1.楽天iDeCoのオススメ商品はコレ
楽天iDeCo始めたけど、何を買ったらいいかわかんなーい。
オススメを教えて~。
コレ↓を買えばいいよー♪
忙しいサラリーマンの皆様のために、最初に答えを出しちゃいます。
それは・・・
楽天iDeCoには現在32の商品がありますが、シンプルにコレだけで問題ナシです。
一応、全商品を↓にまとめています。(2021.8.8時点)
2.オススメする理由
前提:オススメ商品はミドルリスク・ハイリターン
何でこれがオススメなの?
損したりしないの?
「投資はリスクがある」ことを知ることが大事だよ。
ではなぜ、32ある商品からこの2つがオススメなのでしょうか?
と、その前に、iDeCoをしている本人さんの考え方・性格が重要です。
例えば…
・私は、多少のリスクがあってもいいから資産をドンドン増やしたい
・僕は、65歳以降は年金だけで暮らしたいので今のうちに資産を増やしたい
・僕はもう50歳を過ぎたので、あまりリスクがある投資は避けたい
・私は心配性なので、資産が減るのを見るのが嫌だ
と、さまざまな考え方があるかと思います。
今回オススメした商品に合う人は、リスクをとってでもハイリターンが欲しい人向けです。
よって、リスクをとりたくない人にとっては参考にならないと思いますのでご了承ください。
<おまけ>
リスクをとれない人はiDeCoをするメリットが半減してしまいます。
自分はなぜリスクをとれないのか、リスクをとらないリスク(インフレリスク)もある、ということも知っておく必要はあると思います。
理由1: 最強の投資法=長期×株式
リスクがあることがわかったよ。
よーし、それじゃ今までの投資結果をみてみよう。
まず、↓のグラフをご覧ください。
これは、約200年前の1801年に当時の1ドルを株式、債券、金、現金にそれぞれ投資をしたら、200年後にいくらになっているかを表したものです。
↑ののグラフを日本語に訳すと↓のとおり。
これはめちゃくちゃすごいグラフなんですが、200年前に株式を1ドル(100円)もってたら今60万ドル(6,000万円)になっていた、という結果を示したものなのです。
60万倍の成長率ですよ!
これが、いまの資本主義社会の現状なのです。
だから、お金持ちは株式に投資するのです。
そしてさらにお金が集まってくる、という勝ち組スパイラルになっているのです。
じゃあ、我々一般人もお金持ちをマネてその恩恵を受けるのが一番カンタン&確実なお金持ちへの道になると思いませんか?
iDeCoは長期投資が基本です。(途中で解約することができません。)
よって、長期投資するならば成長率No.1の株式に投資する、という選択肢が必然でしょう。
・200年間の投資結果は、株式・国債・金・通貨の4つの中で株式がダントツの成長率を誇る。
・今後もこのトレンドが続くと考えれば、株式に投資するのが一番リターンが大きい。
理由2:株価成長率No.1はアメリカ株
株式に投資することが一番パフォーマンスが高いことはわかったよ。
でも、株式っていってもいろいろあるけど…
世界の株価成長率は、やっぱりアメリカが一番なんだ。
だから、全米株式がオススメだよ。
・iDeCo=長期投資
・長期投資=株式がオススメ
ここまではOKかと思います。
しかし、株式に投資するといっても、32個の商品のうち13個が株式です。
どれを選んだらいいのでしょうか?
日本株vsアメリカ株
まず、日本株式と外国株式のどちらがいいかをみてみましょう。
↑のグラフは1993年~2015年までのアメリカの株価を示す代表的な指数である「NYダウ」の平均株価と、日経平均株価を比較したものです。
いうまでもありませんが、断然アメリカの株価の方が成長率が高いです。
残念ながら、今後、日本株価が急上昇するようなシナリオを描くことができないため、投資するなら外国株の方がいいという結論になります。
世界vsアメリカ
次に、外国株式の中ではどれを選ぶのがいいのでしょうか?
