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ユーザ数爆増→急成長&株価up!? [4436] ミンカブ

4436_ミンカブ・ジ・インフォノイド
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テンバガー(10倍株)銘柄を探している人は必見!
テンバガー銘柄候補をスクリーニング・分析した結果をわかりやすく解説しています。

スクリーニング条件は↓のとおり。

スクリーニングした銘柄の中から今回チョイスしたものは…【4436】ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下、ミンカブ)です。

ミンカブは最近M&Aにより急成長が期待できそうということで気になったので、この銘柄は投資対象となるのか…ぶっちゃけ稼げるのかどうかを分析します。

ミンカブ=みんかぶ・株探+α

この会社は、投資家である皆様にとって身近な存在である「MINKABU(みんかぶ)」や「KABUTAN(株探:かぶたん)」を運営しています。

みんかぶ・株探とは
  • みんかぶ…資産形成の総合サイト
  • 株探…株式投資の情報に特化したサイト

また、2022年9月に株式会社ライブドアを完全子会社化、翌月10月に株式会社ALISも完全子会社化しています。

みんかぶ・株探の事業モデル

ざっくり4つの収入があります。

  1. 広告収入
  2. 課金収入
  3. ソリューション収入
  4. その他

広告収入とは、サイト上などに他社の広告の掲載料のこと。
フロー収入になりますが、現在の総収入の約35%を占めています。

課金収入とは、個人(一部法人も含む)からの有料会員にかかる月額利用料のこと。
ストック収入となりますが、現在の総収入の約7%を占めています。

ソリューション収入とは、主に法人相手にビッグデータを解析したパッケージを提供することによる月額利用料のこと。
フロー+ストックという収入構造になっていて、フロー:ストック=17%:40%というところです。

④その他は、今のところ特筆すべきものではないので省略します。

このように見ていくと、ストック収入だけで全売上高の半分近くあるため、財政的には安定していることがわかります。

2023年3月期第1四半期決算説明会資料より

M&A①:ライブドアは最強の武器!

上述したとおり、ミンカブは2022年9月に株式会社ライブドアを完全子会社化しました。

ライブドアについて、ミンカブの公式サイト(株式会社ライブドアの子会社化と今後の成長戦略)の中で代表者が「最強の武器」と表現しています。

えっ、ライブドアって聞いたことはあるけどそんなにスゴイの?
って思われた方がいらっしゃるかと思います。
かくいう私も「いやいや、ライブドアってブログでしょ。そんなに大したことないやろー。」
って思ってました。
ところが、事実はゼンゼン違っていました。

ライブドアの事業は主に3つあります。

  1. ライブドアブログ
  2. Livedoorニュース
  3. Kstyle

ザックリまとめると↓のとおり。

ライブドアブログ・国内最大級ブログサービス。
・月間UU数:3,100万人
・フォロワー数:Twitter:4.8万件、Line:934万件
livedoorニュース・各ジャンルの要約ニュースサイト。
・月間UU数:3,300万人
・フォロワー数:Twitter:146万件、Line:961万件
Kstyle・国内最大級の韓国エンタメニュースサイト。
・月間UU数:580万人
・フォロワー数:Twitter:98万件、Line:228万件

強みは、安定した高いUU数と、Twitter・Lineでの多くのフォロワー数です。
※ユニークユーザー:期間内にサイトを訪れたユーザー

今までのミンカブは資産形成や株式投資などに特化していました。
それはそれで他社と差別化するための強力な武器となっていましたが、そのジャンルに興味がない人にとってはミンカブと言われてもピンと来ないと思います。

そのため、ライブドアのサービスを利用しているユーザを取り込むことができれば、それだけで多種多様なユーザ層の情報を入手することができます。
それだけではなく、金融一本だった事業から別のマーケットにも事業を拡大することができますし、お互いが抱えているユーザを相互にサービス展開することもできます。

このように、ライブドアを完全子会社化することは、ミンカブにとってかなりのメリットがあることになります。
あとは、この最強の武器をどう使うか・・・経営者の手腕が試されますね。

M&A②:ALISは「とくぎ」追加

もう一つは、2022年10月に株式会社ALISも完全子会社化したことです。

ALISという会社をご存じの方はいらっしゃいますか?
恐らく大半の人が知らないと思います。
ALISを一言でいうと「ブロックチェーン技術を持っている会社」です。

じゃあ、ミンカブにブロックチェーン技術があればどんなメリット(強み)があるのか、ですよね。

ミンカブはライブドアを取り込んだことによって、国内最大級のブログサービス+ニュースサイト等をもっている総合ネットメディア事業があります。
そこに、ALISの持っている技術を使うことで優良ユーザにご褒美(インセンティブ)を上げることができるようになります。
そうやって、優良なユーザが増えることによってミンカブも一緒に成長することができる、という流れです。

ライブドアが最強の武器とするならば、ALISは援護射撃にもなるし、味方のサポートとしても使える特技(必殺技)のようなイメージでしょうか。

業績は好調♪

せっかくなので「株探」というサイトから業績をチェックしてみましょう。

まずは基本数値をチェックしましょう。

2022.10.23現在の主要な数値は↓のとおりです。

  • 株価:1,956円
  • PER:39.0倍
  • PBR:4.17倍
  • 利回り:1.23%
  • 信用倍率:1.84倍
  • 時価総額:293億円

PER、PBRが平均値より高いためセオリーどおりならば割高感があると判断できますが、成長株なので個人的にはまぁ許容範囲ってところです。
また、信用倍率が低いため仕込みやすい時期と考えられます。
あと、時価総額が300億円以下ですので、まだまだ成長余地は十分にあります。

次は業績推移です。

売上高、営業益、経常益、最終益、1株益、配当のすべての項目が年を重ねるごとに過去最高を更新しています!

