2021年も7月になり、後半戦に突入してきました。
自分なりにトレード計画を立ててみましたので、皆様方のトレードの参考になれば幸いです。
前提として、↓のような自分ルールに基づいて計画していますので、各自のトレードスタンスに応じてアレンジしてみてください。
メキシコペソ円のmyトレードルール
2021年現在、メキシコペソ円の基本的なトレードルールを↓のように決めています。
- 長期保有目線でいくがチャンスがあればデイトレOK
- 売買差益+スワップ金利の両方を狙う
- 買いだけでトレード
- レバレッジは3倍まで
- 損切はしない
- 分析方法はテクニカルのみ(ファンダメンタルズは考慮しない)
↑のルールを守ることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心の放置トレードが可能です。
つまり、間違って高値掴みしてしまっても、スワップを受け取ることで売買損益をカバーできるということです。
ただし、損切りしないというスタンスなので、レバレッジを掛けすぎないようにしたり、高値圏ではポジション保有比率を減らす、という工夫が必要になります。
また、スワップ狙いだけだと利益を出しにくいですが、為替差益を狙えるところ(分析上一時的な下げで戻りが期待できそうな場面)ではややレバレッジをかけて差益を取っていくスタンスにしているので、年利50%以上を狙うことも十分可能です。
分析に使うツールの紹介
私は100%テクニカル分析、つまりチャートのみで取引をしています。
株式であれば、目星をつけている会社の業績やそのセクターの見通しなどを分析することは一般人でも可能ですが、FX(為替)は世界中の状況を逐一チェックする必要がありますので、情報量(外的要因)が多すぎて私には分析不可能です。
よって、私が普段使っているチャート分析ツールを5つ紹介します。
1.フィボナッチリトレースメント
私のイチオシツールの一つ、フィボナッチリトレースメント(以下、FRと省略)です。
使い方は、値動きがどこまで行くのかを予想したり、押し目買い・戻り売りのタイミングをとるときに使います。
使い方をサクッと説明すると…
値動きの分岐点となる「目立つ上昇」の最安値から最高値に向かってラインを引きます。
(逆に、目立つ下降があれば最安値から最高値に引く。)
使う数値は、基本38.2%、61.8%の2つでOK。(50%、23.6%も使うときがある)
2.フィボナッチエクスパンション
利確の強い味方、フィボナッチエクスパンション(以下、FEと省略)です。
FRと同じように、値動きがどこまで行くのかを予想するときに使われます。
また、ポジションを保有しているときの利確に使ったり、逆張りエントリーするときも使います。
使い方は…
上昇の起点となる「山」があれば、山の3点(起点、最高値、第2高値)にラインを引きます。(谷の場合も同じ)
使う数値は、基本161.8%、261.8%の2つでOK。
3.トレンドライン
上昇・下降トレンドで押し目買い・戻り売りをするポイントを探すときや、トレンド転換サインを見極めるときの参考に使います。
使い方は…
ローソク足の「ヒゲ」や「陽線・陰線の実体の内側」を通るようにラインを引きます。
線というよりは帯というイメージで範囲を広く捉えておきます。
4.移動平均線
これは有名なインジケータなので知らない人はいないかと思います。
ザックリいうと、値動きの方向性(上昇トレンド、下降トレンド、横ばい)を示しているものです。
無数の移動平均線が存在しますが、私が設定しているのは↓のとおりです。
- 種類:単純移動平均線(SMA)
- 期間:200
よって、私が使うときは単純に200MAと省略します。
5.エリオット波動
値動きの方向性(買い・売り)を見るときや、押し目買い・戻り売りのエントリーポイントを探すときに使います。
使い方は、値動きの波に0~5までの番号を振っていきます。
3波が一番強い動きをする特性を利用して、3波とわかった時点でエントリーする、または、5波も同じような動きをするので、4派から5波に行くときにエントリーします。
<エリオット波動の特徴>
・1波は突然やってくる
・2波と4派はジグザクな値動きが多い
・3波が一番力強い
・5波は3波の高値で止まることが多々ある
・1波の高値=4派の安値になりやりすい
2021年7月以降の相場予想
日足チャートの分析
2020年3月の急落からだいぶ値を戻してきたところです。
200MAは上昇トレンドを示していて、キレイにトレンドラインも引くことができます。
急落のめだつ下降にFRを使ってみると、61.8%が5.3円あたりになりますが、既にそこは抜けきっています。
つまり上昇の勢いが強いということを示しています。
FEを使うと、161.8%が6.0円あたりになりますので、このまま上昇トレンドが続けば6円を目指していくかもしれません。
ただ、現在値は過去チャートを見ると抵抗ラインになりそうな値がいくつかあるので、上昇が鈍化していく可能性が高いです。
また、個人的には前回の大暴落の再来が怖いので、あまり多くのポジションを持ちたくない、という心理が働いてしまいます。
<日足チャート分析まとめ>
・トレンドラインに沿って上昇トレンドが続く
・トレンドラインを大きく割ったらトレンド転換サイン
・高値金に近付いてきたので積極的にはトレードしない
4時間足チャートの分析
↓のチャートはちょうど2021年1月から6月末までの半年分の値動きを示しています。
1.200MA(移動平均線)
1月~3月までは横ばい(レンジ)で、安値を割りそうな流れで「下降していくのかな?」と思わせた時期もありました。
が、4月以降は上昇トレンドになり、200MAに支えられるような値動きが続いています。
(値が下がったら200MAに当たって反発するような動きが数回見られる。)
現在値も、200MAは上昇を示していますので、上昇トレンドはもうしばらくありそうです。
2.トレンドライン
上昇の起点となったところから、6月の急落のあたりに向かってトレンドラインを引いてみました。
後半戦にどの程度このラインが使えるかはまだわかりませんが、200MAが上昇トレンドであれば、ココに当たって値動きが止まるようであれば押し目買いのチャンスになりそうです。
3.エリオット波動
エリオット波動の番号を書いてみました。
0,1,2と3,4,5の波の大きさが同じぐらいで、比較的キレイにエリオット波動が描けたような気がします。
これを信用するのであれば、ここからは若干調整期間が入り、しばらく下降する可能性もあります。
しかし、4波がコレなのか、5波が終わったかどうかはまだわかりません。
そのため、参考程度に「まぁ下がる可能性もあるかもね。」という意識をもっておく程度でいいかもしれません。
4.FR,FE(フィボ2種)
最後にフィボナッチリトレースメント(FR)とフィボナッチエクスパンション(FE)を使ってみます。
FRは、上昇の起点・最高値に当てると38.2が5.39円ぐらいになります。
つまり、ここまで値を下げてくれれば「押し目買い」の絶好のチャンスというわけです。
FEは、上昇の山に当てると161.8が5.76円ぐらいになります。
そのため、ここまでは上昇しそうな勢いがありそう、ということになります。
<4時間足チャート分析まとめ>
・値動き、200MAから上昇トレンドになる可能性が高い
・押し目買いポイントは、5.39円まで値が下がって停滞したところ
・トレンドラインに当たったところでも押し目買いできるかも
・急落には要注意
シナリオ(値動き予想)まとめ
個人的には楽観シナリオの方が当たると思っていますが、今まで相場を甘く見ていて退場させられているので、弱気シナリオでボチボチトレードしようかなぁと考えています。
自分が頑張って貯めた大切なお金ですので、大事に使っていきましょう。
ちなみに、メキシコペソ円でスワップポイントを稼ぐには「LION FX」がイチオシです。
2021年は業界最高値の1Lot(1万通貨)8円をつけています。
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