選択肢は4つあります。
・アメリカ株のみ
・先進国
・新興国
・全世界
先進国とは、北米・EU諸国(イギリス、ドイツ、フランスなど)のことです。
新興国とは、アジア・中南米諸国・BRICs(ブリックス:ブラジル・ロシア・インド・中国)のことです。
結論からいうと、今までの株価成長率No.1はアメリカ株です。
次いで先進国、新興国は成長率が一番低いです。
しかし、今後はどうなるかわかりません。
経済大国アメリカを中国やインド、アフリカが抜き去ってしまうことも考えられます。
中国、インド、アフリカではアメリカ以上に人口が増えていてGDPもガンガン伸びています。
アメリカ株をアウトパフォームする日が来ても不思議ではありません。
ただ、現状はいうまでもなくアメリカ株がNo.1ですので、アメリカ株に投資する選択肢は王道といえます。
アメリカ株が強くて新興国株が弱い理由
<アメリカ株が強いワケ>
・アメリカでは「会社は株主のもの」という考え方が定着していて、株価ファースト。
・投資に関する法整備がしっかりされていて安心して投資できる。
・現在、最先端の技術を持っている最強の国。
・国(政治)も経済成長を最優先している。
<新興国株が弱いワケ>
・インフレ率が高くなると貨幣の価値が下がる。
・貨幣の価値が下がることでの為替リスクがある。(利益以上に為替差損する)
・カントリーリスク(国独自の規制強化やハイパーインフレ、戦争などのリスク)がある。
・法整備が不十分なところがあり、安心して投資しにくい。
一見、新興国の成長はアメリカ以上だ、と思われている方もいるかと思いますが、単純に経済成長率が高いだけでは株価に反映されないことがあることも頭の片隅に置いておく必要がありそうです。
いいとこどりの全世界株!?
じゃあ、アメリカ株一択でいいんじゃないの?
と思われるかもしれませんね。
確かにその選択肢でも問題ありません。
世界中のお金持ちや一流投資家たちがアメリカ株は最強だと断言してくれているわけですからね。
ただそれを妄信しすぎずに、ちょっとしたリスク分散として全世界株も買っておくのも悪くない選択かと思います。
といっても、全世界株を100とするとその50~60はアメリカ株という比率になっています。
なので、全世界株を買っていても半分以上をアメリカ株に投資していることになります。(ある意味安心♪)
・株式を購入するなら、最強の上昇トレンドである米国株がベター。
・日本株の成長は冴えない。(ただし、個別株の一部は爆上げしてる)
・意外にも新興国の株価は上昇しにくい。
・ただし、今後はどうなるかは誰にもわからないので全世界株に投資するのもアリ。
理由4:手数料が安い
ふむふむ。米国株と全世界株かぁ。
よし、じゃあコレでいっか。
ちょっとまって!!
手数料は要チェックだよ。
DeCoの商品を選ぶときに一番重要なのが「手数料」です。
楽天証券では手数料のことを「ファンドの管理費用」とか「信託報酬」という表記になっていますが、わかりやすくまとめて手数料といいます。
手数料がどれだけかかるか、というのはめちゃくちゃ大事です。
なので、同じジャンルの商品が複数ある場合は、手数料を最優先でチェックして0.01%でも安い商品を選びましょう。
手数料が高い商品はゴミです。(キッパリ!)
・商品を決めるのに一番重要な項目が「手数料」。
・手数料が高いファンドはボッタクリ。
3.私が実際に買っている商品と構成比
参考に、私が実際に購入している商品と構成比を公開します。
資産タイプ | 商品名 | 構成比 |
---|---|---|
外国株式 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 40% |
外国株式 | たわらノーロード 先進国株式 | 30% |
国内外株式 | 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | 30% |
↓以降は私個人の考えで購入しているものなので、当然正解ではありません。
あくまで参考程度に…。
<投資への考え方>
・ローリスク&ハイリターン
・長期投資を前提
(株式は長期投資すればローリスク・ハイリターンであることが実証されている)
<iDeCoに期待すること>
・老後資金を効率よく貯めること。
・節税対策。
<楽天・全米株式インデックス・ファンド>
・ホントは100%コレに突っ込んでもいいかなぁと思う。
・が、みんなやってるし、おもしろくないので分散投資の意味で分けてる。
<たわらノーロード 先進国株式>
・始めた当初から持っているもの。
・もうちょっと比率を減らしてもいいかなぁと思ってるけど、外国株式で一番手数料が安いので現状維持。
<楽天・全世界株式インデックス・ファンド>
・最初は「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式」を持ってたんだけど、それから乗り換えてコレにした。
・新興国株式って夢がありそうって思って始めたけど、よくよく勉強したらリスクが多いことに気が付いて…。
3.まとめ
楽天・全米株式インデックス・ファンド
・アメリカの株価成長率は歴史的にNo.1。そして、これからも…
・手数料が低い
・保有比率は100%でもOKだけど、全世界とハーフにしても〇
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
・現状、これにもアメリカ株は50~60%入っている
・手数料が比較的安い
・保有比率は100%でも問題ナシ。(いろいろ合わせたい人はご自由に♪)
・手数料が高いものはそれだけ利益が削られる…手数料=悪
・1%超えているものはヤバイ…ボッタクリ
・外国株式以外の商品を選ぶのは間違いではないけど、手数料が0.5%超えているものは選んじゃダメ!
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始めるのが遅くなればなるほど機会損失…もったいないです。