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2倍は楽勝!? 急成長中の地元アプリでガッチリ![7082]ジモティー

7082ジモティー
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困っている人を助けたい、だれか手伝ってくれないかなぁ。
そんなときってあるよね。
だったら、それを手助けできるしくみがあればいいんじゃないか?

そんな考えからジモティーは作られました。
そのような理念に私はとても共感したので、この会社を応援したいなぁという想いからジモティーを使っています。

ということで、今回は証券コード【7082】 ジモティーの銘柄分析をしてみます。

ジモティーってどんなカイシャ?何で稼いでる?

ジモティーは「地元の掲示板」サイト

冒頭で少し紹介しましたが、ジモティーは地元の人同士を結ぶ掲示板のようなサイトを経営しています。

ジモティーを少し知っている人は「個人同士でモノを売ったりタダで譲ったりできるアプリでしょ。」というイメージでなのではないでしょうか。

確かに「個人同士で物を売る」だけであればメルカリやラクマ、paypayフリマと同じなのかな、と思ってしまいますよね。
ただ、それらのサービスとは大きな違いがあります。
それは当人同士で直接商品の受け渡しをするという点です。

通常のフリマアプリはオンライン上で商品を受け渡しします。(物が売れる→梱包・発送する→商品が到着して完了)
顔も名前も知らない人と匿名で商品を送るだけなので、お手軽でカンタンです。
しかし、大きな物や重い物などは梱包や発送がタイヘンですし、送料が高くて売れないことが多々あります。

それに比べて、ジモティーは重たい物や大きな物でも直接手渡しすることで送料を0円にすることができます。
そのため、家電や家具など大きな物を中心としてやりとりされていることが多く、タダでいいから誰かに引き取ってもらいたいという人は0円出品していることも少なくありません。

また、ジモティーはメルカリのように「物を売って稼ぐ」というプラットフォームではなく、不用品を捨てるのはもったいないので誰かに使ってほしい、という人のための掲示板なのです。

  • 自分=不用品を処分できるし、ゴミとして捨てなくていい
  • 相手=必要なものが安価(無料)で手に入る
  • 地球=物がリサイクルされる(eco)

自分・相手・地球の「三方よし」が成立するビジネスです。

…あれ?
ところで、無料でやりとりしているということは、会社はどうやって収入を得ているのでしょうか?
ということで、次は会社の売上構成をチェックしてみましょう。

他のフリマアプリとの違い
  • 出品の手数料が無料
  • 0円で出品ができる
  • 取りに来てもらうことができる(梱包・発送の手間がかからない)

売上は「マーケティング支援・広告・手数料」

ジモティーは個人間でモノの仲介をするだけではありません。
アルバイトや正社員の募集があったり、スクール・教室・仕事の依頼ができたり、サークルや交流会のメンバーを募ったりすることができます。

ジモティーは基本料金が0円なので、通常のやりとりだけでは収入がありません。
ただ、当事者と直接お金のやり取りするのは怖い・抵抗がある、という人のために事前決済サービスがあります。
これは他のフリマサイトでも使われているサービスで、出品者と購入者の間に入ってお金の受け渡しをすることで、安心して取引ができるというサービスになります。
この決済サービスにかかる手数料が5%かかるため、コレがジモティーの収益の一つになります。

また、ユーザーが増えてくると自分の出した募集記事(商品)が埋もれていってしまいますよね。
これに対してオプション料金を支払うことで、記事を目立たせることができるようになります。(マーケティング支援)
これも収益の一つになります。

あと、ジモティーのアプリを使っていればわかりますが、いくつか企業広告が表示されます。
この企業(スポンサー)からの広告掲載によるCM収入があります。

このように、いろいろなところから分散して収益を上げています。
また、基本料金0円のメリットを生かして利用者が増えていますので、使う人が増えれば増える分、会社側も間接的に収入が増えることになります。

売上の構成
  1. マーケティング支援(オプション料金)
  2. 自動配信売上(広告)
  3. 手数料(決済サービスなど)

