結論：トレンド転換中!? 短期間の押し目買い
先に結論からいいます。
長期的には上昇トレンドだけど、短期的には下降しそう。
重要ラインでサクッと押し目買いは狙うけど、自信がない人は様子見推奨。
- 早めに買いたい人：6.49円、6.29円
- 待ってでも高確率で勝ちたい人：5.93円
忙しい人はこれだけでOKです。
なぜその値なのか気になる人は続きをご覧ください。
前提：メキシコペソ円のmyトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルール・トレードスタンスを↓のように決めています。
こうすることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心でのんびりトレードすることができます。
- スイングトレード（チャンスがあるときはデイトレも）
- 買（ASK）のみ（売買差益＋スワップ金利の両方を狙う）
- レバレッジは3倍まで
- 損切しない
- 分析はテクニカル重視（ファンダメンタルズはあまり考慮しない）
＜理由＞
- 時間節約のため
…FXに多くの時間を割けないため。（兼業トレーダー） - エントリー＆利確で失敗してもなんとかなるため
…「買い（ロング）」だけでトレードするのは、間違って高値掴みしてしまってもメキシコペソ円ならではの高いスワップポイントを受け取ることで売買損益をカバーできるから。 - 強制ロスカットを避けるため
…ココは勝負所と考えたときは多少のリスクを取る必要があるためハイレバレッジにすることもあります。 - スワップ投資も兼ねているため
…エントリーポイントをまちがえて含み損になったとしても、ポジションを保有している限りスワップポイントで稼ぐことができます。
こういうスタンスでいれば損切りする必要はありません。
ただ、ロスカットにならないようにある程度レバレッジを抑えることになります。 - ファンダは不確定要素が強いため
…ファンダメンタルズ分析を全く考慮しない、ということはありませんが、ファンダは情報収集にキリがありませんので、大きな流れを予想するときの参考程度にしています。
現時点での環境認識（日足チャート）
今後の値動きを予想するには、現時点までの値動きを分析するしかありません。
まずは広い範囲の値動きをみるために、約3年分の値動きをチェックしてみましょう。
↑のチャートが2019年3月～2022年7月までのメキシコペソ円のチャートです。
このチャートをみてパッと思うのは↓のとおり。
- 2020年までは下降トレンド
- 2021年からは上昇トレンド
- チャート上に抑えられそうな壁がない→上昇継続か？
で、この画面でポイントとなりそうなところに水平線（黄色）を引いてみます。
価格としては5.93円あたりになります。
過去の値動きをみて上昇が抑えられてそうな壁となるところに引いてみたのですが、直近の急上昇相場ではガン無視して上昇しています💦
まぁ今後の相場で効くかもしれませんが、今すぐ使えそうなラインではなさそうですね。
次に、トレンドライン（青）を2本引いてみます。
このラインはテキトーに引いたわけじゃなくて、相場の山（上昇地点）と谷（下降地点）の重要地点をなるべく通るように引いたものです。
もちろん、人によって個人差はあるので、このラインが正しいとか、今回の相場に効くなんていうことはいえません。
ただ、相場は大半がレンジ（一定の範囲）内での値動きを繰り返す特徴があります。
そのため、今はこの範囲を超えて上昇していますが、今後はこの範囲内に戻ってくることが予想されます。
よって、私はいずれ6.1円～6.4円ぐらいの範囲に戻ってくるのではないかと推測します。
ただ、現在値はやや高値にありますので、ここまで下がってくるにはもう少し時間がかかりそうです。
現時点での環境認識（4時間足チャート）
移動平均線をみる
まずは、4時間足チャートに移動平均線（200SMA）のみ表示させて、シンプルに考えてみます。
↑のチャートを見てみると、中盤までは値動き（ローソク足）より移動平均線の方が下にあり、上昇の勢いが強いことがわかります。
ただ、後半は移動平均線を割り込んでくる場面が多々あり、以前ほど上昇の勢いが強くないような感じがします。
さらに、直近の値動きでは移動平均線に上昇がストップされて下降していることが確認できます。
