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2024.2.5 MXN/JPY(メキシコペソ/円)の見通し・エントリーポイント

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MXNJPYのチャート分析(見通し)

月足チャート:下降→上昇へトレンド転換

チャート分析を始めるには、基本的に長期足(月足→週足→日足)から始めていく方が方向性(トレンド)がわかりやすいです。
これを「環境認識」とか「MTF(マルチタイムフレーム)分析」と言ったりします。

例えば、短期的に下降していても、長期的には上昇トレンドが形成されていれば、ショート(売り)は逆張りになりますので、大きなリターンを狙うのは確率的に難しいということがわかります。

ということで、まずはMXNJPYの月足チャートから見ていきましょう。

2020年に最安値の4.2円をつけて以来、ずーっと力強い上昇が続いています。

基本的にはメキシコペソと米ドルには相関関係がありますので、円に対して同じような値動きをしていますね。

さて、この上昇はどこまでいくのでしょうか?
ザックリ分析すると、エリオット波動的には3派が終わって多少の押し目を付けてもよさそうな感じですが、ホントに下がらないですね。
このまま大した下降もなく再度上昇していくのか、いったん押し目をつけに下がってくるのかはわかりません。

週足チャート:強い上昇トレンド

次は、XMNJPYのの週足チャートです。

ちょうどトレンド転換が始まって、上昇トレンドを形成しています。
なぜかというと、強く上昇していくときに直近の高値ラインを完全に無視して上昇しているから。
トレンド転換のサインの一つに、「前回高値を抜けたとき」があるので、これはトレンド転換したと定義できます。
また、上昇トレンドは「前回の高値・安値を更新している」ことが条件になりますので、エリオット3派の途中で上昇トレンドになったことがわかります。

また、そのエリオット波動ですが、上昇3派分は終わって現在は4派中なのかなぁと考えられます。
その証拠に、1派の値幅分3派が伸びています。
たいていの場合、1派の値幅分が3派となる(もちろんそれ以上に伸びることもよくあるケド)ので、とりあえず3派終了と捉えておきます。

<MXNJPY>月足・日足チャート分析結果
  • 強い上昇トレンドが継続中
  • エリオット波動の3派継続?または4派目?
  • 「押し目買い」か「ブレイクエントリー」を狙いたい

日足チャート:上昇→レンジ

次は、MXNJPYの日足チャートです。

値動きの流れは、上昇トレンドからトレンドレス(レンジ)になったところです。

レンジの上限&下限にラインを引いてみました。
とりあえず、この上下ラインの範囲内で値動きが上下することが想定されます。
というか、しばらくこの範囲内で値動きが続いていますので、そろそろどちらかに動く可能性はありますね。
確率的には、今までの流れから上昇する方が高いですが、再度力強い上昇の力を得るために、一度調整のため下降することも考えられます。

そのため、「上昇トレンドだから買っちゃおー♪」ってテキトーにロングするとロスカットされる可能性もありますので注意。

4時間足チャート:

最後にMXNJPYの4時間足を分析してみましょう。

4時間足では下降→上昇→横ばい、という動きのため、方向感がよくわかりません。

トレンドラインや水平線などを引くこともできますが、あまり効果的なものはないように思います。
エリオット波動もカウントできましたが、キレイではありませんが5派終了という感じがします。

<MXNJPY>日足・4時間足チャート分析結果
  • 流れは「上昇→横ばい」
  • 現在の値動きはレンジの範囲内で動いている
  • レンジを上抜けたら再度上昇startしていきそう
  • 上抜けしなかったら、もうしばらくレンジ内での値動きが続きそう(一時的に下がるかも)

MXNJPYのエントリーポイント

エントリーするには、自分の中でいくつかのシナリオを考えておき、そのとおりの値動きになったらエントリーしようと心がけています。
その方が自信をもってポジションを保有できますので、動揺してヘンなところで損切りや利確をしなくて済みます。

シナリオ1:下降…からの急上昇

まず、リスクリワードがよくて勝率が高いシナリオとしては、「一度下降するけど、重要なラインで止められて再度最高値を試すように上昇するパターン」です。

このパターンは、一度重要な週足で引いたレンジ下限のラインで値動きが止まって、そこから再度上昇していくため、とてもお値打ち価格でロングを仕掛けることができます。
このラインは、前回値動きを止められているポイントでもあるため、高確率で下降の流れを止めてくれます。

なおかつ、上位足では上昇トレンドと分析しているので、下降していくとしても限定的な下げになる確率が高いです。

ということで、レンジ下限の水平線の少し下を損切りラインとして、ライン上で値動きが止まって再上昇することを確認した後にロングエントリーです。

シナリオ2:レンジ上限ラインを上抜け→押し目買い

次は、現在のレンジ上限のラインを上抜けしたパターン。
こうなると、次はそのラインを下抜けするときに支持線となることが多いため、高確率で上昇していくことになります。

ただ、念のため、ブレイクアウト→飛び乗りエントリーではなく、リターンムーブ(一度ラインにタッチ)するときの値動きをチェックしてから、ラインの下に下がらないことを確認してからロングエントリーするとさらに勝率が高くなると思います。

損切りはレンジ上限のライン下でもいいですし、一度軽く下抜けしてからブレイクする可能性もあることから直近高値の少し下でもいいかもしれません。

シナリオ3:ズルズル下降していく(エントリー見送り)

最後は、ロングエントリーを見送るパターンです。

現在値から、ズルズルと下降していき、レンジ下限ラインも下抜けてしまう場合は、ロングエントリーをしない方がいいかもしれません。

なぜかというと、そのような場合は売り圧力が強く、上昇するターンではないからです。
どこかのタイミングで反発・上昇するかもしれませんが、「そろそろ反転するかも。」でトレードするのはギャンブルです。
それで一時のお金を稼げても、重要なトレードスキルが上達しませんし、再現性も皆無です。

結果…

数日経過後、結果を報告いたします。

エントリーしたのか見送ったのか?
トレードして勝てたのか?負けたのか?
いくら稼げたのか?損失は?
リスクリワードは?

次回の更新をお楽しみに♪

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