前提
この記事は「アイネット」のループイフダンという自動売買ツールを使い、リスクを最小限にしつつ利益を最大化するための設定方法の一つとしてご紹介しています。
私が2021年中に設定していた条件は↓のとおりです。
- 売買システム:ループイフダンS40(EUR/JPY)
- 損切設定:損切なし
- 取引数量:1(1,000通貨単位)
- 最大ポジション数:30/51
↑の設定を要約すると… ユーロ円の「売り」で設定値幅は40(40pipsごとにエントリー・利確)を繰り返す、というものです。
実際の設定方法は↓の画像のとおりです。
この内容で取引するのに目安となる資金は約30万円です。
これは公式サイトの「目安資金表」でカンタンにチェックすることができます。(↓表参照)
そのため、私も30万円を投入して実験的に行っています。
2021年中はこの設定方法で比較的安全に予想以上のコストパフォーマンスで稼ぐことができました。
今回は2022年も引き続きこの設定で問題はないのか?設定を変える必要があるのかを、ユーロ円の値動きを予想しつつ検証してみたいと思います。
ユーロ円の週足チャートを見て予想してみる
まず、大きな地図をみて全体の動きを確認してみましょう。
ローソク足&移動平均線をみて
↑の画像はユーロ円の2005年~現在までの値動きを表したチャートです。
(MT4の週足チャート)
このチャートをパッと見てどんなことがわかりましたか?
とりあえず、難しいことは考えなくていいですよ。
例えば、こんな感じ。
・過去は170円ぐらい高値を付けていたけど、最近はそこまで上昇するような動きは見せていないなぁ。
・へぇ、最安値って94円まで下がってたんだぁ。最悪ここまで下がる可能性があるってことかぁ。
・2008年から2012年までに急激な下落があった後は、一定の範囲で上下を繰り返しているなぁ。
これぐらいの軽い感じでとりあえず頭に思いついたことを書き連ねていけばいいと思います。
そこから今後の値動きを予想するヒントが出てくると思います。
ちなみに、私が気になった感想はこんな感じです。
- 全体的には下降トレンド
- 2015年の最高値を付けた後から、やや下降気味のレンジ相場
- 2008年につけた170円の最高値までは上がりそうにないのでとりあえず放置
- 最近は移動平均線がローソク足の中央あたりに来ている
このような感想(よく言えば分析)ができました。
これにより最近はレンジ相場になっていることがわかります。
では、次に水平線を使ってレンジ範囲を見てみましょう。
水平線を引いてみて
↑の画像は同じ週足チャートにレンジとなる上限値と下限値に水平線を引いたところです。
画像の左半分はとりあえず放置して、右半分のみで分析を続けていきます。
そうすると、上限値は136円、下限値は114円となります。
とりあえず、2022年中もこのレンジの範囲内での値動きに収まる、というのが一つの仮説となります。
気になる点としては↓の2つ。
- 現時点ではレンジの上限に位置している…ということは2022年はトレンド転換して下落するか?
- レンジの上限/下限ともに値動きの範囲が小さくなっている。
1の下降という予想は通常のレンジ相場と予想するのなら基本です。
が、2の値動きが小さくなっているというのが気になります。
もしかしたら、近い将来にレンジ相場の終わりを告げているサインなのかもしれません。
最後に、トレンドラインを使ってみましょう。
トレンドラインを引いてみて
↑の画像は高値/安値にそれぞれトレンドラインを引いたところです。
水平線と同じルールでトレンドラインを引いてみると、高値は徐々に切り下がっており、安値は徐々に切り上がっています。
そして、移動平均線の真ん中に向かって収縮していっているような感じです。
ということは、レンジ幅が狭くなってきているということです。
このような兆候は、相場がエネルギーを溜めるときの予備動作のようなもの…つまり、どちらかにドカーンと動く可能性があるということです。
まぁそれが2022年なのかそれ以降なのかはわかりません。
が、そろそろ相場が急変する可能性があることは頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。
ユーロ円の日足チャートを見て予想してみる
週足チャートを見るだけでも2022年のおおよその予想はできました。
が、せっかくなので日足チャートもみてみましょう。
↑の画像の青と黄色の水平線は週足チャートで引いたラインとおなじ数値に引いています。
2020年4月からの上昇トレンドが一段落して、これから下降トレンドに転換するのかな?というところです。
もちろん上昇トレンドが終わったかどうかはわかりません。
が、エリオット波動の5波が描ける、レンジ上限付近まで価格が上昇してきた、現時点では三尊天井をつけてやや下降気味、という根拠から下降トレンドになる可能性が高そうです。
週足チャートでも全体的には下降トレンドな流れでした。
ということは、一番可能性が高いシナリオはコレでしょう。
それでは、このシナリオを基にループイフダンの設定を確認してみましょう。
結論:ループイフダンの設定はショート(売り)目線なので問題ナシ♪
現時点での推奨設定のおさらいです。
- ショート(売り)目線
- 40pipsごとにエントリー&利確を繰り返す
ループイフダンの設定はとってもシンプルです。
ぶっちゃけ、「買い」か「売り」かの方向性だけでもある程度わかっていれば問題ありません。
そして、今年は「売り」目線だと予想しましたので、↑の設定のままでもいいかと思います。(買い目線だと見直しの必要がありそうですが…)
よって、冒頭に記載してあったとおり↓の設定内容から変更の必要はなさそうですね。
- 売買システム:ループイフダンS40(EUR/JPY)
- 損切設定:損切なし
- 取引数量:1(1,000通貨単位)
- 最大ポジション数:30/51
ここで紹介しているループイフダンという自動売買ツールは↓のリンクから無料で使えます。
自動売買ツールでは有名で利用者も多いので安心して使うことができます。
気になった方は一度覗いてみてください。(カンタンにはじめられますよ♪)