要なポイントですが、厚さの指定はありません。
公式サイトには「郵便ポストに投函可能なもの」とだけ書いています。
基本的に、郵便ポストの投函口は厚さ3cm~4cmぐらいです。
ということは4cmぐらいの厚さであればギリギリ発送OKとなります。
この1cmの差は非常に大事です!

注意点としては、大型投函口のある郵便ポスト(全国に14カ所のみ)に入れるのはNGです。

ちなみに料金は、シールは20枚入りで100円なので1枚5円とリーズナブルです。

まとめると…

区分ポスト(専用箱)ポスト(発送用シール)
サイズ32.7×22.8cm×3cm(縦×横×厚さ)・縦×横が14cmx9cm以上
・3辺合計が60cm以下
・長辺34cm以内
・郵便ポストに投函可能なもの
重さ2kg以内2kg以内
料金270円(配送料215円+箱代65円)220円(配送料215円+シール代5円)
梱包方法専用の箱自由
発送場所郵便ポスト郵便ポスト
受取郵便受け・コンビニなど郵便受け・コンビニなど
その他サービス匿名配送、追跡、補償匿名配送、追跡、補償

それぞれのメリット・デメリット

ネコポス、ゆうパケット、ゆうパケットポストについてそれぞれの特徴がありましたので、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます。

ネコポスのメリット・デメリット

ネコポスを使うメリットは次の3点です。

  • 最安値で発送したい
  • 家の近くに発送場所(セブンイレブン・ファミマ)がある
  • 最速で届けたい

3つの発送方法でいうと、ネコポスが一番料金が安いです。
安さ重視の人はコレ一択!

また、発送場所が家や通勤途中にある人にもオススメ。
わざわざ発想だけのために遠回りをしたりするのはメンドーです。

あと、なるべく早く相手に商品を届けたい、という人はネコポスがベターです。
ゆうパケットポストだと長いときは3~4日かかってしまいますので。

逆に、デメリットとしては…あまりないです。
強いて言えば、わざわざ店舗の端末を操作して、レジに並ぶ必要がある、ということです。
ときどき、1つだけ発送するぐらいなら気にならないと思いますが、毎日のように発送手続きをしていると、レジに並ぶのもメンドーで時間がもったいなく感じます。
また、厚さが3cmと規定があるので、当然それを超えるようなものは発送できません。

ゆうパケットのメリット・デメリット

前述しましたが、ゆうパケットを使うメリットはあまりありません。
メリットとして挙げるなら…

  • 近くに発送場所(郵便局・ローソン・スマリボックス)がある
  • 逆に、近くにセブンとファミマがない

要するに、近くにセブンかファミマがあれば、現状でゆうパケットを使うメリットは1ミリもありません。

ゆうパケットポストのメリット・デメリット

ゆうパケットポストは専用箱を使うメリットはありませんので省略します💦
重要なのはシール版です。

ゆうパケットポスト(シール)を使うメリットは次のとおりです。

  • 厚さ3cm以上のものでも送れる
  • 料金もネコポス+5円と高くない
  • 非対面でいつでも発送OK

最大のメリットは「厚さ3cmという壁を越えられる」ことです。
郵便ポストに入れさえすればOKなので、柔らかいもの(衣類、ぬいぐるみなど)は5cm以上あったとしても圧縮して強引にポストに入れさえすれば220円で送ることができます。
ココがホントに伝えたいところです!

あと、個人的に便利なのがポスト投函できることです。
私は普段2日に1回ぐらいは発送しているのですが、毎回同じ店員さんと会うのも少し抵抗があります。(「コイツはせどらーだな」と思われるのがちょっとイヤ)
また、いつもレジが微妙に混んでいるので、並ぶのもメンドーです。

逆に、デメリットとしては、配送に時間がかかることですね。
まぁ、落札者に発送連絡するときに「ポスト投函のため配送に時間がかかります。」的なことは伝えていますので、それでクレームが来たことは一度もありません。
ということで、個人的にはデメリットらしいデメリットは特にありません。

まとめ:ネコポス・ゆうパケット・ゆうパケットポスト比較表

区分ネコポスゆうパケットポスト(専用箱)ポスト(発送用シール)
サイズ・最大:縦 31.2cm×横 22.8cm×厚さ 3cm
・最小:縦 23cm × 横11.5cm
・縦×横が14cm×9cm以上
・3辺合計が60cm以下
・長辺34cm以内
・厚さ3cm以内
32.7×22.8cm×3cm(縦×横×厚さ)・縦×横が14cm×9cm以上
・3辺合計が60cm以下
・長辺34cm以内
郵便ポストに投函可能なもの
重さ1kg以内1kg以内2kg以内2kg以内
料金215230円270円(配送料215円+箱代65円)220円(配送料215円+シール代5円)
梱包方法自由(有料の専用箱あり)自由専用箱自由
発送場所・ヤマト営業所
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・郵便局
・ローソン
・スマリボックス
郵便ポスト郵便ポスト
受取郵便受け郵便受け・コンビニなど郵便受け・コンビニなど郵便受け・コンビニなど
配送スピード★★★★★
その他サービス匿名配送、追跡、補償匿名配送、追跡、補償匿名配送、追跡、補償匿名配送、追跡、補償

※メルカリ公式サイトにも「配送方法 早わかり表」がありますので貼っておきます。
配送方法 早わかり表.pdf

<おまけ情報>

2023.6.19、日本郵政グループとヤマトホールディングスは物流サービスで本格的に協業すると発表。
小型荷物を配達先のポストに投函する「ネコポス」を2023年10月から順次終了し「クロネコゆうパケット」となる。
ヤマトが集荷し、日本郵便の配送網で届ける。
2024年末にかけて移行する予定。

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