2021.8月の取引結果
8月は横ばい→下降という値動きで、メキシコペソ/円トレーダーの多くが買いをしている中、利益を出すのは少し厄介な相場でしたね。
しかし、私は8月後半の相場で、待ちに待った下げが来てくれましたので、自信をもってエントリーすることができました。
おかげで、9月初旬に価格がほぼ戻ったタイミングで100pipsを刈り取ることができました♪
まぁ、エントリーしたポイントは前回シナリオを立てていたフィボナッチリトレースメント(FR)38.2%の値でしたし、全体的には上昇トレンドなので勝てる自信があったところです。
コツコツとシナリオ立てをしてて良かったなぁと思える瞬間でしたね。
それでは、今までの値動きをみながら、9月のシナリオを立てていきましょう。
メキシコペソ円のmyトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルールを↓のように決めています。
- 長期保有目線…チャンスがあればデイトレもやる
- 売買差益+スワップ金利の両方を狙う
- 買いだけでトレード(高確率で下がることがわかっているときは売りも検討)
- レバレッジは3倍まで
- 損切はしない
- 分析方法はテクニカルのみ(ファンダメンタルズは考慮しない)
↑のルールを守ることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心の放置トレードが可能です。
「買い」だけでトレードしたりレバレッジを3倍程度に抑える目的は、間違って高値掴みしてしまっても、スワップを受け取ることで売買損益をカバーできるからです。
ただし、損切りしないというスタンスなので、レバレッジを掛けすぎないようにしたり、高値圏ではポジション保有比率を減らす、という工夫が必要になります。
また、スワップ狙いだけだと利益を出しにくいですが、為替差益を狙えるところ(分析上一時的な下げで戻りが期待できそうな場面)ではややレバレッジをかけて差益を取っていくスタンスにしているので、年利50%以上を狙うことも十分可能です。
2021年9月3日以降の相場予想
日足チャートの分析
日足チャートをみてみると、パッと思いつくのは上昇トレンドですね。
コロナショック前は最大6円ぐらいありましたので、そこまで行く可能性も見えてきました。
が、高値圏に位置しているということは、その分下げる可能性も高くなるし、下がる幅も広くなっていきます。
前回みたいに30%down(6.0円→4.2円)のような痛恨の一撃を受けたくないので、最悪含み損を抱えてもいいぐらいのポジションでトレードすることにします。
想定シナリオ1:上昇トレンドが継続する(★★★)
日足チャートから一番可能性が高い値動きは「上昇トレンド継続」でしょう。
理由は2つあります。
・移動平均線(200MA)が上向きのまま
・最安値が切り上がっている
9月もこのまま上昇トレンドが継続すると予想すると、一番無難なトレード方法は「押し目買い」ですね。
押し目買いといえばFRですね。
ただ日足チャートで最安値からのFR38.2%というと、5.09円とかなり下降するまで待たなければいけません。
そこまで落ちたら逆張りでほぼ確実に30~50pipsは取れそうですが、9月にそこまで一気に落ちる可能性は低そうです。
9月中にトレードするのであれば、4時間足レベルでエントリーポイントを探すことにします。
想定シナリオ2:横ばい・レンジになる(★★)
8月が横ばい&若干下降トレンド気味だったことを考えると、レンジ相場になる可能性もあります。
フィボナッチエクスパンション(FE)を引いてみます。
最安値から引いた白いFEは161.8%が6.018円となります。
これが相場に効くとしても、まだまだ先の話になりそうなので今回は放置です。
次に、第2波の上昇の起点となった山のFEでは、261.8%が5.673円となります。
これは161.8%のラインでもバッチリ効いていましたので、261.8%でも反応がありそうな気がします。
これが効くとすると、最低でも1回は5.67円あたりで値動きが停滞するor下降すると思われます。
まとめると、上限は5.67円あたり、下限は直近安値の5.38円あたりでレンジ相場になると予想できます。
ただ、5.67円は現在の最高値を更新しなければならないので、今月中にそこまで行かない可能性ももちろんあります。
想定シナリオ3:トレンド転換する(★)