これはすごいことですよね。
一度も昨年実績を下回ることなく過去最高額を更新し続けるのはかなりタイヘンなことだと思います。
裏を返せば、それだけ業績が好調=事業が軌道に乗っていることを表しています。
今後の成長にも十分期待ができますね。

次は成長性をチェックします。

私は「株探プレミアム」に加入していないため営業益、経常益、1株益の推移は株探でチェックすることができません。

そのため、ここでは売上高の推移のみ確認します。
数値を見れば一目瞭然ですが、毎年過去最高を更新していることがわかります。

ちなみに、その他の項目の推移を見たい場合はその会社の公式サイトのIR情報のページに行くと、大抵「業績ハイライト」があるのでそこで確認することができます。

ミンカブ・ジ・インフォノイド – IR – 業績ハイライトより

↑のグラフを見てもらえば言うまでもありませんが、売上高と同様に絶好調な成績です。

最後は収益性です。

ここでは、売上営業利益率、ROE、ROAの推移が少しだけ見えます。
過去分もチェックしたい人は、同じく株探プレミアムに加入すればみることができるようになります。

まぁ見える部分だけで分析してみると、利益率は15%以上を継続していることがわかりますので、利益率の高い業務内容であることがわかります。
まぁ上述したとおり情報サービスの提供である場合は利益率はこれぐらいあるのがスタンダードなのでそこまで高いわけではありません。

また、ROE、ROAも業務内容を考えるとビックリするぐらいの高さではありません。
が、全体の平均値よりは高いため合格点でしょう。

ちなみに、キャッシュフローと自己資本比率は十分高いため、現時点での倒産の危険性はありません。

チャート上での買い時はもう少し先

最後に、株価チャートをみてテクニカル分析した買い時を確認しましょう。

↑のチャートは上場時から2022.10.22現在までの株価の値動きを表したものです。

  • 上場高:4,985円(2021.2.12)
  • 上場安:665円(2020.3.23)

2020.3月に最安値をつけてからはグングン株価が上昇していき、そのまま最高値まで上昇しました。

残念ながら、そこから下降トレンドになってしまい、現在までズルズルと下がってきています。
一度、急上昇する値動きをみせましたが、長期の移動平均線を超えることができないまま抑えられる形で再度下降してしまっています。

現在、短期・中期・長期の移動平均線のすべてが右下⇘を指しているのと、高値&安値が切り下がっていることから、だれがどう見ても下降トレンド継続中と言えます。

現在値は、前回(2022.2.18)につけた直近の最安値あたりに位置しています。
ということは、このあたりでまた上昇に転じる可能性もあります。

しかし、上昇するという確たる証拠がないのも事実。
こういうときはトレンドに逆らわないのが一番なので、一番負けにくい買い方としては「上昇トレンドに変わったと判断できるまで待つ」ことです。

ただ、上昇トレンドが始まったことが分かったときには、株価はかなり高い位置にあるかと思いますので、そのときに自分が買えると判断できるならば、ですが。

もう一つの方法としては、この会社の将来の成長にかけて、現在値で少しずつ買っていくか、ですね。
ただし、今より下がる可能性もあることを承知したうえで買う必要があります。

どっちにしてもリスクはあります。
それぞれの投資家の投資スタイルや考え方によるかと思います。

個人的にはのんびり長期トレードのやり方をしているので、前回安値ぐらいまで下がったら100株買います。
それより下がったら、キリのいい数値で少しずつ買い増しですね。

まとめ

今回は【4436】ミンカブ・ジ・インフォノイドについて銘柄分析してみました。
分析結果をサクッとまとめます。

事業内容株式投資を中心とした資産形成の情報サイトを運営
ビジネスモデル広告、課金、ソリューション(フロー:ストック=1:1)
強み1. 資産形成(特に株式)情報に特化
2. ライブドア+ALISを子会社化することで客層を広げた
3. Web3、ブロックチェーン、NFTなどの技術を生かせる
業績売上高・利益ともに過去最高を更新中!
買い時チャート的には下降トレンドのため現時点では買いにくい

2022.10.23時点での分析結果は↑のとおりです。

M&Aを積極的にしている感じがしますので、今後の動きによっては爆発的に株価が上昇する可能性を秘めた銘柄だと思います。
(その逆も然り…ですが)

気になった方は公式サイトに代表者の動画や説明会資料などがありますので、ご自分で調べて納得の上投資するかをご判断いただければと思います。
https://minkabu.co.jp/
投資は自己責任。

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