気になる銘柄7： 7084 Kids Smile Holdings

私が今気になっている日本株の銘柄を紹介します。

それは、株式会社Kids Smile Holdings（キッズスマイルホールディングス）（証券コード：7084）です。
この会社は、首都圏を中心とした保育園の運営を手掛けています。
2020年に上場したばかりであり、「教育を通じて社会に貢献する」という代表者の理念に共感できるところが私の想いに通じるところがあるので、ずっと気になっている銘柄の一つです。
また、個人的に気に入っているだけでなく、成長性・将来性もあるかと思いますので、そこを解説していきます。

気になる理由

ポイント１：上場して１年以内…爆上げ期待

2020.3.4にマザーズに上場しています。
まだ上場後1年以内という若さであるため、今後の成長によっては株価の爆上げが期待できます。

• 2021.1.22 時点での株価：1,782円
• 時価総額：57億円
• PER：14.6倍
• ROE：22.0%
• 自己資本比率：約50%

時価総額が小さいため、今後の事業展開により売上高、利益の増加に伴って成長が期待できます。
長期ホールドできれば大きなリターンも狙えます。

RERは成長企業としては低めの14.6なので割安感があります。

ROEは22%と高く、自己資本比率は50%のため財務も健全と思われ、経営状態が良いと思われます。

※残念ながら現在無配当ですが、成長時期であれば配当がないのは仕方がないです。
むしろ、配当を出さない分、積極的に投資ができることを意味しますので、今後の成長性に期待できます。

ポイント２：売上高が上昇中

過去の推移から、売上高は年々上昇しています。
コロナの影響により、一定期間休園していたことで、前年に比べて利益が少し減っていますが、それがなければ微増だったので、まぁ大丈夫かなと思います。

決算資料を見ると、保育所や幼児教室の増加により園児数も増えていることから、安定的に売上高を伸ばすことができたのかなと思います。

ポイント３：今後の事業展開に期待

現在の教育サービスは、0～6歳までだったのですが、今後は0～9歳までサービス拡大を発表しています。
保護者側からすれば、今までの教育サービスを受けて満足度が高いと感じれば、今後のサービスも利用したいと思います。
経営サイドからしても、最大6年間→9年間顧客を掴んでいけるようになるので利益率が高くなります。
保護者・経営者・株主と「三方よし」状態になるので、いい戦略だと思います♪

ポイント４：少子化対策への対応もOK

今後の少子化問題についての対応として、今後は新規保育園の開園を縮小していき、「キッズガーデン教育圏」を作っていく、と表明しています。

これは、保育園利用料だけに頼るのではなく、自社の教育プログラムを利用してもらうことで教育に係る費用を取り込むことにより利益率を上げることができます。

保護者としても、いろんな企業から教育サービスを受けるより、自分の子どものデータを知っている１社から質の良いサービスが受けられる方が満足度が高くなります。
（楽天経済圏のようなイメージですね。）

これが軌道に乗れば、一番の不安点である少子化にも対応できますね。

キッズガーデン教育圏の構想

１．対象年齢の拡大
　これまでのプレスクール・認可・幼児教室（対象0~6歳）に、2021年4月に学童（対
象6~9歳）を開校し、0~9歳における全ての年齢に対象を拡大。

２．提供サービスの拡充
　学童・幼児教室・運動/野外体験教室等へサービスを拡大して展開。

３．キッズガーデン・ネットワークの構築
　自社展開に加え、フランチャイズ、M&A、業務提携など様々な形で他事業者と連携。

４．対象エリアの拡大
　東京以外の関東圏、中京・関西・福岡など全国の大都市圏に展開。
日本式教育に親和性の高いアジアから海外へ展開。

ポイント５：個人的に応援したい

私の個人的な考え方が、代表者の会社理念と通じるものがあります。
なので、単純に株で稼ぐ、というだけでなく、理念に賛同できるので応援したいという気持ちがあります。
クラウドファンディングと同じですね。

私も、教育という分野が好きであり、教育の重要性を理解しているつもりです。
また、サラリーマンを辞めて教育分野で自分でできることはないかと模索しているところでもあります。（現在の職業は全く教育とは無縁ですが…）
やはり、教育・学習・勉強・知識というキーワードは今後も必要不可欠なものであり、ニーズがあると思います。

買い時はいつ？

チャートを見てみます。
4月に最安値の1,280円をつけた後、1,500～2,200円を推移しています。
現在レンジ相場で様子見という感じですが、今後の成長余地を考えると2倍、3倍と狙っていける銘柄だと思います。
今は投資フェーズと思われるため、すぐに急騰するとは考えにくいですが、他の投資家の注目が集まっていない今仕込んでいくのもアリかと思います。

まとめ

＜注意点＞
・この銘柄の買い推奨をしているわけではありません。
・会社が現在公開している情報から私が思ったことを書いているだけです。
・投資は自己責任でお願いします。