株初心者が急増…でも正しい銘柄の選び方知ってる?
ようやく日本でも株式投資が一般的になりはじめました。
2020年はコロナの巣ごもりとかリモートワークが始まったおかげもあり、証券会社への口座開設件数が爆発的に増えたそうです。
ということは、株初心者が大勢誕生したことになります。
今まで貯金しかしていなかった日本人が、株式投資を始める人が増えたことは喜ばしいことと思います。
現在、銀行などにお金を預けていてもほとんど増えないですし、そのお金は誰かの役に立つこともありません。
しかし、株式投資は違います。
投資をしたお金は、企業の原動力となってさまざまなモノやサービスを生み出します。
それが経済を循環させ、回りまわってみんなが幸せになることにつながります。
うまくいけば投資したお金も増えますしね♪
よって、株式投資をしてお金を稼ぐことはとっても素晴らしいことだと思います。
さて、本題に移ります。
初めて株式投資を始められた方の目的は大きく2つに分けられます。
- 大金持ちになって悠々自適に暮らしたい
- 老後の資金を貯めたい
要は、短期間で爆発的に稼いで大金を手にしたいギャンブラー系と、ローリスクでコツコツ稼いで資金を増やしていきたい貯金系に分かれると思います。
今回は、前者のギャンブラー系の手法やコツなどを解説します。
株式投資に使える資金が少ないなら小型株一択
お手軽に始める人が増えている株式投資ですが、お金が絡む以上、そこにはプロがいます。
レベル1の旅人、レベル50のベテラン戦士、レベル200の最強集団などが同じフィールドで戦っているような感じです。
(グラブルとかモンハンなどのゲームをしているイメージです。)
はじめは武器となる知識も資金もないので、ベテラン勢の戦い方と同じ方法ではうまくいかないことが多々あります。
そもそも、株式投資は資金が多ければ多い人ほど有利なゲームです。
なので、資金が少ない人が勝ち上がっていくには、世間で言われている普通の投資をしてもなかなかお金は増えていきません。
何十年もかけてコツコツと資金を積み上げていく方法であれば、ローリスクかつ高確率で資金を増やすことは可能です。
がしかし、「ガンガン稼いで仕事辞めるんだー。」「お金を貯めていろんな体験をしたい。」「いい服買って、いろいろ旅行して、おいしいもの食べたい。」といった夢はしばらくお預けになってしまいます。
よって、資金が少ない人が短期間でお金を増やす方法はコレしかありません。
将来性のある小型株に集中投資、です。
小型株って何?なぜ小型株がいいの?
株には大型株、中型株、小型株の3種類に分類されていて、時価総額と流動性で決められています。
日本株であれば、小型株は全体の9割を占めています。
なぜ小型株の方がいいのかというと、大企業に比べて成長するスピードが早いからです。
そもそも、株価というのは現在の会社の実力を数値化したようなものです。
なので、会社が成長すればするほど株価も上がっていくのです。
例えば、みんなが知っているトヨタやNTTなどの大企業はレベル100ぐらいになっていますので、これからレベルを1上げるだけでもとても時間がかかります。
しかし、レベル5ぐらいの小さい企業がいろいろな経験を積んでレベル10になるのは、うまくいけばできそうですよね。
- 大型株:Lv100→200(2倍)にするのは時間かかる
- 小型株:Lv5→10(2倍)にするのはスピーディ
でも、小型株といっても4,000以上ある銘柄の9割の中からどれを選べばよいのでしょうか?
