FXを10年弱続けた私が、FXは自分でやる方がいいのか、自動ツールにおまかせする方がいいのかを解説します。
結論からいうと、どっちもアリです♪
トレーダー(FXをする人)の目的、トレードスタンス、性格、運用期間などによってどちらが優位になるか変わるということです。
自分はどっちが向いているのか、どういうトレードがしたいのか、の参考になれば嬉しいです。
FXのトレード方法は2つ(裁量トレード・システムトレード)
FXは、裁量トレードとシステムトレードの2つの方法があります。

裁量トレードとは…
いつ、どの通貨ペアを、どのくらいの数量で、買いor売り、決済はどのタイミングで、というすべてを自分で決める、通常のFXトレードの方法。
システムトレードとは…
ツール、アプリ、ソフトなど(以下、ツールという)を使って、あらかじめ決められたルールによってエントリー&決済を自動的に行うトレードのこと。自動売買ともいう。
ここでいうルールとは…
- どのような条件、タイミングで買う(売る)か
- どのような条件、タイミングで利益を確定する(損切る)するか
などトレードにおけるエントリー(新規注文)とイグジット(決済注文)のことです。
システムトレードをするときは、基本的にあらかじめプログラムされたツールを使うことになります。
便宜上、自動売買ツールと呼びます。
※厳密には自動売買とシステムトレードは別物という意見がありますが、わかりやすさ重視でココではまとめています。
自動売買ツールはFX会社の口座を開設したときにその会社から無料で提供してくれるものが一般的です。
(無料といっても、スプレッドの上乗せという形で手数料を取っていますが…。)
それ以外には、プロのFXトレーダーなどが自作した有料ツールもあります。
…ただ、私は有料ツールは使ったことがないのでわかりません。
そのため、これ以降は個人が作ったような有料ツールの類はないものとして話を進めます。
自動売買ツールの種類
自動売買ツールには無数にありますが、一例を↓に紹介します。

↑のとおりさまざまな自動売買ツールがありますが、主に3つのタイプにわかれます。
リピート型 | あらかじめ買う値段と売る値段を決めておき、その価格に到達したら自動的に売買を行い、その注文を自動的に繰り返し行う。 | しくみがシンプルでわかりやすいし、プログラミングの知識不要のため初心者に大人気。 |
選択型 | FX会社やトレーダーが用意したツールを選ぶだけ。あとはツールが勝手に売買する。 | パフォーマンスの実績はわかるが、ルールの詳細は非公開のため、良くも悪くも完全おまかせになる。 |
設定型 | 自動売買のルールを自分で作ることができる。 | FX中級者以上でないと難しいが、自分でカスタマイズして運用したい人にはピッタリ。 |
この中で、初心者にオススメなのがリピート型です。
選択型は、基本的に完全放置でOKではありますが、ハイリスク・ハイリターンであり、今の相場に合っているかどうかも運任せなところがあります。
また、自分で何をしているかわからないためトレードスキルや経験値が貯まりません。
うまくつかいこなせれば稼げるとは思いますが、個人的には非推奨です。
設定型は、初心者にはムリです。…以上。
という訳で、消去法でリピート型となります。
といっても、リピート型は初心者用なのでイマイチ稼げないのかというと、そんなことはありません。
自分の腕一本でバリバリ裁量トレードしているプロのFXトレーダーからすると物足りないでしょうけど、リピート型の魅力・欠点を知ることでうまく資金を増やしていくことができます。
リピート系自動売買ツールとは…
自分で設定したポジション数・値幅を基に自動で買い・売りのエントリー&決済を繰り返す、というシンプルなしくみです。

自動売買ツール(リピート系)のメリット
リピート系自動売買ツールはさまざまな魅力があります。
・自分で判断しなくていい(精神的ストレスの緩和)
・トレードに時間を取られない
・ 専門知識や経験がなくてもOK
1.自分で判断しなくていい(精神的ストレスの緩和)
FXの裁量トレードをやったことがある人は誰しもが苦い経験があると思います。
