FX相場でトレードするのなら使えるツールが必須
FXの相場はプロとアマチュア(素人)が入り乱れて戦うという、他の仕事・業種にはあまりない世界です。(株式市場などもそうですが…)
なので、Lv50.プロとLv.3素人がフツーに戦えば、結果は言うまでもありません。
なので、めちゃめちゃ厳しい世界にも関わらず、山のような宝箱をgetしたくて、素人は相場というダンジョンにドンドン参入してきます。
プロからすればこれほどオイシイ状態はありませんよね。(はぐれメタルが向こうから来てくれるような状況ですから。)
そんな素人の皆様に、プロが使っている武器(ツール)があることを知ってもらい、自分たちもそれを正しく使えるようになれば、1%でも勝率を上げられるようになるのではないかと思いますので、ご紹介していきたいと思います。
この手法はFX業界では密かな人気ツールで、トレード方法も王道の勝ちスタイルになりますので、実際にコレを使って勝てているトレーダーはいっぱいいます。
わかりやすくまとめたものを無料で公開しますので、ぜひご活用ください。
相場で勝つにはトレンドフォローが最適
FXの勝つ方法は?と聞かれたほとんどの人は「順張り推奨」とか「トレンドに乗りなさい」と言います。
FX商材や勝ち組トレーダーも同じ回答です。
これは株式市場でも同じですよね。有名な投資家やユーチューバーさんも「トレンドフォローは大事、逆張りはキケン。」と言っています。
これについては皆様も「異議なし」ではないでしょうか。
確かに実際にトレードしていても、逆張りを狙ってもダメなときが多いですが、今の流れ…上昇中であれば買い、下降中なら売り、でトレードする方が勝つことが多いのではないでしょうか。
これは、単純に力関係の問題です。
川の流れとか、通勤時間の人の流れをイメージするとわかりやすいと思いますが、流れに逆らって向かっていくことは労力がかかりますが、その流れに従っていくと自然に進むことができます。
なので、順張り(トレンドフォロー)は勝てる、逆張りはキケンと言われています。
フィボナッチリトレースメントは最強のツール
順張りが大事ということを踏まえて、ようやくFX最強ツールを紹介します。
それは…ジャーン♪「フィボナッチリトレースメント」です。略してFRと呼びます。
このツールの使う目的は、上昇トレンドや下降トレンドのときに、どのタイミングでエントリーしたらいいかの目安を知るために使います。
上昇トレンドであれば「押し目買い」、下降トレンドであれば「戻り売り」のポイントを探すためですね。
これは、順張りでトレードする手法にピッタリのツールであり、相場に作用しやすいことから最強ツールと言われています。
ちなみに、ちょっと前まではFX業者の標準ツールにはあまり搭載されていなかったのですが、最近人気が出てきたのか見かけるようになりました。
FRの設定方法、ラインの引き方、大事な数値
設定方法(MetaTrader 4:MT4の場合)
- MT4をダウンロード・インストールします。
- テキトーなチャートを開きます。
- メニューの「挿入」→「フィボナッチ」→「リトレースメント」をクリック。
- とりあえずテキトーにドラッグして引きます。
- 引いたFRを右クリックして「Fiboプロパティ」をクリック。
- 設定を↓のようにします。(%$)をつけると価格が表示されますが、つけるかどうかは自由です。
設定が完了すれば、緑の2本の線が引かれるようになります。
ラインの引き方
使い方は簡単ですが間違えないようにしてください。(基本です。)
上昇トレンド:チャート画面の最安値から最高値に向かってドラッグする。
下降トレンド:チャート画面の最高値から最安値に向かってドラッグする。
これだけです。
MT4を使っていない人は、上昇トレンドの例で言うと、38.2%が上に来るようにラインを引いてください。
大事な数値は38.2と61.8
FRを引くと、いろんな数値がいっぱい表示されます。
MT4はカスタマイズしやすいので、要らない数値は非表示(削除)することができますが、他のFX業者のFRは非表示にできないものが多いです。
なので、たくさんの線と数値があることで、逆にトレード中に混乱したり、チャートを見るときに邪魔になったり、値動きの意味を考えずに思考停止してしまうことがあります。
ですので、チャート分析はMT4でやるのが一番オススメです。
と言っても自分のお気に入りのチャートを使いたい人もいると思いますので、FRで一番相場に効く数値を公開します。
それは、38.2%と61.8%の2つです。
特に38.2%は相場で効果的な場面が多くあり、非常に優秀ですので、38.2だけでも覚えておくといいですよ。
リアルトレードでの使い方
上のチャートでFRを使ったトレードを解説します。
- 強い上昇があったため、FRを最安値から最高値まで引きます。
- FR38.2のラインまで価格が下がってくるまで待ちます。
- ラインに当たったところで、押し目「買い」をします。
- 20~30pips、または直近の高値あたりで利確します。→勝ち!
このように、強い上昇や下降があるときはFRを引いて38.2%まで価格が下がるのを待ちかまえる、というスタイルが鉄板エントリーパターンの一つです。
もちろん、これだけでFXの猛者相手に勝つことは厳しいですが、38.2%ラインで20~30pipsを狙うぐらいなら高確率で勝てる方法ですので、ぜひ使ってみることをオススメします。
また、慣れてくると、50%とか23.6%も使うことがありますが、慣れない内からすべての機能を使おうとしない方がいいです。道具はシンプルに使うのが一番です。
まとめ
フィボナッチリトレースメント(FR)の使い方
- FRはチャート分析ツールの一つ。(FX以外にも使える)
- 順張り(トレンドフォロー)の押し目買いや戻り売りに使う。
- 効果的な数値は38.2%・61.8%。
- 補足的に使う数字は23.6%・50%。
- 引き方は、トレンドが出ているところの最安値と最高値を引く。
- 引いた後は、38.2%のラインまで下がったら「買い」→20pipsで利確