ということは、上昇トレンドから下降トレンドに変わりつつあるのかなと思います。
まぁトレンド転換とまではいかなくても、一旦調整の期間が入りそうです。
そのため、今すぐに買い（ロング）エントリーするには不利な気がしますね。
短期的には売り（ショート）エントリーに分がありそうです。
私のトレードスタンスとしては、メキシコペソ円ではショートエントリーしない方針ですが、デイトレでショートを狙うのはアリかもしれません。
トレンドラインを引いてみる
次に、トレンドラインを引いてみました。
フィボナッチチャネルのように、サポートラインとレジスタンスラインになりそうなところに引きました。
この上下のライン内での値動きが中心となっていることがわかります。
少し前まではレジスタンスラインを超えて上昇する場面がありました。
しかし、直近の値動きではサポートラインを下回っていることがわかります。
このことから、下降の勢いが強そうな感じがします。
トレンドラインをもう少し引いてみた
直近の値動きに注目して、トレンドラインを2本引いてみました。
そうすると、三角持ち合いを形成していましたが、それを下抜けしたようになっています。
ここから「やっぱり売りのチカラが強い」ことがわかります。
戻り売りをするにはチャンス局面かもしれません。
フィボナッチリトレースメントを引いてみる
今までの環境認識で「売り圧力が強い」ことがわかりました。
しかし、私は「買い」がしたいのです。
じゃあ、どこまで下がったら買おうかと考えます。
いつもより強めの下降が予想されますので、できるだけ根拠が重なるポイントでロングエントリーしたいところ。
とりあえず、押し目買い＝フィボナッチリトレースメント（FR）ですので引いてみました。
38.2%であるラインは、前回上昇の起点になったあたりになりますので、多少効いている感じがします。
また、61.8%であるラインは、日足で引いた効きそうな水平線と一致します。
8月中にここまで下がることはないと思いますが、このラインは超高確率で反発上昇することが予想されますので、ハイレバトレードしたいポイントですね。
水平線を引いてみる
最後に、4時間足チャートでも水平線を引いてみます。（ピンク）
この水平線は、チャート真ん中あたりのレンジ相場になっているところの上限ラインです。
直近の値動きでは最初のサポートラインになるところかなぁと思っています。
下降のチカラが思いの外弱い場合もありますので、ココで少量ロットを買ってもいいかと思います。
楽観シナリオ
現時点での相場の値動きをもとに、楽観的に考えた一つのシナリオです。
このチャートをシンプルに表すと、上図のようになります。
簡単にいうと、グーンと上昇して、今は一旦調整しているようなイメージです。
ということは…
「調整期間が終了すれば再度上昇が始まるんじゃないの？」
っていう単純明快なシナリオです。
まぁこれはいくつもあるシナリオの一つにすぎませんので、当たるかどうかは全く保証できません。
しかし、多くのトレーダーが真っ先に思いつくシナリオの一つです。
FXは心理戦ですので、シンプルでわかりやすいシナリオの方が意外と確率が高かったりします。
ご参考までに♪
まとめ：押し目買いできそうなポイント
ここまでの分析結果から、押し目買い（ロングエントリー）できそうなポイントを3つ紹介します。
- 4時間足チャートで引いた水平線である6.49円
- FR38.2%のラインである6.29円
- 日足の水平線とFR61.8%が重なる5.93円
1の4時間足チャートである水平線は、やや根拠が薄いので、エントリーできそうなチャートパターン（ダブルボトム、トリプルボトムなど）を第2の根拠としてエントリーする方がよりローリスクとなります。
・4h水平線：6.49円
・FR38.2：6.29円
・日足水平線＆FR61.8：5.93円
セントラル短資FXは私がFXのメイン口座として使っているところです。
メキシコペソ円の高スワップ＆低スプレッドでスイングトレード派の私には最高に使い勝手のいいところです。
また、アプリも使いやすくてフィボ系のツールが使えるところも嬉しいポイント。
よろしければ無料で口座開設できますので、使ってみてください。
＜注意点＞
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。
