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〈比較〉メルカリ・ラクマ・PayPayフリマの売上公開&使い勝手レビュー

20220123_フリマ比較レビュー
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日本の3大フリマアプリであるメルカリ・ラクマ・PayPayフリマ。

今回はこれらのアプリの使い勝手をレビューしてみるとともに、2021年の各フリマアプリの売上金(利益)を公開・比較してみました。

今メルカリだけ使ってるよ、って人は今よりもっとトクする可能性がありますし、そろそろフリマ始めたいけどどれを使ったらいいのかわかんない、って人にも参考になるかと思います。

ザックリ3つのアプリの特徴を知る

メルカリの特徴

メルカリは、フリマアプリというジャンルを生み出した最大手。
フリマアプリ=メルカリというイメージが確立されていることでしょう。

出品数は他のアプリと比較しても圧倒的に多いので、レアものが欲しい人にとっては頼りになる相棒になります。
しかしながら、販売者にかかる落札手数料は10%と高いです。

メルカリ(https://jp.mercari.com/)

【他アプリにはない機能】

・d払いやiDと連携している
・メルペイという独自のQRコード決済がある
・メルペイスマート払い(翌月一括払い)がある

ラクマの特徴

ラクマは楽天が運営しているフリマアプリです。

市場規模はメルカリには及びませんが、出品手数料が6.6%とメルカリより安いためラクマにしかないモノもあります。

メルカリより規模は小さいけど手数料がオトク…しかし、後述するPayPayフリマほどではない、という中途半端な立ち位置になっています。

ラクマ(https://fril.jp/)

【他アプリにはない機能】

・楽天ポイント/楽天キャッシュが使える(楽天経済圏の人に有利)
・購入申請という機能がある

PayPayフリマの特徴

PayPay(ペイペイ)フリマはフリマアプリの中では後発です。
が、名前のとおりPayPay(ソフトバンク)がバックについていて、様々なキャンペーンを打ち出すことによって認知度&利用者が増えてきました。

出品者の立場からすると、出品手数料が最安値の5%であることが最大のメリット。
購入者としても、価格の相談という機能が使いやすいです。

しかし、支払方法がクレジットカードorPayPay残高払いのみであったり、発送方法が限定されていたり、パソコンから出品ができない、などと他アプリではできないこともあります。

PayPayフリマ(https://paypayfleamarket.yahoo.co.jp/)

【他アプリにはない機能】

・PayPayと連携している
・価格の相談機能がある
・動画出品ができる
・ヤフオク!と同時出品できる

まとめ:3つのアプリの比較表

比較項目メルカリラクマPayPayフリマ
出品手数料10%6.6%5%
売上金の換金・現金化(201円以上)
・メルペイ残高として利用
・ポイントへ変換
・現金化(1,000円以上)
・楽天キャッシュへチャージ
・現金化(101円以上)
・PayPayにチャージ
振込手数料200円200円
(楽天銀行に10,000円以上の場合は無料
100円
(PayPay銀行への振込は無料
利用者多いまあまあやや少ない?
出品のメリット売れやすい・メルカリより手数料が安い
・購入申請機能がある
手数料が最安値
・動画出品ができる
・ヤフオクしてる人は同時出品できる
出品のデメリット出品手数料が高い売れるのに時間がかかる発送方法が限定される
・レビューが購入者しかできない
購入のメリット・商品数が多い
・d払いやiD決済できる
・楽天ポイント/楽天キャッシュが使える
・クーポン配布が多い
・PayPayが使える
・価格の相談がしやすい
購入のデメリット特になし特になし支払いはクレジットカードかPayPayのみ
※強みは、弱みはで表示

2021年の各アプリの利益一覧

私はメルカリ・ラクマ・PayPayフリマの3つに同時出品しています。
(もちろん、落札された後は他のフリマでの出品を取り消ししています。)

出品する画像や値段設定はすべて同じにしています。
この条件でどれが一番利益が出たのでしょうか?

結果は…まさかのPayPayフリマが一番高くなりました。

他のフリマアプリとは独自の進化をしているのと、PayPay経済圏の人が増えてきたことによりPayPayフリマの利用者も増えてきていることが要因の一つなのかもしれません。

出品者の立場からすると、一番手数料が安いのにそこそこ売れやすい、というのは理想的な環境です。
そのため、出品者が増えてきているため、同時に購入者も増えているのかもしれませんね。

項目メルカリラクマPayPayフリマ
売れた数212529
売上金22,76017,06044,460
手数料2,2761,0992,459
送料6,0204,86813,120
利益14,46411,09328,881

3つのアプリを使ってみて思ったこと

前提として、私は普段は出品オンリーで購入することは年に1,2回程度です。
ただ、別にせどりをしているわけではないので、純粋に不用品の販売のみしています。
出品数は年に100個ぐらいです。

そんな私が3つのアプリを使ってみた感想としては…
結論からいうと、PayPayフリマが一番のオススメです。

メルカリのレビュー

出品して最速1秒で売れることもあり、利用者が多いことで売れやすいメリットはあります。

しかし、私のようにいつ売れてもいいから利益重視と考えている人にとっては手数料10%は高いです。
また、売上金の換金期間が決まっているのに振込手数料が200円もかかるところもネック。
よって、出品専用者としては諸々の手数料が高いため、正直あまり使いたくはありません。

ただ、せどらーの方や早く売りたいと思っている人にはいいツールだと思います。

ラクマのレビュー

私は今、楽天経済圏で暮らしていますが、その有利性を差し置いてもラクマをオススメする理由があまりありません。
特筆すべきことがない、他社と比較してコレがいい、っていう機能やサービスがないからです。
せめて手数料が最安値であればいいのですが…。

PayPayフリマのレビュー

今一番勢いがある、と個人的には思います。
出品者としては手数料が5%と最安値なのがGood❕

意外とそこそこの期間で売れますし、購入後のやりとりでモメたこともありません。
まぁ良くも悪くも他のフリマにはないサービスが多いので、許容できない人は仕方がないかもしれません。(評価が購入者のみ、発送が匿名配送のみ、など)

個人的には上記のようなデメリットは気にならないため、今後もメインとして使っていきたいフリマアプリです。

どれか一つだけを使うなら…という質問があれば「PayPayフリマ」と回答します。
が、オススメは3つとも使うのが一番いいと思います。

3つのアプリで同時に出品して、売れたら他の2つは出品を停止する。
これだけで売れる確率は格段に上がりますし、1つのモノを1ヵ所で出品するのも3ヵ所で出品するのも手間としてはほとんど変わりません。
(画像や説明文はコピペできますので♪)

もちろん、いい点だけでなくデメリットもあります。

【3つのアプリでの同時出品での注意点、デメリット】

・商品管理が面倒
・2ヵ所以上で同じタイミングで売れてしまうとキャンセル手続きしなければいけない(何度もやってると垢BANのキケン)
・売上金が分散されるため、出品数が少ないと出品手数料が負担に。