前提:メキシコペソ円のmyトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルール・トレードスタンスを↓のように決めています。
こうすることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心でのんびりトレードすることができます。
- スイングトレード(チャンスがあるときはデイトレも)
- 買(ASK)のみ(売買差益+スワップ金利の両方を狙う)
- レバレッジは3倍まで
- 損切しない
- 分析はテクニカル重視(ファンダメンタルズはあまり考慮しない)
<理由>
- 時間節約のため
…デイトレードやスキャルピングは、チャートを見続けて分析してトレードするという手法です。そのため、FXトレードにかける時間が増えてしまいます。
私はFXに自分の時間を奪われる生活をしたくないし、それに多くの時間をかける余裕がありませんので、スイングトレード(長期トレード)を選択しています。 - 損切をしないため
「買い(ロング)」だけでトレードするのは、間違って高値掴みしてしまってもメキシコペソ円ならではの高いスワップポイントを受け取ることで売買損益をカバーできるからです。 - 強制ロスカットを避けるため
ただし、ココは勝負所と考えたときは多少のリスクを取る必要があるためハイレバレッジにすることもあります。 - スワップ投資も兼ねているため
メキシコペソ円は高スワップな通貨ペアです。
これだとヘンなところでポジションを持ってしまって含み損になったとしても、ポジションを保有している限りスワップポイントで稼ぐことができます。
こういうスタンスでいれば損切りする必要はありません。
ただ、ロスカットにならないようにレバレッジを抑えたり、高値圏ではポジション保有比率を減らすことが必要になります。 - ファンダは不確定要素が強いため
ファンダメンタルズ分析を考慮しない、ということはありませんが、ファンダは情報収集にキリがありませんので、大きな流れを予想するときの参考程度にしています。
現時点での環境認識(日足チャート)
今後の値動きを予想するには、現時点までの値動きを分析するしかありません。
まずは広い範囲の値動きをみるために、約3年分の値動きをチェックしてみましょう。
↑のチャートが2018年12月~2022年5月までのメキシコペソ円のチャートです。
このチャートをみてパッと思うところを列挙していきます。
- 2020年までは下降トレンド
- 2021年からは上昇トレンド
- チャート上に抑えられそうな壁がない→上昇継続か?
値動きと移動平均線からサクッと思いついたことはこの程度です。
それでは、ここから少しづつ深堀していきましょう。
ラインを引いてみる
次に、いくつかラインを引いてみて、もう少し細かい分析をしてみます。
最初は、相場に効きそうなところに水平線(黄色)を引いてみます。
過去の値動きをみると、上昇が抑えられてそうな壁となるところに引いてみたのですが、直近の急上昇相場ではガン無視して上昇しています💦
まぁ今後の相場で効くかもしれませんが、今すぐ使えそうなラインではなさそうですね。
次に、トレンドライン(青)を2本引いてみます。
このラインはテキトーに引いたわけじゃなくて、相場の山(上昇地点)と谷(下降地点)の重要地点をなるべく通るように引いたものです。
もちろん、人によって個人差はあるので、このラインが正しいとか、今回の相場に効くなんていうことはいえません。
ただ、相場は大半がレンジ(一定の範囲)内での値動きを繰り返す特徴があります。
そのため、今はこの範囲を超えて上昇していますが、今後はこの範囲内に戻ってくることが予想されます。
よって、私は6円~6.3円ぐらいの範囲に戻ってくるのではないかと推測します。
現時点での環境認識(4時間足チャート)
日足チャートでザックリと分析した後は、4時間足チャートで直近の値動きを見ていきます。
まずは分析ツールなどを極力使わずに、値動き(ローソク足)を注視します。
パッと思いつくのは「上昇トレンド」だということ。
上昇トレンドのときにすることは「押し目買い」ですよね。
あとはどこで買うかを決めるだけです。
ほら、カンタンにシナリオが立てられました♪
では、次に分析ツールを使ってエントリーポイントの候補を探していきましょう。
<補足>
・ちょっと前までの値動きは200MA(移動平均線)に絡まるような値動きをしていた。(ここまではレンジ相場)
・200MAを抜けて急上昇し、下降することなく上昇を続けている。(ここで上昇トレンド確定)
フィボナッチリトレースメント(FR)を使う
チャート上にめだつ山(急上昇)があるのならば、条件反射でFRを使います。
FRは38.2%のラインが一番効きやすいポイントといわれています。
ただ、現在値は6.64円あたり。
38.2ラインは6.16円。
0.5円もの差がありますので、今すぐこのラインまで下がってくる可能性は低そうです。
逆に、イッキにここまで下がってしまうと、もっと落ちそうな感じもあって買いにくいかもしれませんね。
一番いいのは、ゆるゆると下降・上昇を繰り返して「いかにも押し目買いのための調整期間」ととれるような動きで6.16円まで下がってきてくれると、めっちゃエントリーしやすいです♪
FRって何?っていう方は↓をご参考ください。
フィボナッチエクスパンション(FE)を使う
次に、上昇がどこまで行くのかを調べるためにFEを使ってみます。
あら~、既に上昇の通過点である161.8%を超えてしまっていますね。
通常であれば161.8のラインで一旦値動きが止められることが多いため、この値動きからいえることは「上昇の勢いが強い!」ということです。
とはいえ、このラインの付近で値動きがもみあっている(上昇の調整が入っている)ことから、全く効いていないわけではなさそうです。
ということは、今後値動きが下降してきたときのサポートラインとして機能するかもしれませんね。
トレンドラインを使う
最後はトレンドラインです。
トレンドラインは日足チャートでも引いていましたが、直近の相場では効果がなさそうだったので放置します。
このチャートからとりあえず3本のラインを引いてみました。
まず、一番下のラインは現状では使えなさそうです。
(今後、使えるかもしれませんが、当分先になるかも…)
次に、真ん中のライン。
これはそこそこ使えるかもしれません。
が、最近の値動きにタッチしていないため、これも現時点では使えないですね。
最後に、一番上のライン。
これは今の相場にハマりそうですね。
このラインがサポート(下支え)となって上昇しているので、今後調整のためこのライン上まで下がってきてくれると、絶好の押し目買いポイントとなりそうです。
価格の目安としては、6.4~6.55円といったところでしょうか。
そのときに移動平均線もあれば、より安心してエントリーできそうですね。
エントリーポイント(買)まとめ
それでは、4時間足で分析した結果から買いができるエントリーポイントをまとめます。
買えそうなポイントは4点
価格 | 根拠 | オススメ度 |
---|---|---|
6.4~6.55円 | トレンドライン | ★★ |
6.3円 | FE161.8% | ★ |
6.16円 | FR38.2% | ★★★ |
5.90円 | 日足で引いた水平線 | ★ |
この中で一番オススメできるポイントは、もちろんFR38.2%である6.16円です。
まとめ:2022年6月の相場予想
- 上昇トレンド継続
- 6.0~6.3円のレンジに入ってくれると予想がラク
- エントリーするなら押し目買いが有効
- 最高の買いエントリーポイントは6.16円
FXを始めるならセントラル短資FXがオススメ!
メキシコペソ円だけでなく新興国通貨のスワップ金利が業界トップクラスであり、売買手数料にあたるスプレッドも最安値ですので、私のメインFX口座です♪
アプリも使いやすくバージョンアップされていますので、試してみてください。(口座開設・維持手数料など無料)
<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。