2021.9月の取引結果
9月は横ばい・レンジの動きでした。
9/20頃に急下降がありましたので、そこで買おうかどうかを迷ってたら元に戻ってしまいました。
9月の唯一にして最高の買い場であったため、惜しいことをしました↷
そのため、今月は8月に買ってたものを利確したぐらいで新規買いはナシでした。
…と思ってたら、IFDしてたものが9/30の朝にエントリー&利確してくれてましたので30pips程度利益を出すことができました♪
全体的には、資金を効率的に使えずにちょっと機会損失した感じで残念でしたが、考え方がブレると勝てる相場で勝てなくなるので、今回はこれで良しとしましょう。
それでは、今までの値動きをみながら10月のシナリオを立てていきます。
メキシコペソ円のmyトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルールを↓のように決めています。
- 長期保有目線…チャンスがあればデイトレもやる
- 売買差益+スワップ金利の両方を狙う
- 買いだけでトレード(高確率で下がることがわかっているときは売りも検討)
- レバレッジは3倍まで
- 損切はしない
- 分析方法はテクニカルのみ(ファンダメンタルズは考慮しない)
↑のルールを守ることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心の放置トレードが可能です。
「買い」だけでトレードしたりレバレッジを3倍程度に抑える目的は、間違って高値掴みしてしまっても、スワップを受け取ることで売買損益をカバーできるからです。
ただし、損切りしないというスタンスなので、レバレッジを掛けすぎないようにしたり、高値圏ではポジション保有比率を減らす、という工夫が必要になります。
また、スワップ狙いだけだと利益を出しにくいですが、為替差益を狙えるところ(分析上一時的な下げで戻りが期待できそうな場面)ではややレバレッジをかけて差益を取っていくスタンスにしているので、年利50%以上を狙うことも十分可能です。
2021年10月~相場予想(日足チャート)
日足チャートでは、まだまだ上昇トレンドですね。
8月までの上昇の勢いが継続していれば、今頃は5.7円を超えていたと思います。
が、9月になって高値更新ができず、相場が少し調整局面に入ったような動きを見せています。
9月はレンジ相場のようなヨコヨコの動きが多かったですが、10月はそれに決着がつき上or下への動きがあるのか、それともレンジ相場が続くのかは予想しずらいです。
私のトレードでは基本的にポジションを損切りしないスタンスです。
そのため、前回のコロナショックのような大ダメージを受けないように、想定以上に下降したとしても耐えられるようなポジションでトレードしようと思います。
それでは、可能性の高い順に想定するシナリオを考えてみます。
想定シナリオ1:上昇トレンドが継続する(★★★)
日足チャートから一番可能性が高い値動きは「上昇トレンド継続」でしょう。
理由は2つあります。
・移動平均線(200MA)が上向きのまま
・最安値が切り上がっている
楽観シナリオとして、このまま上昇トレンドが継続すると予想するのが一番シンプルで素直な考え方だと思います。
基本的にはFXは人気投票、多数決のようなものです。
つまり、大多数のトレーダーの考える方向に相場は傾いていきます。
(みんなが「買い」と思えば上昇するし、「売り」と思えば下降します。)
よって、予想するのもシンプルに考えるのが一番確率が高いことになります。
では、「買い」のトレードを考えるとして、一番無難なトレード方法は「押し目買い」です。
これは、トレードの基本中の基本中の基本です。
押し目買いといえばフィボナッチリトレースメント(FR)ですね。
ただ日足チャートで最安値からのFR38.2%というと、5.09円とかなり下降するまで待たなければいけません。
そこまで落ちたら逆張りでほぼ確実に30~50pipsは取れそうですが、10月にそこまで一気に落ちる可能性は低いと思います。
また、値動きが200MAにぶつかったら買えるかもしれません。
現在の200MAの位置が5.38円ぐらいなので、現在価格が5.4円ぐらいまで下がったときにちょうど200MAがあったら買ってみてもいいかもしれませんね。
