新年あけましておめでとうございます。
昨年は11月に大きな下落はありましたが、全体的には上昇トレンド継続という流れでした。
2020年のコロナショックによる超下落から徐々に回復してきており、現在値は2020年以前の価格までほぼ戻ってきています。
このような流れの中、今後メキシコペソ円はどのような値動きをしていくのか、我々トレーダーはどのような戦略・プランを考えて戦わなければいけないのか。
2022年における私のトレード計画を公開いたしますので、トレーダーの皆様の参考になれば嬉しいです。
前提:メキシコペソ円のmyトレードルール
現時点でのメキシコペソ円の基本的なトレードルール・トレードスタンスを↓のように決めています。
こうすることで、エントリーするポイントが間違っていたとしてもロスカットされることなく安全・安心の放置トレードが可能です。
- 長期保有目線…チャンスがあればデイトレもやる
- 売買差益+スワップ金利の両方を狙うので買いだけでトレード
- レバレッジは基本3倍まで
- 損切はしない
- 分析はテクニカル重視(ファンダメンタルズはあまり考慮しない)
<理由>
- デイトレードやスキャルピングは、チャートを見続けて分析してトレードするという手法です。
よって、FXトレードにかける時間が増えてしまいます。
私はFXに自分の時間を奪われる生活をしたくないし、そんな余裕時間はありませんので、スイングトレード(長期トレード)を選択しています。 - 「買い」だけでトレードするのは、間違って高値掴みしてしまってもメキシコペソ円ならではの高いスワップポイントを受け取ることで売買損益をカバーできるからです。
要するに、リスクを下げるためです。
高確率で下げることがわかっているときは売りトレードもするかもしれません…が基本的にはオマケ程度です。 - レバレッジを3倍までに抑えるのはロスカットを避けるためです。
ただし、ココは勝負所と考えたときは多少のリスクを取る必要があるためハイレバレッジにすることもあります。 - メキシコペソ円は高スワップな通貨ペアです。
これだとヘンなところでポジションを持ってしまって含み損になったとしても、ポジションを保有している限りスワップポイントで稼ぐことができます。
こういうスタンスでいれば損切りする必要はありません。
ただ、ロスカットにならないようにレバレッジを抑えたり、高値圏ではポジション保有比率を減らすことが必要になります。 - 基本的にはテクニカル分析を重視してトレードします。
ファンダメンタルズ分析を考慮しない、ということはありませんが、ファンダは情報収集にキリがありませんので、大きな流れを予想するときの参考程度にみます。
2022年の相場予想(2006~)
今回は、今後1年間の値動きを予想するため、今までのメキシコペソ円の動きを再確認するところから始めます。
2006年~現時点でのチャートをみてみましょう。
※MT4のチャートに過去分がなかったので、セントラル短資FXのチャート(Progressive Chart)を使っています。
まず、ローソク足の動きに注目してみます。
誰でもパッと見わかることは「下降トレンド」だということです。
下降トレンドが転換しているサインは今のところありません。
よって、今も下降トレンドは継続中ということです。
下降トレンドから上昇トレンドに転換した、と考えてもいい兆候といえば…
・直近高値を更新する
・最安値が切り上がっていく
よって、現在値でいうと高値を6.5円を超えるか、今後の大暴落で安値を5円以下にならないことが条件になります。(一つの考え方です…正解とは言ってない)
次に、トレンドラインを引いてみましたが、下降トレンドを裏付けることになってしまいました。
高値を繋いだラインも、安値を繋いだラインも斜め下↘になっています。
ということは、価格が下がっていることを意味します。
しかも、高値ラインは現在値あたりにぶつかっていますので、今後このラインで上昇が止められてしまうとコロナショックからの上昇トレンドが終わってしまう可能性もありますので注意が必要です。
過去の暴落率を知る
で、このチャートを見てて思うことがあるかと思います。
下降するときは一気に下がってるなぁ、と。
気になったので、大暴落したときの数値をチェックしてみました。
No. | 期間 | 価格 | 下落率(価格) |
---|---|---|---|
1 | 2008.8.31~2009.2.1 (5ヵ月) | 11.04→6.088 | 45%(-4.952) |
2 | 2014.11.1~2016.11.1 (2年) | 8.717→4.966 | 43%(-3.751) |