どのタイミングでエントリー&決済したらいいのか、損失が膨らんでいくときの不安感や焦り、やむなく損切りしたときやロスカットを受けたときの精神的ダメージ、など。
すべてを自分で判断する裁量トレードを行うと、非常に大きな精神的ストレスがかかります。
自分でエントリーするときは「まだ早いかなぁ、今更エントリーしても遅いかなぁ。」とか、決済するときも「あー、もうちょっと早く(遅く)しておけばもっと儲かったのに…。あーあ、判断が遅すぎてマイナスになってしまったぁ。」とか、心理的な要因でうまく稼ぐことができなかったりします。
まぁそれに見合うリターンも得ることができますので、当然のリスクといえます。
しかし、自動売買の場合は決められたルールで設定しておけば、後はシステムが余計な感情は一切関係なく売買を繰り返して稼いでくれます。
人は「判断する」という作業に膨大な脳のエネルギーを消費しているといいます。
プロのFXトレーダーでないのであれば、自動売買によって「判断ポイント」の節約になります。
また、ポジションを保有しているときの精神的ストレスがなくなるという点もメリットの一つです。
2.トレードに時間を取られない
通常、トレードするときはファンダメンタルズ分析やテクニカル分析をしたり、売買タイミングを考えたりしなければなりません。
そのため、トレードにはかなり時間がかかっていることになります。
しかし、自動売買であれば、最初に設定さえすればあとは基本的に放置プレイでOKです。
ときどき、自分が設定した内容と相場状況が変わっていないか、ということはチェックする必要がありますが、裁量トレードのように一日中チャートに張り付いていたり、毎日スマホでチェックすることをしなくてもよくなるため、時間を有効に使えます。
忙しいサラリーマンや主婦の方にピッタリです。
3.専門知識や経験がなくても始められる
FXで裁量トレードをするとなると、世界経済の状況を確認・分析したり、チャートを読むチカラが必要になります。
しかし、自動売買はそのような知識はほとんど必要ありません。
まぁ知識がないよりはあった方が勝率は多少高くなりますが、基本的には公式サイトやYoutube、ブログなどでみんながオススメの設定方法を公開してくれています。
最初は少額でだれかの設定をマネてみて、慣れてきたらオリジナルの設定方法をしていけばOKです。
FXの知識がなくてもカンタンに始められる点が初心者にオススメできる点です。
自動売買ツール(リピート系)のデメリット
自動売買にはさまざまな魅力がある一方、弱点もあります。
・ 裁量トレードより手数料が高い
・ 急変相場・トレンド相場に弱い
・ 短期トレードには不向き
弱みを知ったうえで、それをカバーするように運用すれば、自動売買ツールを上手に使いこなすことができます。
1.裁量トレードより手数料が高い
自動売買ツールは基本的には手数料無料で使用できることが多いです。
ただし、手数料がかからない、と謳っているものでも通常取引と比べるとスプレッドが高いです。
スプレッドはFX会社の手数料みたいなものですので、裁量トレードより実質手数料が高くなる、ということは知っておくとよいと思います。
2.急変相場・トレンド相場に弱い
リピート系自動売買ツールの特徴として、自分が想定する範囲内(レンジ相場)での自動売買を行うものです。
よって、想定する範囲を超えて上下してしまうと、稼げなくなってしまうばかりか、最悪の場合損失が膨らんでロスカットされてしまう可能性もあります。
よって、ファンダメンタルにより急騰・急落したり、トレンド相場になってしまうと、思うような利益が得られないことがありますので注意が必要です。
3.短期トレードには不向き
リピート系の自動売買は、長期トレードで年利10%~20%の利益を稼ぐ、という運用を推奨されています。
確かに設定次第ではそれ以上を稼ぐことも可能ですが、↑のとおり相場が急展開するショック相場が来たときに資金が吹っ飛ぶリスクが高くなってしまいます。
それを回避するために、ミドルリスク・ミドルリターンを狙う方が賢明といえます。
短期間で稼ぐには、裁量トレードでチャンスが来たときに大きくレバレッジを掛けて勝負に出る、そしてダメならすぐ逃げる、という方法が最良です。