直近の値動きは高値を越えられずにダラダラ下がっているようにも見えます。
ということは、可能性は低いですがこのまま下降していく可能性もありますね。
なので一応、トレンド転換するカモ、という考え方でシナリオを考えてみます。
といっても、大したシナリオではありません。
単純に、トレンドラインか200MAをダーッと下回って、かつ直近の最安値も更新してきたら「おっ、売りのチカラが強いな、じゃあ買いは控えないと…」という感じです。
4時間足チャートの分析
値動き・200MAをみてみる
まずは、200MAだけを表示させた状態で、ローソク足の集合体である値動きを見てみます。
画面左から中央までは上昇トレンドでしたが、最高値を付けたあとはズルズルと下がってしまっています。
直近の最高値・最安値を切り下げていく形になっていることから、典型的な下降トレンドです。
ただ、画面中央のめだつ谷に注目してみると、ガツンと下げた後、急上昇して最高値更新をしています。
これからわかることは「上昇の勢いが強い」と判断することができます。
よって、その後のズルズル下げは押し目買いの前兆なのではないか?という見方もできます。
(単純に上昇の勢いが弱まっているかもしれませんが…)
エリオット波動をみてみる
次は、エリオット波動を使ってみます。
最高値から0,1,2,3,4と番号をつけていくと、比較的キレイな波になっていることがわかります。(1波のあたりがごチャついていますが…)
この流れでいくと、5波が3波あたりで止まって…からの上昇を期待できますね♪
ここ、絶好のエントリーポイントになりますよー!!
日足レベルでは上昇トレンドですし、サクッと20~40pips抜くには最高のポイントになると思います。
FE(フィボナッチエクスパンション)をみてみる
前回は上昇のFEを引いていましたが、今回は下降のFEを引いてみました。
これで、どこまで下がったら逆張りエントリーできるかがわかります。
↑のエリオット波動と組み合わせると、5波がFE161.8%と重なるぐらいに下がってくれると、買いの勝率はもっと高くなりますね♪
5.265円…要チェックです。
FR(フィボナッチリトレースメント)をみてみる
対「押し目買い」最強ツールであるFRを使います。
まず、直近の谷→山へFRを引いてみました…がこれは38.2、61.8ともに今回の相場には効いてなさそうでしたので却下です。
次に、画面上の最安値から引き直してみました。(緑の線)
注目すべきはFR38.2%である5.388円のラインです。
このラインあたりで、直近の下落が止まって反発上昇していることがわかります。
ということは、コッチのFRの方が今回の相場に作用しているのでは?と思われます。
なので、次に下降してきたときは、50%、61.8%のラインぐらいで反発されるかもしれませんね。
押し目買いの候補ポイントとしてチェックしておきましょう。
トレンドラインをみてみる
上昇のトレンドラインが引けそうなので、ヒゲ・陽線&陰線の実体を通すようにラインを引いてみます。
このラインはある程度現在の相場に効いてそうなので、次に値動きがラインにぶつかったときも反発・上昇してくれそうな気がします。
FRやエリオット波動などと組み合わせて相場をみてみると、エントリーポイントが掴みやすくなると思います。
4時間足チャートの分析まとめ
ツール | サイン | トレンド |
---|---|---|
値動き・200MA | 売・レンジ | パッと見、横ばい(レンジ)。 ただ、徐々に下降しているのでもうしばらく下降するかも。 |
エリオット波動 | 買 | 下降の5波まち。 5波終了後、上昇トレンドになるか? |
FE | ? | 下降に引いたので、ゆるゆると161.8(5.26円)まで下がってくれば逆張りしやすい。 |
FR | 買 | 再度38.2%(5.388円)まで下がれば押し目買いできそう。 ただ2回目なので効きにくいか? 時間軸とエリオット5波のタイミングでは買えそうな感じ。 |
トレンドライン | 買 | ラインでぶつかれば買えそう。 FR・エリオットと併用。 |
シナリオ(値動き予想)まとめ
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もともとサブ口座で使っていましたが、最近はLION FXでのトレードも増えてきました。
<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。