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【地獄】メキシコペソ円取引を2年した結果…

2年間メキシコペソ円に投資した結果
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私のFX経験は5年です。
米ドルからスタートして、トルコリラ円でロスカット地獄を経験して、現在はメキシコペソ円とポンド円のみ取引しています。
トルコリラでのロスカット地獄の経験があるので、今はロスカットのリスクを想定した取引ができているのかなぁと思います。

さて、今回は2年間のメキシコペソ円の取引内容を公開いたします。
私がメキシコペソ円を始めたのは2019年5月からです。
軍資金は300万円です。

↑は私が取引した期間のメキシコペソ円のチャートになります。
1年半ほど取引をしてみて感じたこと、取引への反省点、今後の戦略、目標、などをアウトプットしておこうと思います。

2019年のFX取引実績

2019年の1年間に得た利益です。
売買にかかる損益が約19万円、スワップにかかる損益が約23万、計42万円プラスでした。

元手が300万円だったので、年利14.2%の利益となり、ちょっと調子に乗ってしまうぐらい好成績でした♪
2017年は他の通貨でマイナスになっていたので、昨年の繰越損失と今回の利益で確定申告しました。
残念ながらまだ赤字あるので来年も納税は免れそうです。
そのときは2020年の地獄を知る由もなかったのですが…。

グラフに表すとこんな感じです。

一時は米ドルにも手を出していて30万円以上の損失がありました。><
そこをスパッと損切した後は、メキシコペソ円のみで勝負していました。

評価損益からわかるとおり、実質取引していたのは5月~11月までです。
12月はメキシコペソの価格があまりにも上に行き過ぎていた(6円弱まで上昇)していたので、今手を出すのはちょっとヤバイかなぁと思って静観してました。(しばらくノーポジションが続きます。)

結果としては、この選択がよかったと思いました。
ここで調子に乗って買いまくっていたら、翌年100%ロスカットされてましたから…。

ちなみに、9月ぐらいまでは米ドルやポンド円も同じ口座でちょこっと取引していたので、その損益も含まれてしまっています。
現在は同一口座では同じ通貨のみで取引するようにしています。
何でかというと、複数の取引を同じ口座で行うと、リスク概念がわかりにくくなるからです。
簡単にいうと、現在もっているポジションがどこまで下がったらロスカットされるかが計算しにくくなるからです。

2020年のFX取引実績

2020年の利益は55,535円でしたので、年利1.6%でした。
コロナショックがあったため、念のため30万円追加投入しております。
まだ未確定ポジションがあるので、それを含めると26万円の利益、年利7.8%です。

2020年はコロナショックによりメキシコペソが約6円から4.2円まで約30%の急落があったせいで、高値掴みしていたポジションを苦しみながら耐え抜いた1年となりました。
現在値は5.2円となっており、赤字額もだいぶ縮小してきました。

昨年12月から3カ月ぐらいノーポジが続いた後、コロナショックによりメキシコペソ円がダダーッと下げました。

私のプランでは過去5年ぐらいは5円~6円ぐらいで値動きが推移していた(レンジ相場だった)ので、まぁ一時的に下がっても5.0円ぐらいまでかなぁと考えてました。
そのため、5.5円以下になったら一定の間隔で自動的に購入できるように指値注文していたのです。
通常の下落であれば、この範囲のどこかまで下がった後に上昇するので問題ないかなぁと思っていたのですが、現実は甘くありませんでした。

約定日ロット数約定レート
2020.2.2910万5.453
2020.3.520万5.418
2020.3.620万5.355
2020.3.620万5.331
2020.3.620万5.308
2020.3.620万5.275
2020.3.620万5.248
2020.3.620万5.216

自分の想定する5円を下回ったとき「ちょっとマズいかなぁ」と思いました。
でも、そこまで焦ることはなかったです。
合計150ロット(数量150万)を保有して、損失が膨らんでいく数字を見ているのは辛いものがありますが、事前にシミュレーションをしていたおかげで、史上最安値である4.2円まで暴落してもメンタル崩壊することはありませんでした。
だって、計算上3.5円まで落ちない限り大丈夫でしたから♪

まぁ4.2円付近まで暴落する前に、念のためのリスクヘッジとしてちょこっとだけ損切しましたが、大半のポジションを耐えて保有していたおかげで約39万円のスワップ利益を手に入れることができました。

2020年取引の反省

4.2円まで下がるかも、という想定ができていなかったことです。
それを想定した指値にしておけば、4円代前半でのポジション保有ができたので、爆益が出ていたと思います。
想定外だった、という考えは甘いですね。特にFXにおいては…。
それを改めて理解できただけでもいい学びになったと思います。

今後の計画

現在、昨年から保有している100ロット以上の建玉を利確したいと考えています。
保有平均レートが5.34なので、現在値がそのあたりまで来たら利確を検討します。

そして、今後の値動きによりますが、5.0~5.4円では少額取引(30ロットぐらい)で取引して、次回の暴落に備えて4円代でのポジションを厚めに保有することにします。

  • 5.4~5.0:30ロットで運用
  • 5.0~4.7:70ロットで運用
  • 4.7~4.2:100ロットで運用

ただし、ある程度の利益は欲しいので、株式配当よりは利益が出るように年利10%を狙います。

まとめ(start→現在の収益)

1年目利益:42万円
(損益19万、スワップ23万)
原資:300万円
年利:14%
2年目利益:26万
(損益-12万、スワップ38万)
原資:330万円
年利:7%
合計利益:68万
(損益7万、スワップ61万)
原資:330万円
年利:10%

コロナショックでロスカットにあった人もいる中、資金を溶かすことなくプラスで終えられた分、よかったと思います。
2021年もこの調子で、自分ルールを守って冷静にいく必要がありますね。

所感

FXのスイングトレードやスワップ投資をされている皆様も多いかと思います。
デイトレードやスキャルピングと違い、ある程度の期間ポジションを保有する投資スタイルでは損失を抱えたままになることも多々あるかと思います。

スワップ投資で重要なことは、ゼッタイにロスカットにならないことです。
そんなこと常識だよ、と思っている方も、今一度ご自分の取引内容を見返してみてください。
私は、スワップ投資をベースにしながらも、売買利益も狙っていくスタイルです。

そのため、今回の急下落相場はまた発生する!という考えを捨てずに、今後もメキシコペソ円の取引を続けていこうと思います。

私はメキシコペソ円は【セントラル短資FX】で取引をしています。
理由はスワップポイントが業界最高値だからです。
最近スマホツールも一新して使いやすくなっているので、よろしければ使ってみてください。