でも、その際は他に「買いの根拠」を探してみて、勝てる可能性の高いポイントでエントリーするようにしましょう。
まぁいずれにしても、10月にトレードするのであれば4時間足レベルでエントリーポイントを探すことにします。
想定シナリオ2:横ばい・レンジになる(★★)
9月が横ばい&若干下降トレンド気味だったことを考えると、レンジ相場になる可能性もあります。
直近の高値・安値あたりに水平線をそれぞれ引いてみました。
10月がレンジ相場になるとすると、この範囲でもうしばらく上下することが予想できます。
現在はレンジ中間あたりにいますので、下のライン(5.37円)になったら買い、上のライン(5.6円)ぐらいになったら売りを仕掛けてみるといいかなぁと思います。
ただ、200MA、トレンドライン的には上昇トレンドですので、安易な売りはリスクがあります。
かといって、買いならゼッタイ安全というわけではありませんので、注意深くエントリーする必要はあります。
想定シナリオ3:トレンド転換する(★)
直近の値動きは高値を越えられずにダラダラ下がっているようにも見えます。
ということは、可能性は低いですがこのまま下降していく可能性もありますね。
なので一応、トレンド転換するカモ、という考え方でシナリオを考えてみます。
といっても、大したシナリオではありません。
単純に、200MAをダーッと下回って、かつ直近の最安値も更新してきたら「おっ、売りのチカラが強いな、じゃあ買いは控えないと…」という感じです。
今は最高値は切り下がっていますが、最安値は切り上がっている、という流れですので、上下の間隔が狭くなってきているのがわかります。
いずれこれがパーンと弾けて、上か下かどちらかに動き出すことになります。
今はそのときが来るまでにチカラを貯めているような状態です。
2021年10月1日~相場予想(4時間足チャート)
値動き・200MAをみてみる
まずは、200MAだけを表示させた状態で、ローソク足の集合体である値動きを見てみます。
ココ重要ですよ。
いろいろとツールを使いたい気持ちはよくわかりますが、ツールは値動きから作られたオマケにすぎません。
まず値動きをジッと観察して、それからツールを使って分析していきましょう。
画面左から中央(3月~7月)までは上昇トレンドでしたが、最高値を付けたあとはダラダラと下がってしまっています。
直近の最高値を切り下げていっていますので下降トレンドかなぁと考えることができます。
が、9月に入って安値が切り上がっていますので、「下降トレンドに入った」とはいえない状態です。
ただ、画面中央にある特徴的な谷(V字)に注目してみると、ガツンと下げた後に急上昇して最高値更新をしています。
これからわかることは「上昇の勢いが強い」と判断することができます。
よって、その後のズルズル下げは再上昇する前兆なのではないか?という見方もできます。
(単純に上昇の勢いが弱まっているかもしれませんが…)
また、200MAをみると上昇⇒横ばい⇒やや下降という流れです。
値動きの真ん中に200MAが通っていることを考えると、今はレンジ相場のようにも見えます。
押し目買いのポイントなのか、下降トレンドに転換するのかはまだ判断しにくい状態です。
エリオット波動をみてみる
次は、エリオット波動を使ってみます。
最高値から0~5と番号をつけていくと、エリオット波動的な動きにになっていることがわかります。
これはよくある上昇した後の調整局面で出てくる形です。
ということは、5波が終わったかどうかは判断できませんが、3波より5波の方が安値が切り上がっていることから、上昇の勢いが強くなってきているのかなぁと思われます。
現在値(5.42円)あたりで下降の勢いが削がれてきたなぁ、これ以上下降しそうにない動きになってきたら買いエントリーができそうです。
FE(フィボナッチエクスパンション)をみてみる
まず、下降のFEを引いてみます。
先ほど使ったエリオット波動の0,1,2を一つの波と捉えて、どこまで下がるのか、どこで下げ止まるのか見てみます。
しかし、161.8%にあたるところは現在値よりかなり遠く、直近の最安値より下にあるため、今回の相場にはあてはまらないような気がします。