成長産業のため将来性アリ

会社の事業内容と売上構成がなんとなくわかってもらえたかと思います。
では、このビジネスモデルに将来性はあるのか、会社として成長できるのか、について考えてみましょう。

まず第一に、ジモティーの利用者は増えているのか?という点が気になりますね。
どんなにいいサービスでも利用者が少なかったり、減ってしまっていると継続していくことが難しいです。
利用者が増えているかどうかのチェック方法として、会社が発表しているPV数と新規投稿数の推移をみてみましょう。

※2022年12月期 第3四半期決算短信より

PV数は2020年から横ばいですが、新規投稿数は少しずつ伸びてきています。
メルカリのようにもっと認知されていけば、利用者はもっと増えていくと思います。
(手数料0円で売買できる点は魅力です♪)

また、今までは広告収入や手数料収入といった受け身的な収益でしたが、今後は「積極的に営業活動を行う」という経営戦略を立てています。
実際に、アルバイトカテゴリでの課金型商品を出したり、自社で商品企画を開発していたり、自治体と連携したりしています。

特に、現在59ヵ所の自治体と協定を締結している、という点が興味深いですね。
具体的には自治体と共同で「ジモティースポット」を設置しています。
これは「買取専用のリサイクルショップ」のようなもので、使えるものを持ち込んだら何でもその場で買い取ってくれるサービスです。
アプリで個人とやり取りするのが面倒な人は、このようなサービスを利用すれば一気に片付けできるのでいいですね。
ちなみに、ジモティースポットは環境省のモデル事業になっています。

このように、既存収益を伸ばすだけではなく、新たなビジネスモデルも始めていることから、今後の成長に期待ができそうですね。
世界的にもSDGsの流れがありますし。

成長に期待できるところ
  • 利用者が増えることでの既存収益の増加
  • ノウハウを生かした新ビジネスによる収益に期待できる
  • 自治体との共同ビジネスからの派生収益

経営状況は順調♪

ここからは、会社の経営状況をチェックしていきましょう。

売上・利益

まずは、売上と利益の推移から。

どちらもキレイな右肩上がりに伸びていますね。
売上と利益が伸びている、ということは基本であり超重要なポイントです。
私が投資先としてチェックするときは、コレを最低条件にしています。

特筆すべきなのは利益率が高いところです。
粗利率88%、利益率22%、純利益率21%を叩き出しています。
ということは、現時点ではあまり経費がかからないビジネスであることがわかります。

粗利率売上に対する粗利の割合(粗利:売上から原価を引いた利益)
粗利率=(粗利÷売上)×100
※粗利=売上-原価
営業利益率売上に対する営業利益の割合(営業利益:売上から原価・販売管理費を引いた利益)
営業利益率=(営業利益÷売上)×100
※営業利益=売上-原価-販売管理費
純利益率売上に対する純利益の割合(純利益:売上からすべての諸費用を引いたもの)
純利益率=(純利益÷売上)×100

EPS・BPS

次に、EPSとBPSをチェックします。

EPSはキレイな右肩上がりですね。
投資家が最も重視する指標の一つであるEPSが過去最高値を更新し続けている、というのはかなり好感が持てますね。
BPSは若干下がっていますが、気になるほどではありません。

EPS一株あたり純利益のこと
EPS=当期利益÷発行済株式数
BPS一株あたり純資産のこと
BPS=純資産÷発行済株式数

その他

その他の指標を見ていきます。

株価は1,929円ですので、比較的買いやすい価格帯かなぁと思います。

時価総額は105億円とまだまだ小型株です。
個人的には時価総額が小さい方が将来性が高くて好きですね。

PERは27.5倍です。
15が平均値といわれていますので、そこまでの割安感はないですね。
しかし、今後もっと成長していくと分析するなら、決して高くはない数値です。(グロース株ではザラにあります。)