3 | 2020.2.29~2020.4.1 (1ヵ月) | 6.0→4.222 | 30%(-1.778) |
15年前は10円以上あったメキシコペソ円ですが、2008年に大暴落して4.9円も下落しました。
これが最初の暴落です。(No.1)
そこから10円に戻ろうと回復していきますが、8.7円までしか戻せずに、再度下降していってしまいました。
次の下降は2年間で3.7円の下落だっため、最初の暴落ほどのインパクトはありませんが、長期間ジワジワとダメージを受けるものでした。(No.2)
3回目の暴落はもちろん2020年3月のコロナショックです。
歴史的には1.778円の暴落とインパクトは弱いように思いますが、たった1ヵ月で30%も下落したのは強烈だったかと思います。
リアルにトレードしていた人にとってはそのすごさがわかるかと思います。
ということで「過去はこんな暴落があったんだー」ということを知っておくことはリスクを知るという意味でも大事なことだと思います。
もしかしたら2022年にまた大暴落がきてしまう可能性もゼロではないのですから…。
2022年の相場予想(2018~)
次に、2018年から現在までの値動きをおさらいします。
ここからはツールを使って分析していきます。
トレンドラインを使ってみる
コロナショックの暴落が画面中央の下降の部分です。
そこから順調に上昇トレンドを形成して価格が5.65円あたりまで戻ってきました。
ほぼコロナ前の平均値と同じぐらいです。
そこで問題です。
さて、ここから値動きはどのような動きを見せるのでしょうか?
正解は…わからない、です。
答えを期待していた方、スミマセン。
でも、正解を知っている人なんてこの世に一人もいません。
未来から来た人か、未来を予知できる超能力がないと正解なんてわからないのです。
しかし、過去のチャートをみて分析することで正解に近づけることはできると思います。
また、予想が当たらなかったとしても勝負で負けなければいいのです。
私たちトレーダーは未来のチャートを知ることではなく、相場で勝つ・利益を得ることが目的なのですから。
ということで、わからないなりに今後の相場を予想してみましょう。
トレンドラインの次は、水平線です。
水平線を使ってみる
いっぱいゴチャゴチャと引くとわかりにくいので、シンプルに一番重要そうなところに水平線を1本引いてみました。
キリよくしたかったわけではありませんが、↑のチャートを見る限り5.3円のラインに引くのが一番効果的かなぁと思います。
理由は、ココのラインで抵抗線と支持線の役割を果たしているからです。
よって、今後5.3円まで下がってくることがあれば注目すべきポイントかなぁと思います。
要するに、「買い」ができそうってことです。
フィボナッチリトレースメント(FR)を引いてみる
次は、押し目買い(戻り売り)の最強ツールであるFRです。
最安値・最高値を結んでみると、38.2%が5.116円となります。
このラインは2021年11月にプチ暴落があったときにシッカリと効いていました。
ということは、今後再度5.116円付近まで下がってきたときに反応する可能性が高いです。
なので、5.116円も気にしておくべき数値の一つになりそうですね。
また、FRの2つ目に重要な数値である61.8%…4.783円も気になる数値です。
「いやいや、こんなに低いところまで下がらないでしょ♪」
って思ってる人…相場を侮らない方がいいですよ。
去年が上昇トレンドだからって今年もそれが継続する保障なんてありません。
まして、4.7円以下に下がらないなんていうことは誰にも断言できないのですから。
私のように損切りしない長期保有トレーダーにとって「想定外だった」は禁句です。
どのようなシチュエーションになっても切り抜けていく「プランB」を用意しておく必要があります。
1回あたりのトレード利益は少なくなってしまいますが、相場に負けないこと・退場させられないことが必須ですので、欲に負けないようにしましょう。
まとめ:2022年(1年間)の相場予想
FXを始めるならセントラル短資FXがオススメ!
メキシコペソ円だけでなく新興国通貨のスワップ金利が業界トップクラスであり、売買手数料にあたるスプレッドも最安値ですので、私のメインFX口座です♪
アプリも使いやすくバージョンアップされていますので、試してみてください。(口座開設・維持手数料など無料)
<注意点>
・これは単に個人が相場の値動きを予想したものにすぎませんので、この内容通りにトレードしても勝つかどうかはわかりません。
・トレードは自己責任でお願いします。
<合わせて読んでみて>