では、5波終了して上昇に転じると考えてみることにします。
5波の山(∧字)にFEを使うと、161.8%が5.59円と直近の高値付近になることがわかります。
確率的にはこちらの方がしっくりきます。
さらに、上昇の勢いが強い場合、5.69円も視野に入れておけば利確に迷うことなくサクッと稼げます。
上昇すると予想するなら、5.59円、5.69円はキーワードになりそうですね。
FR(フィボナッチリトレースメント)をみてみる
次は、おまちかねの「押し目買い」ツールであるFRを使います。
上場の起点となった画面左端(3月)にある最安値から最高値までFRを引いてみました。
注目すべきはFR38.2%である5.39円のラインです。
このラインあたりで、直近の下落が止まって反発・上昇していることがわかります。
ということは、このFRは今回の相場に効いてそうな気がします。
なので、38.2%のラインに次も値動きが当たってきたら再反発が期待できるかもしれません。
ただ、2回目タッチとなりますので、1度目ほど明確に反応しないかもしれませんが。
まぁ、それでもトレーダーの多くがチェックしているラインではあると思いますので、押し目買いの候補ポイントとして意識しておくとします。
また、おもしろいのが、FR61.8%とFE161.8%がおなじ5.254円となっていることがわかります。
ココまで下がってくれば自信をもって逆張りエントリーできます…いや、します。
とりあえず今から指値は入れておきましょう。
ちなみに、利確は20~30pipsを目安にしておいた方が無難です。
逆張りというのはあまり利益が伸ばせないことが多いですから。
トレンドラインをみてみる
画像の左下から上昇のトレンドラインが引けそうなので、ヒゲ・陽線&陰線の実体を通すようにライン1を引いてみます。
しかし、ライン1は途中で値動きが下回ってしまい、今の相場には効いていないように感じます。
よって、却下。
次に、V字で最高値となったところからライン2を引いてみます。
これは現在値でもしっかりと相場に効いているので、もうしばらくは使えるラインになりそうです。
今ちょうどライン2のあたりに値動きがついているので、このラインで下げがとまったら買っていこうと思います。
また、参考程度に最高値からの下降ライン3も引いてみました。
これは通常、売りエントリーするときに使うものですが、これが相場に効いていると「買い」エントリーがしにくいので知っておくのも大事です。
高値が切り下がっているので、買いをするのには鬱陶しいラインになりそうですが、逆にこのラインを越えて上昇すれば買いやすいという見方もできます。
4時間足チャートの分析まとめ
使えそうなラインだけ残して全表示してみました。
これらを参考にした私の戦略は…
1.値動きは上昇トレンドから落ち着いた感じになっているが、再上昇が期待できる。
2.明確な上昇トレンドが出るまではポジション少なめに「ちょこっと買い」でチクチク稼ぐ。
3.FR38.2%のラインで止まったら高確率で勝てるので強気に攻める!
4.ただ、急下降中は手を出さない…どこまで下がるのかは誰にもわからない。
こんな感じです。
ツール | サイン | トレンド |
---|---|---|
値動き・200MA | レンジ | パッと見、横ばい。 高値・安値が狭まっているので様子見推奨。 |
エリオット波動 | 買 | 下降の5波来たっぽい。 今は調整中か?買いを仕込めるチャンスかもしれない。 |
FE | 買 | 下降161.8までは下がらないような気がする。 ということは、買えるか? |
FR | 買 | 再度38.2%(5.39円)まで下がれば押し目買いできそう。 ただ2回目なので効きにくいか? 時間軸とエリオット5波のタイミングでは買えそうな感じ。 |
トレンドライン | 買 | 上昇の勢いは弱まった気がするが、まだ上昇トレンドとも見える。 |
まとめ:2021年10月~シナリオ(値動き予想)
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<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。