前提条件:メキシコペソ円のトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルール・トレードスタンスを↓のように決めています。
こうすることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心でのんびりトレードすることができます。
- 長期保有目線(チャンスがあるときはデイトレも)
- 売買差益+スワップ金利の両方を狙うので買いだけでトレード
- レバレッジは基本3倍まで
- 損切しない
- 分析はテクニカル重視(ファンダメンタルズはあまり考慮しない)
<理由>
- デイトレードやスキャルピングは、チャートを見続けて分析してトレードするという手法です。そのため、FXトレードにかける時間が増えてしまいます。
私はFXに自分の時間を奪われる生活をしたくないし、それに多くの時間をかける余裕がありませんので、スイングトレード(長期トレード)を選択しています。 - 「買い(ロング)」だけでトレードするのは、間違って高値掴みしてしまってもメキシコペソ円ならではの高いスワップポイントを受け取ることで売買損益をカバーできるからです。
要するに、トレードするリスクを下げるためです。
まぁ高確率で下げることがわかっているときは売りでちょこっとトレードもするかもしれません…が基本的にはオマケ程度です。 - レバレッジを3倍までに抑えるのは、高値掴みした後に急落していったときでもロスカットを避けるためです。
ただし、ココは勝負所と考えたときは多少のリスクを取る必要があるためハイレバレッジにすることもあります。 - メキシコペソ円は高スワップな通貨ペアです。
これだとヘンなところでポジションを持ってしまって含み損になったとしても、ポジションを保有している限りスワップポイントで稼ぐことができます。
こういうスタンスでいれば損切りする必要はありません。
ただ、ロスカットにならないようにレバレッジを抑えたり、高値圏ではポジション保有比率を減らすことが必要になります。 - 基本的にはテクニカル分析を重視してトレードします。
ファンダメンタルズ分析を考慮しない、ということはありませんが、ファンダは情報収集にキリがありませんので、大きな流れを予想するときの参考程度にみます。
日足チャートを見てみる
まず、MT4のMXN/JPY Daily(メキシコペソ円の日足)チャートを見てみましょう。
さて、皆さまでしたらパッと見てどんなことが思い浮かぶでしょうか?
何が気になっていますか?
今どういう動きになっていますか?
そして、今後どんな値動きになりそうでしょうか?
まぁ最後の質問であるどんな値動きになるか?というのは私にもわかりません。
私だけじゃなくて世界中のだれも今後の値動きを正確に的中させることは不可能でしょう。
ただ、重要なことは「自分なりの予想をしておくこと」です。
さて、それでは、私のチャート分析について解説していきます。
まず、パッと思いついたことは↓のとおりです。
・全体的には上昇トレンド
・前回高値である6円までは上昇せずに、上昇が鈍化してきている
・ココ1年ぐらいはほぼ横ばい(レンジ)
・直近の強めの下げが気になる
値動き(ローソク足)を見た感じではまぁこんなところでしょう。
それでは、ツールを使ってもう少し詳しく分析してみましょう。
水平線を使う
直近のガクンと下げた先が気になったので、それに当たるように水平線を引いてみました。
これはビックリ。
前回の急上昇した先にカツンと当たっちゃいました。
オマケに、このラインを越えた後はそれがした支えとなって下降するのをカバーしているような動きも見えます。
ということは、これは今後の強力なサポートラインになりそうな感じがします。
価格は5.1円を示しています。
今後、下降してきたときは重要なラインとなると思いますので要チェックです。
フィボナッチリトレースメントを使う
次にフィボナッチリトレースメント(FR)を引いてみましょう。
引き方は最安値と最高値を結ぶだけ。
重要となる数値は38.2%です。
FRを引いたチャートがコレ。
先ほど引いた水平線のあたりに、FR38.2%が通っています。
FRは38.2%が最も相場に効果的な数値です。
ということは、やはりこのあたりのラインは注目されている重要な数値なのではないかと思います。
もちろん、一度ここで反発して上昇していますから、2回目も必ず同じように反発するとは限りません。
が、水平線+FR38.2の二重壁は手ごわいと思いますよ♪
トレンドラインを使う
あとは、トレンドラインが引けそうなので使ってみます。
上昇のトレンドラインに沿って順調に伸びていた上昇の勢いですが、去年から上昇トレンドのレンジから外れていることがわかります。
このことから、少しずつ上昇の勢いが弱まってきた、と推測できます。
これは更なる上昇の休憩になるのか、それとも下降トレンドの始まりなのか。
今の時点ではわかりません。
ですが、個人的な目線では「上昇トレンド継続」と予想して今後の値動きを見ていくことにします。
(まだ下降トレンドだという確たる証拠がないので…)
4時間足チャートを見てみる
日足チャートで大体の方向性をチェックしたので、次に4時間足チャートで直近の値動きを見ていきます。
↑のチャートは4時間足チャートに日足チャートで引いた水平線を残したものです。
パッと見、横ばい・レンジの形ですね。
このチャートで一番目立つのは、チャート中央にある深い谷(V字)です。
ドーンと下降した後、下げる前よりちょっぴり最高値を更新していることがわかります。
これは何を意味しているのでしょうか?
個人的には「上昇の勢いが強い…だから下がった価格以上に上昇したんだ」と思います。
この考え方が正しければ、今後いいタイミングで買いができれば勝つ確率が高いでしょう。
では、どこで買えそうかをさらに深堀していきます。
オススメのエントリーポイント
このチャートから買いのエントリーをするとしたら、あなたならどういう値動きになったら買いたいと思いますか?
オススメNo.1ポイント
一番勝率が高いと思われるオススメのエントリーポイントはFR38.2%のラインに乗ったときに押し目買いをすることです。
特に、今の価格から急落することなく、ジワジワとゆっくり下落していく感じでジグザクの形をしてくれると、押し目買いの理想形ですね。
このような形が出たら、とりあえず買っておけば30~100pipsは稼げると思いますよ。
オススメNo.2ポイント
次にオススメしたいのは、FR61.8%でのポイントです。
FR38.2のラインほど効果的ではないことがありますが、61.8も相場に作用することが多いポイントです。
しかも、今回はこのラインが過去の相場でもそこそこ効いていることがわかります。
(黄色〇あたり)
そのため、相場の値動きとしては、38.2を下回ってしまい、61.8のラインまで来たところで下落のチカラが弱まってくれれば、買いエントリーの絶好のチャンスとなります。
まとめ:2022年2月の値動き予想
スキャル・デイ・スイング? | スイングトレード (スキャル:デイ:スイング=0:2:8) |
買・売・様子見? | 買い目線 (買:売:様子見=8:0:2) |
エントリーポイントは? | 5.47円 or 5.33円 ・ゆっくり下がってきたら5.47円は有力! ・急落時は即買い注意 ※可能性は低いが5.1円まで落ちてきたら反発買いもアリ |
利確は? | 100~200pips狙い (売り圧力が強そうなら30~50pips) |
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<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。