小型株ってだけでテキトーに買っても、数が多いので当たる確率は低いです。
が、ある程度条件を絞っていけば当たる確率も上がっていきます。
成長が期待できそうな銘柄の選定方法
どの株を買うか、というところが株式投資の一番難しいところです。
私が現在行っている銘柄の選ぶポイントを紹介します。
成長が期待できそうな銘柄のポイント
- 時価総額が小さい(200億円以下)
- 定位株(株価1,000円以下)
- 上場後5年以内
- ビジネスモデルの将来性がある
- 大株主が代表者
1.時価総額が小さい(200億円以下)
先ほどの話と同じで、時価総額が小さいほどその株を安く買えるからです。
例えば、苗を買ってきて、水や肥料を与えて育てていき、出来上がった実をいただくようなものです。
最初から実ができている樹木を買うのは高いですよね。それと同じです。
じゃあ、時価総額の目安は?となりますが、人によって指標が違いますが、よく言われるのが100億~300億以下です。
私は間を取って200億以下としています。
2.定位株(株価1,000円以下)
株価が1,000円以下(100株単位)を狙います。
これは、みんなが買いやすい価格帯のため、注目されたときに爆発力が高いからです。
「なんかこの銘柄盛り上がってるみたいだし、買ってみようかな。」って思っても、100株100万円だと手を出しにくいですよね。
でも10万円ぐらいなら買おうかな、となるので株価が上がっていきやすいから、というのが理由です。
もちろん、1,000円以上のものでもお構いなしに上がっていく銘柄も多いので、あくまで参考程度です。
3.上場後5年以内
ヒットする銘柄の多くは上場後5年以内、というデータがあります。
5年以上経つと、ビジネスモデルが確立されていて、それなりに知名度が上がってきています。
そのため、現在のビジネスから今後の利益を生み出していけるのかが把握できてきますので、そこで将来性がないと判断されれば株価を大きく上げることは難しくなってきます。
しかし、新たなビジネスモデルに切り替えていくとか、コツコツやっていたビジネスにチャンスが来たりすることもありますので、一概に言えませんが…。
4.ビジネスモデルに将来性がある
今後、世界はどのような方向に向かっていくのか?
何が必要とされるのか?
ということを自分なりに考えて、どのような業種やジャンルでどういった商品やサービスをビジネスにしているのか?ということを調べてみることが大事です。
その上で、今このビジネスをしていたままでは将来性がないなぁ、と思うものに投資をする必要はありません。
逆に「こういうサービスがあったらいいのになぁ。」「これがあればみんなの役に立つよね。」と思えるものを作り出している会社は将来性がある会社だと思いますよね。
そのような会社を応援する意味でも、その株を買ってください。
5.大株主が代表者
これは私が意識している項目の一つです。
基本的に株式会社となっていれば、会社は株主のものです。
そして、投資をする我々は株主です。
会社は株主からの出資金でモノやサービスを作り出して利益をあげ、その利益を株主に還元します。
なので、会社を経営している代表者が大株主でない場合、「利益あげても自分が儲かるわけじゃないし、まぁテキトーでいいよね。」となってしまう可能性があります。
逆に、経営する自分が大株主ならば「ゼッタイ成功させてやるぞー!」というやる気が違いますし、実際に成功したときの株価上昇という報酬も自分が一番もらえることになります。
細かいところですが、会社を成功させるのは最終的に代表者の経営手腕にかかっています。
その代表者がどこまで情熱をもてるのかは重要なポイントだと思います。
株式投資で成功するには経験値を貯めること
いろいろな成功者が自分流の銘柄の選び方を公開してくれています。
どの人の意見を参考にしてもいいかと思いますが、そういう人が全員言っています。
「最終的に買うかどうか決めるのはアナタです」と。
株式投資は自分ですべてを判断しなければいけません。
「〇〇さんが上がるって言ってたから買う」と決めても実際に上がるかは誰にもわかりませんし、逆に下がってもだれも責任はとれません。
何の銘柄を買うか、どの程度の資金を投資するか、株価が何円になったら買い、何円になったら売却するのか、などのすべてを自分が決めるのです。
なので、ラクな方に逃げたいのはわかりますが、自分のアタマで考えて、自分で判断できるように知識や経験を積んでいくしかありません。
最初はワケわからないので失敗することもあります。
でもそこでやめたら、失敗したという経験値と投資したお金がムダになってしまいます。
わかりやすい例として「一回も転ばずに自転車に乗れる人はいない。」ということです。
失敗することで、少しずつ自転車の乗りこなし方を学んでいって、最終的に乗れるようになるのです。
せっかく自転車を買って乗り始めたのに、一回転んだだけでやめてしまえば、自転車の代金・それにかけた時間を失うだけでなく、自転車は怖いもの、という恐怖心だけが残ってしまいます。
行動にリスクはつきものです。
でも行動しないと何も手に入りません。
一緒に頑張っていきましょう♪