今回はユーロ/豪ドル（ユーロオージー）のシナリオを考えてみました。
日足チャートでとってもわかりやすい形が出ていたので、そろそろエントリーできそうですね。
環境認識をしっかりとやり、うまくチャンスを掴みましょう。
EUR/AUD 週足チャート
2020.4月頃に暴騰がありましたが、それはイレギュラーな値動きとしてムシします。
そうすると、基本的には1.44～1.68の範囲で価格が上下していることがわかります。
2022.4月以降は、ずーっと意識されていた支持線である1.536を下抜けてきて、一段下のレンジ内で価格が上下しています。
ココに紫の水平線を引いておきます。
このラインは今後上昇するときに必ず効いてきますので、チェックしておいた方がいいでしょう。
EUR/AUD 日足チャート
次は日足チャートです。
わかりやすい下降トレンドになっていますね。
また、波が比較的シンプルな形になっていて、エリオット波動4波が終わったところのように見えます。
下降のトレンドライン（青）を引いてみました。
現在、トレンドライン3点目をつけて、そこから少し下降しています。
売りができる根拠が集まってきましたね。
これだけの根拠があればかなりの確率で下降していくものと思われます。
逆に、上昇するシナリオとしては、トレンドラインを上抜けて上昇していく場合です。
しかし、直近のローソク足を見てみると、何度も上昇を試すもヒゲで跳ね返されていることから一旦諦めて下降しそうな値動きです。
- 下降トレンド
- 下降エリオット波動の5波目
- トレンドライン3点目
- トレンドライン上でヒゲをつけて上昇ストップ
今後のトレード計画（シナリオ）
シナリオ１：素直に売り
一番シンプルなシナリオはコレです。
- 現時点でショートエントリー
- 直近の最安値あたりまで保有して利確
- 損切はトレンドラインを超えて上昇したあたり
現在の値動きからみて一番自然で勝率の高いエントリーポイントだと思います。
損切は教科書的にはココが一番でしょう。
利確は正解がないので難しいですが、伸ばせるなら直近安値までは伸びていく可能性があるので、そこまで保有できれば最高です。
しかし、しつこく上昇したそうな値動きがあったので、半分ぐらい下がったところで再度上昇していく可能性もあります。
下降時の動きが悪かったり、あまり伸びそうにないと判断するのであれば、そこそこ利益が出たところで逃げるのもアリです。
シナリオ２：ライン抜け上昇なら買い
確率的にはシナリオ１より低いですが、トレンドラインを超えて上昇していく可能性もあります。
この場合は売りを諦めて、直近の上昇の流れに沿って買いエントリーする方が勝率が高いです。
エントリーポイントは、トレンドラインを上抜けての押し目買いを狙います。
損切は直近安値あたり。
利確は週足で意識されていた紫の水平線あたりまでが目安です。
このように、売りと買いの両方のシナリオを考えておくことで、どちらに動いても焦らずにエントリーすることができますよ。
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