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オージーキウイ…ついにレンジを突き破って上昇!?買いチャンス到来♪

20220905-audzndオージーキウイ
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今日は豪ドル/ニュージーランドドル(オージーキウイ:AUDNZD)のシナリオを立てます。

オージーキウイは8年以上一定の値幅でのレンジが続いているため、システムトレード(自動売買)向けの通貨ペアとして人気があります。
私もトラリピで運用しようかなぁと考えていたところです。

しかし、最近の急上昇でレンジが崩れてしまうのではないか?
という不安があってトラリピ運用は保留中です。

今回はそんなオージーキウイの今後の値動きを予想(シナリオ立て)をしてみようと思います。

まずは環境認識から

シナリオを立てるには環境認識から始める必要があります。
環境認識といっても難しいことはありません。
マルチタイムフレーム分析といって、大きな時間足(上位足)から順番にチャートを見ていって、気になったことをメモしていくだけです。

AUDNZD週足チャートを分析

まずは週足チャートから見てみます。
パッと見、レンジです。
そのまんまの感想ですが、それで十分です。

レンジということが確認できたら、レンジ上限・下限に水平線を引いておきます。
現在の値はレンジ上限に位置していますので、レンジ上限には2本引きました。
1本目はこのチャートの最高値、2本目は実体レベルでの最高値です。

あとは特筆する点がないので、次は日足を見てみましょう。

ちなみに、月足チャートまでは見なくて大丈夫です。
チラッとみておいてもいいですが、長期トレード(1ヵ月以上保有とか)をしない場合はそこまでチェックする必要はありません。

AUDNZD日足チャートを分析

日足チャートでは上昇トレンドになっていますね。
移動平均線をみてもキレイに上昇していますので単純にトレンドフォロー(押し目買い)をしたいところです。

とりあえず、基本として…
上昇トレンド=どこでロングエントリーできるか?
を考えます。

まずは、下値が抑えられているポイントを探すため、水色のトレンドラインを引いてみました。
そうすると、直近の下降でも効いていそうでしたので、今後このラインに価格がきたら再度意識される(リバ取りできる)可能性があります。

また、2022.5月以降の値動きを見ていると上昇チャネルが使えそうだったので、ピンクの水平線2本を上下に引いています。

最後に4時間足チャートで、どこでエントリーができるかを探してみます。

AUDNZD4時間足チャートを分析

4時間足でも上昇トレンドですね。
日足と方向性が一致していますので、ロングエントリーの方が勝率が高いです。

直近の値動きはグーンと上昇して前回高値を超えています。
その後、大きめなリバウンドで下降しており、上昇の半分ぐらいを戻している感じです。

現在値の上には週足で引いた緑の水平線がいます。
1回目の上昇ではこの壁に阻まれて下降してきています。
今のチャートの流れから、再度上昇を試しに行く確率の方が高いと思います。
まぁ現在値よりもう少し下げる可能性もありますので、今すぐロングエントリーするのは難易度が高いかもしれません。

さらに、日足で引いたチャネル(紫のトレンドライン)もあります。
恐らく、この2つの根拠が重なってロング勢よりもショート勢の方が多くなったのではないかと思います。

さて、ここまで分析した後はシナリオを立てていきます。

シナリオとは…

今後どのような値動きをしていくのか、どのような形になったらエントリーする・見送るのか、利確・損切をどうするのか、などを細かく予想しておくこと。

シナリオ1:すぐに上昇

セオリーどおり考えるとエリオット波動が使えそうです。

直近の大きな上昇を1波と考えると、現在は横軸的に2波が終わりそうな感じです。
というと、そろそろ3波が来るのでは?と考えることができ、現在値あたりからロングエントリーすることができそうですね。

細かなエントリーポイントやプライスアクションを確認することなく、現在値から速攻エントリーするのが今回のシナリオです。

現在値が2波の終了だ!と思っている人は今が3波の起点になるので、ココでエントリーするのが一番稼げるポイントになります。
ただし、ここが2波の終了とは限りませんから、もう少し深く押し目を作る可能性も十分考えられます。

リスクがある=勝率が低い=利益が大きい
ということで、少しギャンブル的要素が高くなってしまいますが、もちろん全然アリな戦略だと思います。

メリット・シナリオどおりいけばかなり利益を抜ける(リスクリワードGood!)
デメリット・勝率が低い
・損切位置をどこにするかによるが、利確まで時間がかかるかも。
速攻エントリー

根拠①:時間軸的にエリオット2波が終了。
根拠②:現在値はフィボナッチ50%あたり。
根拠③:前回の上昇でも意識されている価格帯。

シナリオ2:もう少し下げてから上昇

次のシナリオは今の価格よりも下降してきたパターンです。
具体的には移動平均線 or フィボナッチ61.8%ぐらいまで下がったときです。

エントリーするときは、これ以上下に下がらないような感じ…例えばダブルボトム・逆三尊・ヒゲで反発したなどのプライスアクションが出たのを確認してからロングすると勝率が高くなります。

ちなみに、損切は日足のトレンドライン(水色)より下にします。
利確は、どこまで欲張るかによりますが、①紫のトレンドライン、②ピンクのチャネル上限、③緑の水平線、④それ以上といろいろ選択肢があります。
確率的には②③あたりでもみ合う可能性がありますので、そこまで伸ばせそうなら伸ばしてみてもいいかもしれません。

ちなみに、ここまで下げてこない可能性もありますので、最悪ロングエントリーできないまま上昇していくことも考えられます。
どうしてもこのポイントでエントリーしたいのであればシナリオ1も想定しておく必要があります。

シナリオ3:(横軸調整して)そのまま下降

最後は上昇せずに下降してしまうパターンです。

そもそも現在の下降がエリオット波動2波になるとは限りません。
うまく波が作れずにそのまま下降していくことも十分考えられます。

「いやいや、そんなこと言ってたらどこでもエントリーできないじゃないですか?」
という声が聞こえてきそうですが、FXで100%勝つ手法なんてものは存在しません。

なので、自分が想定するシナリオとは別の方向に動く可能性があることも頭に入れておかなければいけません。
そのような想定をしていない人が「これ以上は下がらないはずだ、ここはゼッタイ上昇するポイントなんだから!」といってナンピンして口座破綻することになるのです。
(耳がイタイです💦)

基本的にはシナリオ①②でのロングエントリーを想定して戦いに挑みますが、想定以上に押されたときは潔く撤退することも必要です。
コレが損切です。

ちなみに、シナリオ③の対策としては、日足のトレンドラインかチャネル下限では下降が止まる確率が高いですので、そこまで待ってからロングエントリーするという方法があります。
これは、強い壁を背にして戦うのでシナリオ①②よりも勝率が高いと思います。

なので、エントリーした後に損切になったとしても諦めずに次の戦に向けて準備しておきましょう。

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