コツコツ派の人にはローリスクで稼げる自動売買ですが、短期間で稼ぎたい人にとっては焦って失敗する可能性が高いので注意です。
稼ぎやすい自動売買ツール(オススメ)
FX初心者~中級者までオススメできる自動売買はアイネット証券のループイフダンというツールです。
ループイフダンの魅力は↓の3点です。
- 手数料が安い
- しくみがカンタンで手間が少ない
- メジャーツールなので調べやすい
1.手数料が比較的安い
やはり、資産運用で一番の障壁となるものは手数料だからです。(株式でも同じ内容であれば最安値のETFが評価されやすいですよね。)
自動売買名(会社名) | 取引手数料 | スプレッド |
---|---|---|
トライオートFX(インヴァスト証券) | 無料~片道20円 (対外貨は0.2外貨) | 0.3銭 |
トラリピ(マネースクエア) | 無料 | 4~5銭 |
ループイフダン(アイネット証券) | 無料 | 2銭 |
連続予約注文(マネーパートナーズ) | 無料 | 0.3銭 |
トラッキングトレード(FXブロードネット) | 片道20円or200円 | 0.2銭 |
iサイクル2取引(外為オンライン) | 片道20円 | 1銭 |
取引手数料・スプレッドを合わせてみると、バランスがいいのがループイフダンかなぁと思われます。
また、調べていくうちに、マネーパートナーズの「連続予約注文」というシステムは取引手数料が無料でスプレッドも小さいので、手数料的には最安値だと思います。
私はまだ使ったことがないのでコメントできませんが、やってみようかなぁと検討しています。
2.しくみがカンタン・運用の手間が少ない
自動売買するときは、どのようなしくみでそのシステムが動いているのか、どういう条件になったらどう判断するのか、といったしくみをある程度自分で理解しておく必要があります。
どんな道具でも、使い方を知らなければムダに終わったり、ケガをしたりすることがありますよね。
リピート系の自動売買ツールは比較的シンプルなものが多いですが、ループイフダンも「一定値幅レートが動いたら自動で売買を繰り返すだけ」というわかりやすいしくみとなっています。
中級者以上になると、複数ペアの注文をして、値動きに合わせて運用するという方法をとっています。
トラリピのような完全放置とはいかないので、慣れてくると多少の手間はかかりますが、手数料とのバランスを考えるとループイフダンの方がコスパがいいと考えます。
3.使っている人が多く、設定の参考資料が多い
ループイフダンやトラリピといったメジャーな自動売買は利用者が多く、設定もシンプルなのでいろんな人が「この設定で1年間やってみた」とか「ローリスクで放置OKな設定はコレ」とか「10万円からのオススメ設定方法」などを公開してくれています。
まず最初は、公式サイトをはじめ、いろいろな人の意見をさまざまなサイトで見てみて、自分なりに納得した設定を少額でスタートさせてみる、という方法をオススメします。
マイナー気味の自動売買ツールでは検証した人が少ないため、初心者は戸惑ったり、わからないところがあっても人に聞いたり調べるといったことに時間がかかる場合があります。
そういう意味では、ある程度有名な自動売買の方が安心感がありますね。
まとめ
メリット | ・自分で判断しなくていい(精神的ストレスの緩和) ・トレードに時間を取られない ・専門知識や経験がなくても始められる |
デメリット | ・裁量トレードより手数料が高い ・急変相場・トレンド相場に弱い ・短期トレードには不向き |
オススメツール | アイネット証券:ループイフダン マネースクエア:トラリピ |
ループイフダンの自動売買が気になった方は、↓の公式サイトから自動売買のしくみを見てみてください。
強欲にならなければほぼ勝てる理想的な資産運用方法です。
こういう知識は知っているだけで役に立ちますので、ライバルに差をつけるなら要チェック!
トラリピの自動売買が気になった方は↓の公式サイトをご確認ください。
為替のプロが厳選したオススメ戦略パックを用意してくれています。
FXなのに株の投資信託しているぐらいカンタンに設定できます。