2020年10月24日 ポンド円 7:00時点での相場の今後の動向(シナリオ)を考えてみます。
当たるか当たらないかはわかりません。
シナリオを考えるということは、トレードで勝つための戦略の一つとして行うものです。
また、前回(2020/10/21)時点で立てていたシナリオがどうなったかも合わせて解説します。
4時間足
上昇→急下降→半分戻し→横ばい、という流れ。
よくわからない動きなので、困ったときのフィボナッチリトレースメント(FR)を引いてみたのですが、いつもの数値(38.2, 61.8)ではあまりチャートに効いてないようにみえるので、いつもは引かないFR50を引いてみました。
そうすると、50のラインで上昇と下降がとめられているような値動きになっている気がします。
また、200MA(移動平均線)を見ると、画面中央を境に上昇から下降にトレンド転換している、っぽい形を形成しています。
さらに、このチャート画面だけ見て一番目立つ値動きは、画面中央の急下降、かなと思います。
よって、↓のような分析を行いました。
- 目立つ急下降の値動き+200MAの傾きから「売り」目線。
- レンジっぽい形にも見えるので、点線BOXの上から売り、下から買い、真ん中では余計なことしない。
1時間足
1時間足チャートでは、更にレンジ相場っぽく見えます。
4時間足で引いていた2本のフィボナッチリトレースメント(FR)の50%ラインに赤い水平線を引いています。
また、トレンドラインをレンジの上下から引いています。
よって、1時間足でもレンジ相場と予想して、↓のようなトレードを行います。
- 高値FR50ライン(137.857)からの売り
- 安値FR50ライン(135.414)からの買い
- トレンドラインからの売り・買い
- レンジ中央あたりでは何もしない
現在はレンジ中央に位置しますので、様子見推奨です。
また、レンジと確信しているわけではないので、レンジ上限(下限)あたりからレンジを抜けないことを確認してからトレードする方がいいです。
逆に、想定しているレンジをズバッと抜けてきたら、レンジ相場終了と判断して、トレンド戦略に切り替えます。
※現在レンジ中央あたりなので、5分足チャートで分析することはありません。
前回(2020/10/21)立てたシナリオの結果
先ほどのチャートに垂直線(赤い縦線)があったと思いますが、これは前回シナリオ立てした時点を指します。
前回時点では「売りでエントリーしよう」と言っていましたが、結果はハズレでした。
垂直線の時点では「売りかなぁ」と思っていましたが、そこから前回高値あたりまで上昇しちゃいました。
しかし、そこからは上昇分がすべて戻されてしまい、シナリオ立てした時点と同じ価格になりました。
なので、「前回高値あたりまで上昇した後、値動きがとまって下降に転じたら、売り」というシナリオも検討しておく必要がありましたね。
また一つ、勉強になりました。
こういった振り返りが自分の知識・経験値となって、勝てるFXトレーダーに一歩近づけることに繋がるのだと思います。