私が今チェックしている日本株の優良銘柄を紹介します。
それは、ロードスターキャピタル(証券コード:3482)です。
現在価格が割安、約10万円から買える、高配当、高成長が期待できる銘柄ですので、気になる方は下記及び会社のIR情報などをみてみてください。
(常識ですが、投資は自己責任でお願いします。)
事業内容は?
この会社は、都内オフィスを取得して付加価値を高めた後に売却して利益を得るというビジネスモデルです。
これだと他社でも同じようなビジネスをしていますが、他社と違うところは、個人からの資金調達(クラウドファンディング)を取り入れているところが興味深いです。
1. コーポレートファンディング
自己資本での不動産投資事業であり、現在の売上高の98%を占める。(投資86%、賃貸12%)
…ビル・マンションなどを購入。→リノベーション。→売却。
2. クラウドファンディング
不動産投資に特化したクラウドファンディング事業であり、この会社の特徴の一つだが、現在の売上高の2%程度。
…インターネット経由で一般投資家より集めた資金で不動産投資。→利益の一部を投資家に還元。
3. その他
アセットマネジメント事業、仲介・PM・コンサルティング事業は現在あまり力を入れていない。
将来性はあるの?(キャピタルゲインは狙えるか?)
売上・利益の視点
現在の売上高・利益は下記のとおりです。
売上高・利益ともにキレイな右肩上がりになっています。
特に利益率が高いところが注目ポイントであり、経営者の経営が上手い、スタッフの不動産の目利きが鋭い、と思われます。
売上高・利益が積みあがっていく、ということは自然と株価も上昇していくことが予想されます。
また、現在を取り巻く環境(コロナ禍)であっても結果を残していることから、今後の環境が変わっていったとしても優秀な経営陣で対応できるのではないかという期待が持てます。
実績報告書
次に、会社の決算説明資料にある実績報告です。
クラウドファンディング事業の売上高は全体の2%ですが、案件を募集すれば数分で締め切りになってしまうほど投資家からの注目はかなり高いようです。
だったら、クラファン案件を増やせばいいのではないか?と思うかもしれませんが、より安全で利益率が高い案件を厳選しているようなので、方向性は現状維持でよいのかなと思います。
↑のとおり、投資家会員数は順調に伸びていて関心の高さを思わせます。
この会社の銘柄に投資せずに、クラウドファンディングに参加する、という手もありますね。
ただ、前述したとおり、大人気の案件であるためなかなか参加するのは困難です。
ちなみに、この銘柄を1,000株もって一年保有すれば、株主優待として「株主優先投資枠」がもらえるそうですので、それを狙うのもアリかと。
今後の戦略
決算説明書によると、コーポレートファンディング事業は「物件積上げによる収益基盤強化」、クラウドファンディング事業は「多様な商品の提供と規模の拡大」を成長戦略に掲げています。
つまり、得意分野である自前の不動産資産を増やしていって売買や賃料で稼ぐとともに、注目されているクラウドファンディングもいろいろと新しく挑戦してみます、ということです。
現状の戦略が上手くいっていることから、その規模を拡大していくことによって更に売上・利益が積みあがっていくと思いますので、インパクトは小さいかもしれませんが堅実な運営かと思います。
気になる配当は?(配当利回り・EPS)
現在のEPS、BPS、配当は以下のとおりです。
EPS,BPSともにキレイな右肩上がりですね。
十分に稼ぐチカラのある会社と言えます。
ちなみに、2021.12予想でのEPSは194円ですので、現在の株価(987円)から計算したPERは5.1倍とかなり割安となっています。
配当もキレイな右肩上がりです。
現在の配当利回りは2.9%、配当性向は14.9%です。
配当性向からみてもムリして配当を出しているわけではなく、まだまだ上げ幅を残しています。
現在株価が低いうちに仕込んでおきたいところですね。
買い時はいつ?
2021.3.7現在の株価、時価総額、PERは以下のとおりです。
株価987円、PER5.1倍とかなりの割安水準です。
時価総額は162億円とまだまだ上昇の余地がありますし、業績もいいし、PBRも2.1倍なので、今すぐに買ってもそこまで下落することはないような気がします。
上場から現在までの株価の推移です。
最高値は1,540円、最安値は411円、平均株価は約1,000円です。
現在は上昇トレンドに乗っていますが、何度か止められている壁である1,200円が待ち構えています。
ココを上抜けていけば短期的には1,500円ぐらいまでは上昇するのではないかと思います。
私は長期ホールド予定なので、できればもう少し安値で仕込んで10年程度持っておきたいですね。
不安材料としては、現在の信用倍率が12倍程度あることでしょうか。
信用倍率とは「信用買い残÷信用売り残」で計算され、値が1より大きければ信用買いをしている人が多いことを示します。
よって、今は信用買いで買いを入れている人が多いことになりますので、株価が上昇したときにその人たちが利確することにより上昇が重くなったり、このまま株価の上昇がなければ決済される(売られる)ことになるため、株価が下がる可能性もあります。
まとめ(結論)
<注意点>
・この銘柄を実際に購入して損失を被ったとしても当方は一切責任を負いません。
・投資は自己責任でお願いします。
・会社が現在公開している情報から私が思ったことを書いているだけです。
・参考にしていただけますが、投資に妄信は禁物です。
<他にもあるよ♪高配当銘柄>