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2021.1.25 GBY/JPY(ポンド円)の相場シナリオを考える

fx_2021.1.25シナリオ
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2021年1月25日以降のポンド円の今後の動向(シナリオ)を考えてみます。
これは当たるかどうかが大事ではありません。
あらかじめ値動きを予想しておくことで、それに合致したらエントリーし、違っていたら「なぜ違ったのかな?ということはこういう動きになるのかな?」と再検討することで、より適切なエントリーポイントを予想することができるようになります。
これは、自分がエントリーするためのメモとして記録しておくものです。(よろしければご参考に♪)

最初に4時間足をチェック

最初は、今どのような状況になっているのかを知るために、4時間足から確認します。
これは目的地に行くときに全体マップを見るのと同じです。

例えば、東京から北海道に行くとき、大まかに「北に行く」と方向を決めずに、「○○区」に行った後「■■市」に行って、としているようなもので、どこへ向かっているのかわからなくなってしまうからです。

よって、相場の大まかな流れを掴むためにも、まずは全体をサラッとみておくことが大事だと思います。

画像はMT4のポンド円4時間足(GBP/JPY 4h)を少し縮小したものです。
(注釈)私は有料のインジケータを入れて、トレンドラインやフィボナッチ系がカスタマイズできるようにしています。

パッと見て気づいたことを書き留めていきます。

・ここ最近はずっと上昇トレンドだ。
・直近の値動きは壁があるように止められている感じ。
・止められているラインはFE161.8%と前回高値がある。
・今すぐは買いにくいから下げたら「押し目買い」を狙うか。

現在は上昇トレンドです。
FXで勝つ基本は順張り(トレンドフォロー)ですので、この上昇トレンドに乗って「買い」をしたいところ。

しかし、今の価格は、以前に急落したときの価格に近付いてきています。
また、上昇の最初の山にフィボナッチエクスパンションを当ててみると、重要な数字である161.8%のラインで何度も上昇が抑えられているような値動きをしています。

これは「買い」なのか「売り」なのか迷うところですね。

じゃあ、どういう値動きをしたら「買い」や「売り」の判断ができるのでしょうか?
それがシナリオを立てるということです。

パターン1:下がったところでの押し目買い

この方法はシナリオを立てやすいですし、トレンドに乗っていくことになるので勝ちやすい方法です。
↓の図のように、トレンドライン、移動平均線、前回安値などの根拠があるラインまで下がったところで「買い」をして、上昇の流れに合わせていく方法です。

しかし、必ず移動平均線や前回安値で下げが止まる、ということはありません。
相場にゼッタイはありませんので、勝つ確率を上げるためには↓図の値動きになる方が勝率が高いです。

時間をかけて根拠のあるラインまで到達して、そこから下げないことを確認しての買い!(これ鉄板勝ちフラグ)

パターン2:前回高値を更新した後の押し目買い

点線の水平線は前回高値ラインです。
ココをズバッと抜けていったあとの押し目買いは勝率が高いです。

押し目になる参考としては、前回高値ラインで止められたらとってもわかりやすいですが、そうならない場合は、ズバッと抜けていった値動きにフィボナッチリトレースメントを引いて、その38.2%ラインまで下がったら買い、という方法も有効です。

1時間足で明日の値動きを予想する

先ほど4時間足で今週の値動きを予想したら、次に1時間足で明日の値動きを予想します。

先ほどと同じように、1時間足チャートを見て感じたことをメモしていきます。

・上昇トレンド。
・移動平均線に当たったら値動きが反発して上昇している。
・FE161.8%のラインに当たったら下落している。

ココでも上昇トレンドであるため、基本は「買い」のスタンスです。
しかし、4時間足で引いているフィボナッチエクスパンション161.8%ラインで値動きが何度も止められていることがわかります。
で、現在値も壁となっているライン付近です。
なので、ここで買いをしたとしても、前回と同じようにまた下げてしまうかもしれませんので、上昇トレンドだからという理由だけでは安易に買いにくいです。

買いポイントとしては、4時間足でやったように、壁となるラインを超えたときの押し目買い、または移動平均線やフィボナッチリトレースメント38.2%ラインまで下がったところで買えば、トレンドフォローも相まって勝ちやすいと思います。

では、売りはどうでしょうか?
しかし、売るということは「買いトレンド」に逆行したことをすることになりますので、できるだけ下げる確率が高いところで売りたいところですし、トレンドに逆らったトレードをするときは欲張らずにサクッと少し利益を取ることが安全です。
そのため、売る場合は、例の壁となっているラインまで値動きが上昇してきて、壁を越えられないような停滞した動きになったら「売り」を仕掛ければ勝ちやすいと思います。

まとめ

買う場合

・上昇トレンドなので「買い」が有利。
・がしかし、現在値は壁となるラインを超えていけるか挑戦中。
・何度かチャレンジしてダメなら下がってくるが、超えていけば更なる上昇が期待できる。
・狙うエントリーポイントは、移動平均線あたりまで下がったところからの押し目買いか、ラインを超えてからの押し目買い。

売る場合

・トレンド的に「売り」は不利な局面。
・が、壁で何度か止められているので、また止まったら下降する可能性もあるので、そこで売っていくと利益がとれる。
・あくまで上昇トレンドなので、利確はサクッといただく。(長々保有すると返り討ちにあう可能性も…)

※ここでいう移動平均線は単純移動平均線を指し、期間は200です。(200MAと省略することもあります)