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2024年3月 ユーロ豪ドル(EUR/AUD)の見通し・エントリーポイント

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2024.3.3時点でユーロ豪ドル(EUR/AUD)のエントリーがしやすいチャートの形になってきたので、今後のシナリオをいくつか立ててみようと思います。

事前に今後の値動きをいくつかイメージしておくことで、自分の思いどおりのチャートになれば多めにロットを賭けてエントリーできますし、逆に思ったように動かなければエントリーを見送る判断ができます。

本記事は、私のFXトレード日記を主な目的としています。もちろん、この記事どおりの値動きになるわけではありませんのでご了ください。

なぜエントリーできそうだと思ったの?

まず最初に、なぜユーロ豪ドル(EURAUD)がエントリーできそうだと思ったのか、その根拠を解説します。

私がメインとして見ているチャートは4時間足になります。
そこで、いろいろな通貨ペアをチェックしていき、エントリーしやすそうとピンときたものがあれば、そこから深堀っていくという流れです。

ということで、まずはユーロ豪ドル(EURAUD)の4時間足チャートを見てみます。

このチャート画面だけを見た感想は…

  • 安値は切りあがっているけど、高値は止められている(アセンディング・トライアングル)
  • 直近値動きで高値が切りあがった
  • 再度、前回高値ラインに戻ってきたけど、ココで止められると高確率で上昇だ

まぁ子どもでも答えられるようなカンタンな分析です。
しかし、キッカケはそれぐらいでいいです。

問題は、これが上位足で見たときに逆張りになっていないのかを見ておく必要があります。
なぜかというと、仮に日足や週足では下降トレンドが続いているとすれば、4時間足でちょこっと上昇したぐらいでの根拠では負ける確率が高いからです。

ということで、次はユーロ豪ドル(EURAUD)の日足チャートをチェックします。

上位足で方向性を確認

これはユーロ豪ドル(EURAUD)の日足チャートです。

この一画面だけパッと見るだけではレンジっぽいし、よくわからないと思います。
ただ、移動平均線(200SMA)を見ると長期的には上昇していることがわかります。
それ以外にわかることはないかなぁと考えてみます。

チャートを見ていくと、2023年9月ぐらいから高値&安値が切り下がっているため下降トレンドになっていることがわかります。
ということで、高値&安値でチャネルラインを引いてみました。

チャネルを引くとわかりやすくなりましたね。
今の値動きは、今まで機能していたチャネルを上抜けしたところ、という感じです。
ということで、わかったことをまとめてみます。

  • 移動平均線を見ると、長期的には上昇トレンド
  • この半年間は下降トレンド
  • 現在値は、下降チャネルを上抜けしていることからトレンド転換期なのか?

ダメ押しで週足チャートもチェックしておきます。

これはユーロ豪ドル(EURAUD)の週足チャートです。

全体的には下降トレンドから上昇トレンドに転換しているという流れですね。

画面右側を見ていくと、大きな上昇トレンドからの小さな下降トレンドを形成しています。
これはエリオット波動でいうところの1波→2波です。
現在は2波が終わっているのか、継続中なのかは判断できませんが、ここから上昇の兆しが見えれば、3波が始まっていたとも考えることができます。

ここから上昇していくことは断言できませんが、少なくとも全体的には上昇トレンドだということはわかりました。

エントリー根拠まとめ

今まで分析したことをカンタンにまとめておきます。

  • 週足:上昇トレンド(エリオット波動1波→2波終了?)
  • 日足:下降トレンドだが、下降チャネルを上抜けしたところ
  • 4H足:アセンディング・トライアングルを上抜けした

このことから、スイングトレード的にはロングエントリーできそうだなぁと考えることができそうですね。

では、次にどのような値動きになったら実際のエントリーができそうか、ということを考えます。

ロングエントリーするシナリオ

シナリオ1:水平線で再度下降が止められたとき

まず、一番シンプルで勝率が高いシナリオを考えます。
それは、「いったん軽く上昇して、再度下降してきたときに意識されている水平線ラインを下抜けずに再度上昇していくとき」です。

これは「これ以上下降していかない」鉄板のパターンですね。
このような値動きになれば、結果としてダブルボトムの形になりますし、自信をもってロングエントリーしたいところです。

また、ダブルボトムにならなかっとしても、現在値から長い下ヒゲを数本つけてくれたり、しばらくライン上でレンジのような形が出た場合も、下降への抵抗が強いと判断してロングすることができます。

この場合のエントリーポイント、損切り、利確位置は次のとおり。

  • ・EP:下降が止められて上昇し始めたとき
  • ・損切り:チャネルラインの少し下
  • ・利確:エリオット波動1波分(ここまで保有するのは難しいかもしれないが…)
  • ・リスクリワード:3

シナリオ2:チャネルラインで下降が止まったとき

次のシナリオは、先ほどのシナリオ1とほぼ同じです。

大きく違うのは、一度水平線を下抜けてしまうが、チャネルラインでは下降を止められるという点。
このチャネルラインも日足チャートではずっと意識されているラインなので、ここで下降の勢いが止まって上昇していく可能性も高いです。

エントリーポイントなどの考え方はほぼ同じですが、重要なことは、子の水平線を下抜けしたからといってロングエントリーができないことにはならない、ということです。

シナリオ3:水平線・チャネルを下抜けたとき

エントリーを見送るシナリオとしては、シナリオ1,2が成立しなかったときになります。
つまり、水平線でもチャネルラインでも下降の勢いが止まらずに、そのまま下落していくパターンです。

こうなってしまうと、ロングエントリーできる根拠がなくなってしまいますので、そのあとロングエントリーしても勝つ可能性はありますが、それはギャンブルトレードになってしまいます。

そのため、ロングエントリーする根拠が否定されたということで、エントリーを見送るという判断となります。

逆にショートをしたらいいんじゃない?
と思うかもしれませんが、今までの分析結果からロング優勢と判断していることからショートエントリーは控える方が無難です。
ただ、買えないから売る、という考えのもと、デイトレorスキャルピングで軽く利益を抜くのならば狙ってみるのもいいかもしれませんね。

結果…

エントリー&利確(損切り)の結果は後日、こちらで報告します。
1週間~1カ月後が楽しみです。

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