金(ゴールド)投資とは?
金(ゴールド)は貴金属の一つとして世界中で取引されています。
投資カテゴリではコモディティ(商品)に分類されています。
安全資産と位置付けられていて、世界情勢が不安定になったときに金が買われる傾向にあります。
これは、金という商品そのものに価値があるからです。
また、金の取引は基本的に米ドル建てです。
そのため、Goldと書いてあったりXAU/USDと書いてあったりします。
ゴールド投資のメリット3選
ゴールドに投資するメリットは大きく3つあります。
- 無国籍通貨…世界共通の価値がある
- 株式や債券、インフレなどのリスクヘッジ
- 長期的には上昇トレンド
- 値動きが激しい
無国籍通貨…世界共通の価値がある
ゴールドは、株式や通貨と違ってゴールドそのものに価値があることが特徴です。
例えば、会社が発行する株式や、国が発行する債券や通貨などは、会社や国が無くなればその価値もゼロとなります。
しかし、ゴールドは違います。
世界中でゴールドの価値が認められているので、ゴールドの価値がなくなることはありません。
株式や債券、インフレなどのリスクヘッジ
政治不安や戦争、パンデミックなどで世界情勢が不安定になるときは、安全資産といわれるゴールドの価値が上がります。
有事の金と言われていますね。
その理由として、投資家は景気が悪くなると株式や債券をゴールドに換えて資産を守ろうとするからです。
先ほどの説明にもありましたが、ゴールドの価値は世界共通ですので、ある程度大きな資産を持っている投資家はポートフォリオの5%程度はゴールドであると言われています。
↑のグラフは金価格(青)とドル指数(オレンジ)の関係性を示したものです。
基本的には、ゴールドの価格が上昇すればドルの価格が下がり、ゴールドの価格が下降すればドルの価格が上がっています。
このことから、ゴールドとドルは逆相関関係にあるといえます。
長期的には上昇トレンド
ゴールドの価値は上昇傾向にあります。
これはゴールドの価値が担保されていること、ゴールドの稀少性が高いこと、今後のゴールドの埋蔵量が減ることを考えれば、今後もゴールドの価値が今より下がることは考えにくいです。
(ゴールドに代わるものが出てくれば別ですが…)
値動きが激しい
実際にゴールドの取引を行うとわかりますが、ゴールドはかなりボラティリティが大きい取引となります。
ボラティリティが大きいといわれるポンドの10倍以上の値動きをしますので、FXトレードをしている人からすればチャンスが広がる取引になります。
実際、一日の値動きが200~400pipsなどは普通に動き、ときどき600pips以上動くこともありますので、うまくトレードできれば一獲千金を狙えるポテンシャルがあります。
ゴールド投資のデメリット2選
ゴールド投資の主なデメリットは2つ。
- インカムゲインがない
- 取引コストが高い
インカムゲインがない
ゴールド投資の最大のデメリットはインカムゲインがないことです。
インカムゲインとは、それを保有しているだけで得られる収入のこと。
株式は配当、債券や通貨は利子がインカムゲインとなります。
ただ、ゴールドを保有しているだけでは、だれからもインカムゲインを得ることはできません。
ゴールド投資で稼ぐにはキャピタルゲイン(売買における差益)を狙うことになります。
取引コストが高い
他の投資商品に比べてコストが高いです。
例えば、ゴールドを現物で購入するときの購入手数料や、保有した後の盗難対策のために金庫が必要になるかもしれません。
また、ゴールドでのトレードでは他の通貨ではかからなかった手数料が発生したり、他の投資先(株式や通貨ペアなど)と比べてスプレッドが広かったり、スワップポイントの支払いが発生したりします。
ゴールドを取引する方法4選
ゴールドを取引する方法は主に5つあります。
- 現物取引
- 純金積立
- 投資信託・ETF
- 金CFD
現物取引
一番わかりやすい取引方法として、金という金属そのものを購入する現物取引です。
ドラマや映画などで出てくる「金の延べ棒」とか「金塊」を買うイメージですね。
ゴールドのアクセサリーやコインを買うことも現物取引と言えます。
ただ、ゴールドは決して安くありませんし、金の現物を購入できるところも限られています。
また、「ゴールドを持っている」という安心感が持てる一方、盗難のリスクがありますので注意が必要です。
ある程度ゴールドの現物資産を持つのであれば金庫が必須でしょう。
純金積立
ゴールドを現物で購入せずに、証券会社などを通じて月々1,000円からといった少額からコツコツと積み立てていく投資法です。
少額から始められるので金銭的な負担が少なく、ドルコスト平均法で購入しているため、金価格の上下にあまり左右されずに購入していくことができます。
ただ、やはり売買手数料のコストはかかかりますし、インカムゲインはありません。
長期投資用と割り切って積み立てていくのであればリスク分散としていい選択肢かと思います。
投資信託・ETF
ゴールドを投資信託やETFで保有する方法があります。
投資信託とは、運用会社が委託者となり投資家から預かった資金を、受託者となる信託銀行との間で締結された投資信託契約に基づき、運用会社の指示によって運用されるしくみのこと。
要するに、ゴールドの購入や運用をプロに任せるということ。
SBI証券や楽天証券などで少額からゴールドに投資できるため、お手軽な購入方法と言えます。
また、現物取引と違って、保管のコストや盗難リスクがない点もメリットになります。
ただ、他の商品より手数料が高いことには注意が必要です。
投資信託やETFで運用する場合は、なるべく手数料が安いところと実績があるところに委託したいところですね。
CFD
ゴールドのCFD取引とは、ゴールドの価格を指標とした差金決済取引のことです。
要するに、FXの通貨ペアと同じように、XAU/USDという通貨ペアでトレードするようなイメージです。
CFDは他の金取引と比べて手数料が安く、レバレッジがかけられるのが特徴。
様々な証券会社やFX会社での取り扱いがあり、FXトレードに慣れている人であれば、そこまで抵抗なくスタートすることができます。
まとめ
ゴールドに投資するメリット・デメリットと、投資方法についてまとめました。
ゴールドに投資するメリット | ・株や債券以外のリスク分散として ・将来の価値上昇に期待できる ・値動きが大きい(トレードの一獲千金) |
ゴールドに投資するデメリット | ・インカムゲインがない ・取引手数料が高い |
ゴールドの投資方法 | ・現物購入して保有 ・純金積立 ・投資信託・ETF ・CFD |
個人的には、ゴールドを使ったCFDトレードで稼ぐ方法が効率的だと思います。
ゴールドトレードである程度資産を稼ぐことができたら、ETFでの分散投資もいいかなぁと思いますが、大半の人はつみたてNISAの上限枠である1,800万円を埋めることが難しいと思います。
まず、少額から効率的に稼いでいくにはある程度のリスクを取ってリターンを狙っていくしかないと思います。
今私がゴールドでトレードしているのはXMTradingという海外FXの最大手取引所です。
ココは数多くの日本人や億トレーダーの方々が取引に使っている安心サイトです。
私も実際に取引してみて、ちゃんと引き出しできることを確認しております。
ゴールドのトレードはXMTradingがオススメ♪