ROEは29.1%もあります。
通常10%以上あれば合格ラインといわれていますので、かなり効率的な経営ができていますね。
ちなみに、ROAも22%以上あるのがスゴイですね。

自己資本比率は76.5%です。
大体40%以上あれば倒産する危険性が少ない、といわれていますので、現状全く問題ないですね。

ちなみに、配当は出していませんので0円です。
今後、もっと成長していけば配当が出るとは思いますが、現時点ではキャピタルゲイン(売買益)に期待しましょう。

経営状況まとめ
  • 売上・利益・EPSなどがキレイな右肩上がりで投資したくなる♪
  • 時価総額は小さくて今後の株価上昇に期待できる
  • 自己資本比率が高く、長期保有でも安心
  • 無配当

株の買い時は…ちょっと待ち

次に、株の買い時をチャートを使って分析してみます。

上場時(2020.2)から現在までの株価の推移です。
最高値5,300円(2021.11.16)、最安値1,269円(2022.6.20)です。

値動きの流れは…パッと見る限り横ばいですね。
最高値である5,300円からだいぶ下がってしまっているので、塩漬けしている(含み損として抱えている)投資家がある程度いることを考えると、上昇には時間がかかるかもしれません。

ただ、直近の値動きをみると上昇トレンドが始まったようにも見えます。
移動平均線に値動きが支えられているようですし、トレンドラインを引いたら機能していそうです。

エントリーポイント(買いのタイミング)>

投資家の考え方次第ですが、短期トレードであれば現時点で買ってもいいと思います。
待ってもいいから安く仕込みたい、という人であれば1,800円ぐらいまで下がったところで買えるとオトクかもしれません。
逆に、直近安値である1,781円を下抜けてしまうと、1,500円ぐらいまで下がってしまう可能性が高くなってしまいます。

利益確定のタイミング>

短期トレードならば、直近高値である2,600円あたりまでを狙います。
2,600円を超えたら、2番目の壁になるのは4,200円ですね。

長期保有ができる人なら、最高値である5,300円あたりまでを狙ってみるのもいいかもしれません。
上昇する要素は十分にありますので、ゆっくり待てるのならば資金を2~3倍にできます。

番外編:株価がドカーンと上がる可能性は…

テンバガーということばを知っていますか?
株価が10倍になった(なりそうな)銘柄のことです。

番外編として、ジモティーはテンバガーの要件を満たしているのかをチェックしてみます。
テンバガーの要素は投資家によって考え方が違うことがありますが、一例としては↓のとおりです。

テンバガーの要素
  1. 低位株(株価1,000円以下)
  2. 業績が10%以上伸びている
  3. 時価総額が小さい(100億円以下)
  4. 上場して5年以内
  5. メガトレンドに乗っている
  6. 事業内容に競争優位性がある
  7. オーナー企業(筆頭株主が代表者)

ジモティーはいくつ当てはまっているでしょうか?
答えは4つです。(業績の伸び、時価総額が小さい、上場5年以内、メガトレンド)

といっても、株価は2,000円以下と買いやすい価格帯ですし、代表者も大株主ではあります。
そのため、テンバガーとまではいかなくても、そこそこ上昇する可能性を秘めている銘柄ではないでしょうか。

まとめ

今回は、7082 ジモティーについて銘柄分析してみました。

さまざまな角度からチェックしましたが、個人的には投資対象になりえるいい銘柄でした。
欲をいえばもう少し安く仕込みたいですが、そうやって待っていた挙句に置いて行かれた銘柄が数多くありました。
なので、とりあえず100株は今買っておこうかなぁと思います。

7082 ジモティーの分析結果
  • ジモティーは、地元の掲示板的な存在で物・サービスを仲介
  • 他のフリマサイトと差別化していて成長余地がある
  • 業績は好調で高利益!
  • 現在値はちょっぴり割高感があるが、買い時は逃したくない
  • 大化け株の要素を含んでいるので、今後の動向次第で一攫千金を狙えるかも♪
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