ユーロドルがちょうどいいエントリーポイントに来てくれたので、ショートエントリーしてみました。
- 今後の値動きはどうなっていくのか?
- このタイミングでのショートエントリーで稼ぐことはできるのか?
- なぜココでエントリーしたのか、根拠は?
- 損切り・利確位置はどこがいいのか?
本記事は、これらを記録として残しておくことでトレード日記とする(トレードの振り返りができる)ことを目的としています。
エントリーポイント&根拠
まず、エントリーポイントとその根拠について解説します。
このチャートは、2024.3.12時点でのユーロドルの日足です。
ある程度、ラインや目印をつけているため分かるかもしれませんが、日足チャートでは三角持ち合いを形成しています。
そして、現在は上側のトレンドラインにローソク足がぶつかって止められている状態です。
私は、現在地点からショートエントリーをしたところです。
エントリー根拠は3つ。
- 下降のトレンドラインでの3回目タッチ(重要ラインの3回目は反発しやすい)
- ラインでの止められ方がキレイ(長めの上ヒゲ、日足レベルで4日上昇を止められた)
- 上位足でも下降トレンドが継続中
補足すると、上側の青のトレンドラインを引いていますが、この画面で既に2回上昇を阻まれていることがわかります。
そして、今回で3回目の上昇チャレンジとなります。
が、今回も上ヒゲではラインを超えていますが、実体レベルでは超えることができていません。
また、2回目の止められ方と違って、このラインを意識したようなローソク足となっていることがわかります。
この値動きとローソク足の形状から「今回も上昇は阻まれそうだな」と考えて、ショートエントリー(売り)をしました。
また、この後解説しますが、日足よりも上位の足(週足・月足)でチャートを見たとき、下降トレンドであったこともショートする根拠となっています。
上位足(月足・週足)の確認
次は、日足よりさらに長期間でのチャートを確認していきます。
まずは週足チャート。
2020年~現在までの値動きです。
画面中央の大きな下降が目立ちます。
そして、そこからフィボナッチリトレースメント(FR)61.8%の価格まで戻してきました。
が、そこからズルズルと下降している状況です。
見方を変えると、大きな下降をエリオット波動1波と考えると、現在のリバが2波中ということになります。
ということは、これ以上上昇していくことができなければ、下降3波がスタートすると考えることができます。
エリオット波動3波となってくれると、1波と同じぐらいのサイズで下降してくれることになりますので、かなりの爆益を狙うことができます。
最後にオマケで月足チャートも軽くチェックします。
とってもわかりやすい下降トレンドになっています。
よりわかりやすいように、チャネルを引いてみました。
基本的には下降トレンドが継続しているときにロングエントリーすることは逆張りになりますので勝率が低くなります。
まぁ月足チャートなので、ある程度ロングエントリーできるチャンスもあると思いますが、目線は「どこで売るか」を考えた方がカンタンですし、勝率が高いと思います。
- 超長期では下降トレンドが継続中。
- 週足レベルでは下降のエリオット波動2波中と思われる。
- →3波を狙ってショートエントリーするのがオススメ。
今後の値動きを予想
今後、どのような値動きになっていくのかを想定しておきます。
想定どおりになったら自信をもってエントリーできますし、逆に想定外の値動きとなった場合はエントリーを見送る(様子見する)ことができます。
<想定シナリオ>
まず、今までの分析結果から、この後下降していくと予想してショートエントリーを狙います。
現在はトレンドラインで3回目の上昇を止められているところですので、この後下降してきたら、その下降の流れに乗っていきたいところ。
そのため、想定するシナリオとしては、一定時間を経過したのちに下降が始まると予想し、現時点からショートエントリーするか、明確な下降のサインが出た後に戻り売りを狙うかの2択になります。
<逆行シナリオ>
また、想定するシナリオではなく逆行して上昇してしまうことも考えられます。
その際は、トレンドラインを上抜けしてそのリターンムーブとして下降したときにラインを下抜けないことを確認して再上昇したときにロングエントリーするのも一つの方法です。
ただ、上昇したとしても、月足チャートで引いたチャネルラインまでかなぁと思います。
<想定外の値動きのとき>
最後に、上述した2つのどちらでもないような値動きがあった場合ですが、このときはエントリーを見送るのがベターです。
要は、方向感がわからないときはトレードしても勝つ可能性が低いですし、運よく勝てたとしてもギャンブルトレードになってしまい、再現性がありませんので、今後のトレードに生かすことができません。
- 想定したとおり下降する動きがあれば、ショートエントリー
- 逆に、明確に上昇すると判断できれば、ロングエントリー
- それ以外の値動きのときは、スルー(様子見)
損切り・利確位置の目安
あくまで一つの目安としてエントリーポイント、損切り、利確、リスクリワードを示しています。
が、これは理想の状況であって、相場は想定どおりにいかないものです。
損切りはあまり変わることがないかもしれませんが、利確は値動き次第で伸ばせないことも多々ありますので、ある程度利益が出たら逆行する前に利確するのも手ですね。
- ・EP:現在値 or ダブルトップ or 大きな陰線出現後
- ・損切り:直近高値の少し上(1.099)
- ・利確:チャート画面上の最安値の少し上(1.047)
- ・リスクリワード:4.7
- ・EP:ラインを上抜け→戻り→再上昇のあたり
- ・損切り:ラインを下抜けた少し下
- ・利確:月足チャネル上限
- ・リスクリワード:3.6
今回の分析に使用したツールは「TradingView(トレーディングビュー)」というチャート分析サイトです。
インストールなどは必要なく、だれでも無料で使うことができます。
また、為替だけでなく、株価や先物などの商品でも使え、スマホとPCの連携もリアルタイムにできるため、とっても便利です。
まだ使ったことがない人は試してみてください。