2021年12月の豪ドル/NZドルの値動きを予想してみます。
長期的視点でみると、大きなレンジ(特定の範囲内での上下を繰り返す動き)になっていますので、現在含み損を抱えていたとしても、損切りするのがイヤなら保有しておけばいずれ戻ってくる可能性が高いです。(ヘンなところでエントリーしていなければ…の話)
しかし、短期的な値動きも当然気になるかと思います。(私もそうです)
ですので、現時点での値動きから今後のシナリオを予想し、トレード計画の参考にするために考察してみました。
豪ドル/NZドルのmyトレードルール
現時点での豪ドル/NZドルの基本的なトレードルールを↓のように決めています。
- 基本的に中期保有目線(チャンスがあればデイトレもやる)
- 狙いは売買差益のみ(スワップは狙わない)
- 買い/売りの両方でトレード
- レバレッジは3倍程度
- 損切はしない
- 分析方法はテクニカルのみ(ファンダメンタルズは考慮しない)
↑のルールを守ることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心の放置トレードが可能です。
豪ドル/NZドルは大きな流れでいうとレンジです。
ということは損切りしなくてもいずれ価格が戻ってくることが予想されます。
また、値動きが戻ってきにくい価格帯ではトレードしない(ポジションを持たない)ので、何年も利確できないということはまずありません。
ということで、損切りの必要はありません。
ただし、レバレッジを掛けすぎないようにしたり、高値圏/安値圏ではエントリーに気をつける、という工夫が必要になります。
2021年12月~相場予想(日足チャート)
日足チャートでは、前回に引き続きレンジ相場です。
が、移動平均線を見てみると、やや下降トレンドのようにも思えます。
直近の動きは、一時は2021.11月時点よりやや下降しました。
ただ、「注目レンジ下限:1.031」に値動きが到着すると、再度上昇しています。
なので、ココのラインを下に行くか、守り切れるか、という攻防が重要となります。
下抜けたとき | さらにドーンと下降していき、最安値ゾーンである1.0075まで下降するかも。 |
守り切ったとき | 売り勢が買いにまわり「注目レンジ上限 1.0877」を目指して上昇するかも。 |
大まかな値動きを見るために、ローソク足をシンプル化してみました。
流れとしては、エリオット波動のような形です。
①最初の下降→②戻し→③強い下降→④戻し→⑤弱い下降
という波の流れになっていて、下降の流れが落ち着いてきた感じはあります。
とは言え、下降の流れが追いついたから次は上昇トレンドだぁー♪
と単純にいかないのが相場です。
ここから言えることは、上昇トレンドが始まる可能性もあるが、レンジ下限を下抜けて下降していったら下降トレンドが継続する確率が高くなる、ということです。
なので、イチかバチかの勝負に出るよりは、様子見する方が賢明かもしれません。
流れ的には下降トレンドなので、売り圧力が強いです。
なので、どこで売りエントリーができるか、を考えてみましょう。
まず、トレンドラインを引いてみました。
値動きが上昇したときにこのトレンドラインとぶつかるのが1.0618NZぐらいです。
ここまで上昇しないかもしれませんが、このラインで一旦反発・下降していく可能性はあるかと思います。
次のラインが200日移動平均線です。
最近の値動きは移動平均線の下を通っています。
上昇した場合、この移動平均線が多数のトレーダーにとって注目されると思いますので、買いエントリーした人がココで利確したり、逆張りで売りを仕掛けてくるトレーダーがいることで、値動きが下降してく可能性が高いポイントとなります。
売りを考えているのであれば、ココは絶好のチャンスでしょう。
最後に、フィボナッチリトレースメント(FR)です。
下降の起点からFRを引いてみると、FR61.8%でピッタリ効いています。
さらに、その後の値動きでも38.2%が効いて下降していきました。
あと何回相場に作用するかはわかりませんが、軽く反発を狙うならいずれかのラインで売りができそうです。
2021年12月~相場予想(4時間足チャート)
次に、4時間足チャートをみてみます。
日足チャートで分析したように、売りエントリーするならば水色の2本のラインに値動きが来たときです。
正直、FR38.2%のライン(中央ライン)は効果がないかもしれません。
なので、現状値動きが上昇しようとしていると判断できれば、逆に今買いエントリーするのも悪くない選択肢かもしれません。
今買い→前回高値である1.06あたりで売り
あえなく38.2%の壁に阻まれて下降してく可能性もありますが、考えすぎているとエントリーできなくなってしまいます。
なので、自分の目線は売りか買いのどちらかに固定した方がいいかもしれませんね。
私は短期トレードより長期トレードの方が気楽で自分のスタイルに合っているかなぁと思っています。
なので、長期的にはレンジ、と考えているため、レンジ下限からの買いを狙っているのです。
短期的には売りもできそうですが、全体的に価格が下がっているこのあたりで買いを仕込んでおきたいところですね。
まとめ
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私は豪ドル/NZドルではココで取引していますが使い勝手がいいですよ。(口座開設・維持手数料など無料)
豪ドル/NZドルはレンジ相場が多いので自動売買に最適!
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<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。
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